この記事では、「山偏に差(嵯)」の漢字について、読み方、意味、由来、部首、画数、さらに「嵯」の読み方について詳しく解説していきます。
なお、面白い例文も多く紹介しておりますので、楽しみながら難しい漢字の読みなどを自然と覚えられると思います(^^)/
結論として、「山偏に差(嵯)」の読み方は以下の通りです。
・ 音読みは「サ」
・ 訓読みは「けわ(しい)」
それでは嵯の他の項目についても詳しく見ていきましょう!
山へんに差(嵯)の漢字の読み方は?
まず、「山偏に差(嵯)」の漢字の読み方を確認していきます。
上記の通り、
・ 音読みは「サ」
・ 訓読みは「けわ(しい)」
と読みます。
「嵯」は「嵯峨(さが)」の地名、熟語でよく目にする漢字ですね。
山へんに差(嵯)の漢字の意味や由来・成り立ちは?
続いては、山偏に差の「嵯」という漢字の意味や由来・成り立ちも見ていきましょう!
意味としては、
・ 山が高くそびえ立つさま。険しいさま。
・ 山が連なって起伏に富んでいるさま。
・ 物事が順調に進まず、行き詰まるさま。
これらを表しています。
由来や成り立ち
「山偏」は山や高い場所を表す部首で、「差」は高低差や不揃いを表します。
この二つの要素が組み合わさることで、「山が高く険しく、凸凹としている様子」という意味が生まれました。
古来より、険しい山々や岩山の凹凸を表現するためにこの漢字が作られたとされています。中国では山の険しさや起伏を描写する際に用いられました。
また、「嵯」は旧字体では「嵳」と書くこともあり、異字体として「磋」などもあります。「差」の部分の形が少し異なりますが、意味は同じです。
これらから転じて、現代でも使用される意味として
・ 山が高く険しいさま。
・ 障害物や困難に直面して行き詰まるさま。
・ 地名や風景描写として用いられる表記。
になったといえますね(^^)/
以下の例文を元にマスターしていきましょう。
山へんに差(嵯)の漢字の読み方を理解しやすい例文紹介!
山へんに差(嵯)の意味や読み方を自然と覚えられる例文を以下で紹介します。
一般的な読みのものから、面白い例文までさまざま紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください(^^)/
山へんに差(嵯)の漢字を用いた例文
- 嵯峨(さが)の山々は京都の風景に深い趣を添えている。
- 険しい嵯山(さざん)を登るには十分な装備が必要だ。
- 彼の計画は嵯峨(さが)とした障害に直面している。
- 峨嵯(がさ)とした山脈が地平線上にそびえ立っていた。
- 人生の嵯難(さなん)を乗り越えて、彼は強くなった。
- 嵯峨野(さがの)の竹林は風情があり、多くの観光客を魅了する。
- 嵯(さ)として立ちはだかる問題に、彼は冷静に対処した。
- 嵯峨天皇(さがてんのう)は平安時代初期の第52代天皇である。
- 山頂から見下ろす嵯々(ささ)たる風景に、言葉を失った。
山へんに差(嵯)の漢字を使った熟語は?
「嵯」を使った熟語には以下のようなものがあります。
嵯峨(さが)
山が連なって高くそびえているさま。また、京都の地名としても有名。
峨嵯(がさ)
山が高くそびえているさま。
嵯峨野(さがの)
京都市右京区にある地域の名称。風光明媚な景勝地として知られる。
これらの熟語も覚えておくと、「嵯」の意味をより深く理解できますね。
山へんに差(嵯)の漢字の部首と画数は?
山へんに差(嵯)の漢字の部首と画数も見ていきます。
結論として
・部首:山偏(やまへん)
・画数:13画(総画)
ですね。
画数に注意して、丁寧に書きましょう(^^)/
まとめ 山へんに差(嵯)の漢字の読み方や部首や画数は?嵯では?
ここでは、山へん(山偏)に差(嵯)の漢字の読み方は?意味・由来・部首・画数は?【嵯の読み方も:山へんに差】について、面白い例文も用いつつ解説しました。
日本語の漢字は奥深く、「嵯」の成り立ちを知ることで、さらに日本語の豊かな表現の幅を広げることができますね。
これからも様々な漢字に触れ、日本語の魅力を発見していきましょう♪