この記事では、1匁の単位の読み方や何グラムか(タオルなど)?通貨としての単位は?について説明します。
結論として、
・1匁は「いちもんめ」と読む
・1匁は3.75グラム(g)
・匁はお金(銀)の単位としても使われた
です。
1匁は何g(グラム)か?変換方法
まず上のように、
・1匁は3.75グラム(g)
です!
匁は江戸時代から使われる尺貫法という重さの単位の一つです。
長さの単位「尺」、重さの単位「貫」、体積の単位「升」などが使用されます。
尺貫法の単位で変換すると、
・ 1匁 = 3.75g
・一貫(いっかん)の1000分の1
・一両(いちりょう)の100分の1
にあたります。
1匁はタオルの重さ?何グラムか?(匁の単位換算・変換)
現在、単位名称としての「匁(もんめ)」は真珠の重量計算のみで使用され、それ以外の使用はできません。
一方古くから、匁という単位は手ぬぐいやタオルの重さ(厚さ)を表す際に使用されます。
ですが、上記の理由からタオル業界では一般的に「ダース単位(1ダース=12枚)」で計算をします。
例えば「1ダース(12枚)合計で200匁」といった数え方ですね。
この200匁のタオル1枚当たりの重さは何グラムに当たるか、計算してみましょう。
・200(匁) × 3.75(g) =750(g)
・750(g) ÷ 12(1ダース) = 62.5(g)
よって1枚あたりの重さは約62.5gと分かります。
この200匁タオルは、一般的な家庭用タオルです。
これをグラムに換算し、まとめるとこうなります。
・200匁のタオル (家庭用のタオル) = 約62.5g
・260匁のタオル (高級なタオル) = 約81.3g
銀一匁はいくらか?
重さを表す他に、匁(もんめ)は江戸時代に銀貨・銭貨の単位としても使用されました。
金1両は現代の価値に直すと約75,000円です。
この金1両は銀では60匁に相当します。
そこで銀1匁で考えると、現代の価値で大体1,250円程度にあたると考えられます。
まとめ 1匁の単位の読み方や何グラムか(タオルなど)?通貨としての単位は?
ここまで、1匁の単位の読み方や何グラムか(タオルなど)?通貨としての単位は?について解説してきました。
匁やグラム(g)などの単位変換に慣れて、日常生活での理解をより深めましょう!