科学的な解析(化学)を行う際には基本的に反応物質の沸点・融点・比重・密度(g/mlやg/cm3)・引火点などの理解が必要となることが多いです。
そのためさまざまな物質の沸点・融点・比重・密度(g/mlやg/cm3)・引火点を覚えておくといいです。
ここでは代表的な化学物質の「酢酸エチル(CH3COOC2H5)」に着目して、その沸点・融点・比重・密度(g/ml)・引火点(危険物関連情報)やSDSなどをまとめていきますので、ぜひ参考にしてください。
酢酸エチルの沸点や融点(文献値)は?【CH3COOC2H5】
それでは以下で酢酸エチル(CH3COOC2H5)の沸点や融点は?について確認していきます。
結論として、酢酸エチルの
・融点(常温常圧下):約-84度(-83.6度付近)
ですね。
酢酸エチルの場合では、酢酸とエタノールのエステルであるため、水素結合ができず沸点が比較的低くなっています。
酢酸エチルの比重や密度(g/mlやg/cm3など)は?
さらに、酢酸エチルの比重や密度(単位g/mlやg/cm3)についてもチェックしていきましょう。
結論として、酢酸エチルの
・比重(常温常圧下):約0.90
ですね。
酢酸エチルの密度は水より軽い0.90 g/mlとなります。単位g/cm3でも値は同じですね。
なお、液体の場合の比重は水の密度との比較(1.0g/cm3)となるので、数値は変わらないですが(1で割っているため)単位が無くなります!
酢酸エチルだけでなく密度と比重の違いは重要なので覚えておきましょう(^^)/
酢酸エチルの引火点は?【危険物など】は?
さらに、酢酸エチルの引火点についてもチェックしていきましょう。危険物取扱者の試験などを受ける人はこのあたりの情報も重要となってきます。
結論として、酢酸エチルの
ですね。
非常に低い温度で引火するため、取り扱いには十分な注意と管理が必要不可欠です。
酢酸エチルのSDSは?【厚生労働省の情報:文献値】
さらに、酢酸エチルのSDS情報へのリンクも整理いたしましたので、必要な場合はご活用くださいませ!
以下が厚生労働省さまの情報でございます。
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen/gmsds/141-78-6.html
まとめ 酢酸エチルの比重・密度(g/mlやg/cm3)・SDS・引火点・融点は?【CH3COOC2H5・危険物・SDS】
ここでは、酢酸エチルの沸点・比重・密度(g/mlやg/cm3)・引火点・融点は?【CH3COOC2H5・危険物・SDS】について確認しました。
各物性を理解し、業務等々に活かしていきましょう。