この記事では空白区切り(スペース)でリスト化・出力・入力(数値を読み込み)する方法【文字列, split, join, map】について解説していきます。
ポイントとしてはsplit関数、join関数、map関数を使用することです。
pythonなどのプログラミングでは初〜中級者の段階では考えるよりも、見て覚えて慣れてしまうのがおすすめなので、ぜひ本記事をご活用くださいませ。
それでは詳しく確認していきます。
pythonで空白区切りで読み込み、数値をリスト化する方法【split, map】
それではまず、pythonで空白区切りで読み込み、数値をリスト化する方法について解説していきます。
空白区切りの数値を読み込んでリスト化するには、split関数とmap関数を組み合わせて使用します。
suujisuruto = "9 8 7 6 5" # 空白区切りの数値の文字列を変数suujisurutoに代入
print(suujisuruto) # 変数suujisurutoの中身を表示
suujirisuto = list(map(int, suujisuruto.split())) # split関数で空白区切りにし、map関数でint型に変換してリスト化
print(suujirisuto) # リスト化した結果を表示
出力結果の例
jupyter notebookでの出力結果のスクショは以下の通りです。
元の9 8 7 6 5が、リスト[9, 8, 7, 6, 5]として出力されますね。
コードの意味詳細
split関数は文字列を指定の区切り文字で分割し、リストにします。何も指定しないとデフォルトで空白が区切り文字になります。
map関数は第一引数に関数、第二引数にリストを指定すると、リストの各要素に関数を適用した新しいリストを返します。
ここではint関数を指定することで、文字列の数字を整数型に変換しています。
list関数でmap関数の結果をリストに変換することで、整数型の要素を持つリストが完成します。
pythonでリストを読み込み、空白区切りに変換し出力する方法【join】
続いては、pythonでリストを読み込み、空白区切りに変換し出力する方法について解説していきます。
リストを空白区切りの文字列に変換して出力するには、join関数を使用します。
mojireto = ["re", "nn", "shu", "u"] # 文字列のリストを変数mojiretoに代入
print(mojireto) # リストの中身を表示
mojisuruto = " ".join(mojireto) # join関数でリストを空白区切りの文字列に変換
print(mojisuruto) # 文字列化した結果を表示
出力結果の例
jupyter notebookでの出力結果のスクショは以下の通りです。
元のリスト[‘re’, ‘nn’, ‘shu’, ‘u’]にて、空白が入り re nn shu u として出力されますね。
コードの意味詳細
join関数はリストの要素を指定の文字列で連結し、一つの文字列にします。
ここでは” “を指定しているので、リストの各要素が空白文字で連結されて一つの文字列になります。
文字列のリストを渡すことで、リストの各文字列要素が空白区切りで連結された新しい文字列が完成します。
まとめ Pythonで空白区切りでリスト化・出力・入力(数値を読み込み)する方法【文字列, split, join, map】
以上、pythonにおける空白区切りの文字列の読み込み・出力と、数値のリスト化・文字列化の方法について解説しました。
split関数、join関数、map関数の使い方を理解することがポイントです。
ぜひ実際にコードを書いて試してみて、処理の流れをつかんでくださいね。
これからもpythonでのプログラミングを楽しんでいってください!