科学的な解析(化学)を行う際には基本的に反応物質の沸点・融点・比重・密度(g/mlやg/cm3)・引火点などの理解が必要となることが多いです。
そのためさまざまな物質の沸点・融点・比重・密度(g/mlやg/cm3)・引火点を覚えておくといいです。
ここでは代表的な化学物質の「2-プロパノール(C3H8O)」に着目して、その沸点・融点・比重・密度(g/ml)・引火点(危険物関連情報)やSDSなどをまとめていきますので、ぜひ参考にしてください。
2-プロパノールの沸点や融点(文献値)は?【C3H8O】
それでは以下で2-プロパノール(C3H8O)の沸点や融点は?について確認していきます。
結論として、2-プロパノールの
・沸点(常温常圧下):約82.3度
・融点(常温常圧下):約-89.5度
ですね。
2-プロパノールの場合では、水酸基(-OH)を持つアルコール類であり、分子間で水素結合が形成されるため、同じ炭素数のアルカン類と比較して沸点が高くなっています。
2-プロパノールの比重や密度(g/mlやg/cm3など)は?
さらに、2-プロパノールの比重や密度(単位g/mlやg/cm3)についてもチェックしていきましょう。
結論として、2-プロパノールの
・密度(常温常圧下):約0.785 g/ml(g/cm3と同じ)
・比重(常温常圧下):約0.785
ですね。
2-プロパノールの密度は水より軽い0.785 g/mlとなります。単位g/cm3でも値は同じですね。
なお、液体の場合の比重は水の密度との比較(1.0g/cm3)となるので、数値は変わらないですが(1で割っているため)単位が無くなります!
2-プロパノールだけでなく密度と比重の違いは重要なので覚えておきましょう(^^)/
2-プロパノールの引火点は?【危険物など】は?
さらに、2-プロパノールの引火点についてもチェックしていきましょう。危険物取扱者の試験などを受ける人はこのあたりの情報も重要となってきます。
結論として、2-プロパノールの
ですね。
比較的低い温度で引火するため、取り扱いには十分な注意と管理が必要不可欠です。
2-プロパノールのSDSは?【厚生労働省の情報:文献値】
さらに、2-プロパノールのSDS情報へのリンクも整理いたしましたので、必要な場合はご活用くださいませ!
以下が厚生労働省さまの情報でございます。
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen/gmsds/67-63-0.html
まとめ 2-プロパノールの比重・密度(g/mlやg/cm3)・SDS・引火点・融点は?【C3H8O・危険物・SDS】
ここでは、2-プロパノールの沸点・比重・密度(g/mlやg/cm3)・引火点・融点は?【C3H8O・危険物・SDS】について確認しました。
各物性を理解し、業務等々に活かしていきましょう。