「look」の過去形・過去分詞・ing系はlooked?読み方や例文・発音(カタカナも)は【see/watchとの違いも】
英語のlookは「見る」と覚えていても、過去形や過去分詞、進行形になるとつづりや発音に迷いやすい動詞です。
とくにlookedの語尾であるedの読み方、lookingの意味、seeやwatchとの使い分けは、会話でも英作文でも間違いが起こりやすいポイントでしょう。
この記事ではlookの活用と発音を基本から整理し、例文を通じて自然な使い方をわかりやすく紹介します。
lookの活用形と基本の意味

それではまずlookの活用形と基本の意味について解説していきます。
lookの過去形と過去分詞
lookの過去形と過去分詞は、どちらもlookedです。
lookは規則動詞なので、原形のlookの末尾にedを付けるだけで過去形と過去分詞を作れます。
不規則動詞のseeがsawやseenに変化するのに対し、lookは形が大きく変わりません。
そのため、活用そのものは比較的覚えやすい単語といえるでしょう。
| 文法上の形 | つづり | カタカナ目安 | 主な使い方 |
|---|---|---|---|
| 原形 | look | ルック | 現在形、命令文 |
| 三人称単数現在形 | looks | ルックス | he looksなど |
| 過去形 | looked | ルックト | 過去の動作 |
| 過去分詞 | looked | ルックト | 完了形、受動態 |
| 現在分詞 | looking | ルッキング | 進行形、動名詞 |
たとえば「私は昨日その店を見た」は、I looked at the store yesterday.となります。
このlookedは昨日という過去の時点で行った動作を表す過去形です。
I looked at the map before leaving home.
私は家を出る前に地図を見ました。
また、現在完了形ではI have looked at the map.のようにhaveの後ろへlookedを置きます。
過去形と過去分詞が同じ形だからこそ、文の中でhaveやhasがあるかどうかを確認する習慣が大切です。
lookingのつづりとing形
lookのing形はlookingです。
lookの末尾は子音字を重ねる必要がないため、lookのままingを足してlookingと書きます。
lookkngやloookingのようには書かないので注意しましょう。
現在進行形ではbe動詞と組み合わせ、今まさに視線を向けている動作を表現できます。
She is looking at a beautiful painting.
彼女は美しい絵を見ています。
lookingは動名詞としても使えます。
Looking at the sky makes me feel calm.であれば、「空を見ることは私を落ち着いた気持ちにさせます」という意味です。
動詞として使う場合はbe looking、名詞のように使う場合はlookingだけが文の主語や目的語になる点を押さえると理解しやすくなります。
また、looking forは「探している」という非常によく使う表現です。
I am looking for my keys.は、鍵を見つめているのではなく、鍵を探している最中であることを伝えます。
lookが表す視線と印象
lookの中心的な意味は、意識して視線を向けることです。
「見る」という日本語には幅広い意味がありますが、lookには自分の意思で目を向ける感覚があります。
Look at this picture.なら、「この写真を見てください」というように、相手へ視線を向けるよう促す表現になります。
一方でlookには、見た目や印象を表す用法もあります。
You look happy.は「あなたは幸せそうに見えます」となり、何かを視線で見る意味ではありません。
lookの過去形と過去分詞はlooked、ing形はlookingです。
活用を覚えるだけでなく、視線を向ける意味と、見た目がそう見える意味の両方を区別すると、英文の理解が深まります。
lookedの発音とカタカナ表記
続いてはlookedの発音とカタカナ表記を確認していきます。
lookedのedがトになる理由
lookedの発音は、カタカナではルックトに近い音です。
発音記号では一般的にルックトに近い表記となり、最後のedを独立して「エッド」とは読みません。
英語のedには主にド、ト、イドの三つの読み方があります。
lookの最後の音は無声音のクなので、その後に付くedはトに近い音へ変化します。
| edの音 | 語末の音の例 | 動詞の例 | 発音の目安 |
|---|---|---|---|
| ド | 母音、有声音 | played | プレイド |
| ト | k、p、s、shなど | looked | ルックト |
| イド | t、d | wanted | ウォンティド |
つづりのedだけを見て発音を決めるのではなく、元の動詞の最後の音を聞くことがポイントです。
lookのクは息だけで出す無声音なので、lookedではトのような短い音が続きます。
lookとlookedの音のつながり
lookはルークではなく、短めのウの音を含むルックに近い発音です。
日本語の「ルック」でも通じる場面はありますが、英語では口を丸めすぎず、短く音を出す意識が役立ちます。
lookedではlookの最後のクを保ったまま、語尾に軽いトを添えるように発音します。
ルックエドと三拍に分けるより、ルックトと一まとまりで言うほうが自然です。
look ルック
looked ルックト
looking ルッキング
ゆっくり練習する際は、lookとlookedを交互に発音して語尾の違いを確認するとよいでしょう。
ただし会話では語尾のトがかなり弱く聞こえることもあります。
聞き取れなかったとしても、前後にyesterdayやlast weekなどの過去を示す語があれば、lookedである可能性を考えられます。
発音で混同しやすい表現
looked atは会話で続けて発音されるため、ルックタットに近く聞こえる場合があります。
語尾のトとatのアがなめらかにつながるため、単語を一つずつ区切って聞こうとすると理解しにくいかもしれません。
He looked at me.は、ヒー ルックト アット ミーよりも、ヒー ルックタッ ミーのように流れて聞こえることがあります。
また、look forは「ルック フォー」と発音しますが、意味は「探す」です。
look atとlook forは前置詞が一語違うだけで意味が変わるため、音とセットで覚えるのがおすすめです。
lookedのedは、見た目どおりにエッドと読まない点が重要です。
lookの最後のクを意識し、ルックトに近い短い音で言えるようになると、聞き取りにもつながります。
lookの過去形を使う例文
続いてはlookの過去形を使う例文を確認していきます。
look atを使う過去の動作
look atは、対象へ意識的に目を向けるときに使う基本表現です。
過去の出来事ならlookをlookedに変え、looked atの形にします。
I looked at the clock and noticed it was late.
私は時計を見て、遅いことに気づきました。
この文では、時計を見た行為が先にあり、その結果として時間が遅いと気づいた流れを表しています。
They looked at each other and smiled.は、彼らがお互いを見て笑ったという意味です。
each otherは「お互いに」を表すため、人と人が視線を交わす場面によく合います。
Looked at the screen.のように主語を省く形は、会話のメモなどでは見かけることがあります。
ただし、学校英語や正式な英文ではI looked at the screen.のように主語を入れるのが基本です。
look forを使う探す表現
look forは「探す」という意味で、日常英会話で頻繁に使われます。
過去の行動を表す場合はlooked forとなり、何かを見つけようとしていた状況を説明できます。
I looked for my phone everywhere.は、「私はどこでもスマートフォンを探しました」という意味です。
ここでのlookedは「見た」だけではなく、目的の物を求めて探したという行動を示しています。
目的語には鍵、財布、仕事、答えなど、具体物にも抽象的な事柄にも置けます。
| 表現 | 主な意味 | 例文 | 日本語の目安 |
|---|---|---|---|
| looked at | 対象を見る | I looked at the menu. | メニューを見た |
| looked for | 探す | I looked for my bag. | かばんを探した |
| looked after | 世話をする | She looked after the child. | 彼女は子どもの世話をした |
| looked into | 調べる | We looked into the problem. | 問題を調査した |
前置詞まで含めて覚えると、lookを使った表現の幅が一気に広がります。
単語帳でlookだけを暗記するより、look atやlook forのかたまりで声に出すほうが実用的です。
lookの印象を表す過去形
lookは「見える」「見た目がする」という意味でも使われます。
この用法ではlookedの後ろに形容詞を置き、過去の時点での印象を伝えます。
She looked tired after the meeting.は、「会議の後、彼女は疲れているように見えました」という意味です。
She looked tiredlyとは通常いわず、lookの後ろにはtiredのような形容詞を置く点が重要です。
The cake looked delicious.なら、ケーキが実際においしかったかどうかではなく、おいしそうに見えたことを表します。
looked+形容詞は、人の表情、物の状態、場所の雰囲気などを描写する際に便利な形です。
looked atは見る、looked forは探す、looked+形容詞は見た目の印象を表します。
lookedの後ろに何が続くかを確認すれば、文全体の意味を判断しやすくなるでしょう。
seeとwatchとの使い分け
続いてはseeとwatchとの使い分けを確認していきます。
lookとseeの視線の違い
lookとseeはどちらも「見る」と訳されますが、視線に対する意識が異なります。
lookは自分から意識して見る行為です。
seeは目に入る、見える、見かけるといった結果や知覚を表します。
たとえばLook at that bird.は、あの鳥に注目してくださいという働きかけになります。
I can see that bird.は、私はあの鳥が見えますという意味です。
鳥へ視線を向ける行為を表すならlook、視界に鳥が入っている状態を表すならseeが適しています。
| 動詞 | 中心となる感覚 | よく使う形 | 例 |
|---|---|---|---|
| look | 意識して目を向ける | look at | Look at the sign. |
| see | 見える、目に入る | see+名詞 | I can see the sign. |
| watch | 動きを注意して見る | watch+名詞 | Watch the game. |
過去形にも同じ違いがあります。
I looked at the bird.は鳥へ目を向けたこと、I saw the bird.は鳥を見かけたことを伝えます。
日本語ではどちらも「鳥を見た」になりやすいので、英語では場面を想像して選ぶことが大切です。
lookとwatchの時間と動き
watchは、動いているものや変化していくものを、ある程度の時間注意して見るときに使います。
映画、スポーツ、テレビ番組、子どもの遊ぶ様子などが典型的な対象です。
We watched a movie last night.は、昨夜映画を鑑賞したという自然な表現です。
We looked at a movieとは通常いわず、映画のポスターや画面の一部へ視線を向けた場合ならlook atが使えます。
短い瞬間に視線を向けるならlook、動きを追いながら見るならwatchと考えると整理しやすいでしょう。
Watch your step.は足元に注意してくださいという意味です。
これは足の動きや周囲の危険へ継続して注意を払うニュアンスを持っています。
三つの動詞を選ぶ実践例
会話では、何を見たのかだけでなく、どういう見方をしたのかを伝える必要があります。
以下のように状況ごとに動詞を選んでみましょう。
Look at the map before you leave.
出発する前に地図を見てください。
I saw a rainbow on my way home.
帰宅途中に虹を見ました。
We watched the sunset from the beach.
私たちは浜辺から夕日を眺めました。
地図は必要な情報へ意識的に目を向けるのでlook atが自然です。
虹は偶然目に入ることが多いためseeが合います。
夕日は時間とともに変化する様子を楽しむため、watchがよく使われます。
ただし実際の会話では、話し手が何を強調したいかによって表現が変わることもあります。
単純な和訳だけで決めず、視線、発見、継続という違いを意識するのがおすすめです。
lookを使う熟語と日常表現
続いてはlookを使う熟語と日常表現を確認していきます。
look afterとlook forward to
lookを含む句動詞や熟語は数多くあり、前置詞や副詞によって意味が大きく変わります。
look afterは「世話をする」という意味です。
She looked after her younger brother.なら、彼女は弟の世話をしたことを表します。
afterは後ろというイメージを持ちますが、look afterでは後を見守ることから世話をする意味へつながっています。
look forward toは「楽しみにする」という定番表現です。
過去形ならI looked forward to the trip.となり、その旅行を楽しみにしていたことを伝えます。
toの後ろには名詞または動名詞を置きます。
I look forward to meeting you.のmeetingは動名詞であり、meetをそのまま置かない点に注意が必要です。
look upとlook into
look upには上を見るという文字どおりの意味のほか、辞書やインターネットで調べる意味があります。
I looked up the word in a dictionary.は、私は辞書でその単語を調べましたという意味です。
スマートフォンで情報を検索する場面でもlook upを使えます。
look intoは、問題や事情を詳しく調査するという意味です。
The company looked into the complaint.であれば、会社はその苦情を調査しましたとなります。
look upは情報を探し出す行為、look intoは内容を掘り下げて確認する行為という違いがあります。
| 表現 | 意味 | 過去形の例 |
|---|---|---|
| look after | 世話をする | looked after the baby |
| look forward to | 楽しみにする | looked forward to the event |
| look up | 調べる、上を見る | looked up the address |
| look into | 調査する | looked into the cause |
| look out | 気をつける | looked out the window |
lookの形容詞的な日常表現
lookは見た目や雰囲気を表す際にも活躍します。
You look great.は、あなたはすてきに見えますという褒め言葉です。
服装、髪型、健康そうな様子など、相手の外見に触れる場面で使えます。
It looks like rain.は、雨が降りそうに見えるという意味です。
look likeの後ろに名詞を置くと、何かに似ている、何かのように見えるという表現になります。
He looks like his father.は、彼は父親に似ているように見えますとなります。
また、It looks as if she knows the answer.のように、as ifと組み合わせることもできます。
見た目から判断した印象を柔らかく伝えられるため、断定を避けたい場面にも便利でしょう。
look+形容詞とlook likeの形を使い分けると、外見や状況の説明が豊かになります。
lookの活用と使い分けのまとめ
最後にlookの活用と使い分けをまとめます。
lookの過去形と過去分詞はlookedで、ing形はlookingです。
lookedのedはエッドではなく、ルックトに近く発音します。
lookは意識して視線を向ける動詞であり、look atでは対象を見る、look forでは探すという意味になります。
さらにlooked+形容詞の形では、過去の時点でどう見えたか、どんな印象だったかを表せます。
seeは見える、watchは動きや変化を注意して見るという違いがあるため、日本語の「見る」だけで判断しないことが重要です。
まずはI looked at the picture.やShe looked happy.のような短い例文を音読し、lookedの発音と文の形を体に覚えさせるとよいでしょう。
look at、look for、look after、look upなどの表現も、前置詞を含めたかたまりとして覚えるのがおすすめです。
活用、発音、意味の三つを一緒に押さえれば、lookを使った英語表現はぐっと自然になります。