雑学

自転車30分は徒歩で何分?距離は?(急な坂道、平坦な道路などで比較)

当サイトでは記事内に広告を含みます
いつも記事を読んでいただきありがとうございます!!! これからもお役に立てる各情報を発信していきますので、今後ともよろしくお願いします(^^)/

「自転車で30分の距離」って言われたとき、みなさんはどのくらいの距離や時間をイメージしますか?

実は移動手段や地域によって、同じ「30分」でも全然違うんです!急な坂道の多い地域と平坦な道路では、自転車30分で進める距離が大きく変わってきます。

今回は、自転車30分の距離を徒歩に換算したらどうなるのか、地形や環境の違いも考慮して詳しく解説します。

「少し遠出」が実際どのくらいなのか、ぜひ参考にしてください!

 

自転車30分は徒歩何分?距離は?(平坦な道の場合:時速12km程度)

一般的に、平坦な道での自転車(ママチャリ)の平均速度は時速12kmほどと言われています。

理由の一つ目としては、ペダリングのペースが一定だからです。健康な成人であれば、多くの人がこのペースで走行することができます。

このペースだと、自転車で30分間走ると約6kmの距離を移動できる計算になります。

計算式:12km÷60分×30分=6km

 

自転車30分は徒歩何分か?

では、この6kmを徒歩で移動するとどのくらいかかるでしょうか?

一般的に、徒歩の平均速度は時速4km程度と言われています。これを計算すると…

6km÷4km/時間×60分=90分

つまり、平坦な道で自転車30分の距離は、徒歩だと約90分で移動できる計算になります!かなりの時間差がありますね。

電動自転車の場合はどうでしょう?電動自転車は平坦な道では時速15km〜20km程度で走行できます。

時速18kmと仮定すると、30分間で約9kmの距離を移動できます。

計算式:18km÷60分×30分=9km

この9kmを徒歩で移動すると、約135分(2時間15分)かかる計算になります。

さらに大きな差が出てきますね!

 

自転車30分は徒歩何分?距離は?(急な坂道が多い場合)

一方、急な坂道が多いエリアでは状況がかなり違います!理由の一つ目としては、上り坂では自転車の速度が遅くなることが挙げられます。

そのため、ママチャリの平均速度は時速6kmほどに低下することも珍しくありません。

このペースだと、自転車で30分間走ると約3kmの距離を移動できる計算になります。

計算式:6km÷60分×30分=3km

平坦な道の6kmと比べて、差が出てきますね!

この3kmを徒歩で移動するとどのくらいかかるでしょうか?

徒歩の場合、坂道では時速3km程度まで速度が落ちると仮定すると…

3km÷3km/時間×60分=60分

急な坂道が多いエリアでは、自転車30分の距離を徒歩で移動すると約60分かかります。平坦な道と比べて時間差が少なくなりますね。

一方、電動自転車なら坂道でも時速12km程度の速度を維持できるので、30分で約6kmの距離を移動できます。これを時速3kmの徒歩で移動すると約120分(2時間)かかる計算になります。

坂道では電動自転車と徒歩の差がさらに広がることがわかります。

 

自転車30分は徒歩何分?距離は?(人通りが多いエリアの場合)

人通りが多い繁華街や商店街などでは、また状況が変わってきます。

人通りが多いエリアでの自転車の平均速度は時速8km程度と言われています。

このペースだと、自転車で30分間走ると約4kmの距離を移動できる計算になります。

計算式:8km÷60分×30分=4km

この4kmを徒歩で移動するとどのくらいかかるでしょうか?

人通りが多いエリアでの徒歩の平均速度は時速3.5km程度と仮定すると…

4km÷3.5km/時間×60分=68.6分

つまり、人通りが多いエリアでは、自転車30分の距離を徒歩で移動すると約69分(1時間9分)かかります。

電動自転車でも、人通りが多い場所では安全のために速度を抑える必要があるため、時速10km程度と仮定すると、30分で約5kmの距離を移動できます。これを徒歩で移動すると約86分(1時間26分)かかる計算になります。

 

自転車30分は徒歩何分?距離は?(自転車専用道路の場合)

最後に、自転車専用道路があるエリアでの移動時間も見てみましょう。

自転車専用道路では信号待ちや歩行者との接触リスクが少ないため、自転車の速度は大幅に上がります。

ママチャリでも時速15km程度出せることも珍しくありません。

時速15kmと仮定すると、30分で約7.5kmの距離を移動できます。

計算式:15km÷60分×30分=7.5km

この7.5kmを徒歩で移動すると、時速4kmと仮定して…

7.5km÷4km/時間×60分=112.5分

自転車専用道路では、自転車30分の距離を徒歩で移動すると約113分(1時間53分)かかります。

電動自転車なら時速22kmと仮定すると、30分で約11kmの距離を移動できます。これを徒歩で移動すると約165分(2時間45分)もかかる計算になりますよ!

 

まとめ 自転車30分は徒歩で何分?距離は?【地形・環境別】

自転車30分の距離がどのくらいなのか、地域や移動手段によって大きく異なることがわかりましたね!理由の一つ目としては、地形や環境によって移動効率が大きく異なるからです。

【平坦な道の場合】
・ママチャリ30分:距離約6km、徒歩約90分
・電動自転車30分:距離約9km、徒歩約135分

【急な坂道が多い場合】
・ママチャリ30分:距離約3km、徒歩約60分
・電動自転車30分:距離約6km、徒歩約120分

【人通りが多いエリアの場合】
・ママチャリ30分:距離約4km、徒歩約69分
・電動自転車30分:距離約5km、徒歩約86分

【自転車専用道路の場合】
・ママチャリ30分:距離約7.5km、徒歩約113分
・電動自転車30分:距離約11km、徒歩約165分

特に驚きなのは、「自転車30分」と聞いて「徒歩だと60分くらいかな」と思っていた距離が、実際には地形や環境によって60分〜165分とかなり幅があるという点です!

この違いを意識しておくと、「自転車30分」という表現に惑わされずに済みますね。特に徒歩で移動する予定がある場合は、地形や環境を考慮して実際の所要時間を計算してから行動するとよいでしょう。

また、自転車専用道路での電動自転車の優位性が特に高まることにも注目です!同じ30分でも、電動自転車なら徒歩で約2時間45分もかかる距離を移動できる可能性があります。

日常会話で「自転車30分」と言われたら、徒歩ではどのくらいかかるのか、この記事を思い出して考えてみてくださいね。

特に通勤・通学などの日常的な移動では、移動手段の選択によって、毎日の移動時間が大きく変わることを忘れないでください!