この記事では、「山偏に興(嶼)」の漢字について、読み方、意味、由来、部首、画数、さらに「嶼」の読み方について詳しく解説していきます。
なお、面白い例文も多く紹介しておりますので、楽しみながら難しい漢字の読みなどを自然と覚えられると思います(^^)/
結論として、「山偏に興(嶼)」の読み方は以下の通りです。
・ 音読みは「ショ」「ジョ」
・ 訓読みは「しま」
それでは嶼の他の項目についても詳しく見ていきましょう!
山へんに興(嶼)の漢字の読み方は?
まず、「山偏に興(嶼)」の漢字の読み方を確認していきます。
上記の通り、
・ 音読みは「ショ」「ジョ」
・ 訓読みは「しま」
と読みます。
「嶼」の読み方は、基本的には「ショ」と読みますが、地名や固有名詞では「じま」「とう」などと読むこともあります。また、「群嶼(ぐんしょ)」や「離嶼(りしょ)」などの熟語でよく使われます。
山へんに興(嶼)の漢字の意味や由来・成り立ちは?
続いては、山偏に興の「嶼」という漢字の意味や由来・成り立ちも見ていきましょう!
意味としては、
・ 海中にある小さな島。
・ 水に囲まれた陸地。
・ 特に周囲を海に囲まれた山のような島。
これらを表しています。
由来や成り立ち
「山偏」は山や高い場所を表す部首で、「興」は盛り上がるという意味を持ちます。
この二つの要素が組み合わさることで、「水面から盛り上がった陸地」という意味が生まれました。つまり、海から突き出た島を表現しています。
古来より、海に浮かぶ島々は特別な場所として認識され、特に山がちな島は「嶼」と表現されました。中国の古典では、仙人が住む神秘的な島としても描写されています。
また、「嶼」は「島」と似た意味を持ちますが、「嶼」はより小さな島や岩がちな島を指す傾向があります。「島」が一般的な島を表すのに対し、「嶼」は特に海に浮かぶ山のような島を表します。
これらから転じて、現代でも使用される意味として
・ 海に浮かぶ小さな島。
・ 水に囲まれた岩がちな陸地。
・ 地名や地理的特徴を表す際によく用いられる。
になったといえますね(^^)/
以下の例文を元にマスターしていきましょう。
山へんに興(嶼)の漢字の読み方を理解しやすい例文紹介!
山へんに興(嶼)の意味や読み方を自然と覚えられる例文を以下で紹介します。
一般的な読みのものから、面白い例文までさまざま紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください(^^)/
山へんに興(嶼)の漢字を用いた例文
- 南の海には美しい群嶼(ぐんしょ)が点在している。
- 彼は離嶼(りしょ)の生活を楽しんでいる。
- 沖縄の慶良間諸嶼(けらましょとう)は透明度の高い海で有名だ。
- 小笠原諸島は火山嶼(かざんしょ)の集まりである。
- 彼は孤嶼(こしょ)で一人暮らしをしている。
- 嶼々(しょしょ)の間を縫うように船は進んだ。
- 青い海に浮かぶ緑の嶼(しま)は、まるで宝石のようだった。
- 与那国嶼(よなぐにじま)は日本最西端の島である。
- 嶼間(しょかん)の交流は地域の文化発展に貢献した。
山へんに興(嶼)の漢字を使った熟語は?
「嶼」を使った熟語には以下のようなものがあります。
群嶼(ぐんしょ)
多くの島が集まっているさま。群島。
離嶼(りしょ)
本土から離れた島。
孤嶼(こしょ)
ひとつだけ離れて存在する島。
これらの熟語も覚えておくと、「嶼」の意味をより深く理解できますね。
山へんに興(嶼)の漢字の部首と画数は?
山へんに興(嶼)の漢字の部首と画数も見ていきます。
結論として
・部首:山偏(やまへん)
・画数:16画(総画)
ですね。
画数に注意して、丁寧に書きましょう(^^)/
まとめ 山へんに興(嶼)の漢字の読み方や部首や画数は?嶼では?
ここでは、山へん(山偏)に興(嶼)の漢字の読み方は?意味・由来・部首・画数は?【嶼の読み方も:山へんに興】について、面白い例文も用いつつ解説しました。
日本語の漢字は奥深く、「嶼」の成り立ちを知ることで、さらに日本語の豊かな表現の幅を広げることができますね。
これからも様々な漢字に触れ、日本語の魅力を発見していきましょう♪