パスポートなどで使われるローマ字表記(ヘボン式表記)には一定のルールがあります。
日本人の名前をローマ字にする際、意外とややこしい場合も多くありますよね。
代表的な例として「ちづる・ちずる」という名前があげられるでしょう。
今回はこの「ちづる・ちずる」をピックアップし、
「ちづる・ちずるのローマ字表記は?ローマ字入力ではどう書く?」についてみていきましょう!
「ちづる・ちずる(千鶴、智津留、知弦など)」のローマ字表記は?【名前:パスポートの表記など】
まず「ちづる・ちずる」のローマ字表記はどのように書くのが正しいのか見ていきましょう。
結論からいいますと、ちづる・ちずるは「Chizuru」と書くのが一般的です。
基本的にパスポートを代表とする公的書類で使用される名前や苗字のローマ字表記は「ヘボン式表記」です。
2024年現在、小学校では3年生の2学期から訓令式のローマ字を学習し、5年生以降でヘボン式表記を習うのが一般的になっています。
訓令式表記は、日本語話者が理解しやすい形式を採用しています。
ですから、ローマ字学習を始めたばかりの子供でも理解しやすい形式ということから、こちらを先に学習するのでしょう。
訓令式のローマ字表記では「ちづる・ちずる」は「Tizuru」と書くように教わりますね。
この訓令式ローマ字表記も決して間違いではありません。
ですがパスポートの表記では、基本的には使用されません。
※申請することで、その他の表記も認められます。
パスポートをはじめ、公的書類の多くは「ヘボン式」が採用されているためです。
ヘボン式の方が英語圏の人でも、読みやすく発音しやすい表記となっています。
その他にも日常生活の場面では、例えば道路標識や駅名の表記なども基本的にヘボン式が採用されています。
ちなみに訓令式・ヘボン式どちらの形でも、「づ」「ず」両方「ZU」と入力し区別しません。
ローマ字表記が二種類あるせいで、ややこしく感じることもありますが、一つずつマスターしていきましょう!
「ちづる・ちずる(千鶴、智津留、知弦など)」のローマ字入力は?【パソコン:キーボード入力】
続いて、「ちづる・ちずる(千鶴、智津留、知弦など)」をパソコンで入力する場合、ローマ字表記は訓令式、ヘボン式どちらで入力する方が正しいのか見ていきましょう。
結論からいいますと、パソコン入力では訓令式・ヘボン式どちらの形式でもOKです。
また、訓令式とヘボン式の表記が混同していても問題ありません。
具体的には、パソコンで「ちずる」と出力したい場合、
・Chizuru
・Tizuru
どれでも「ちずる」と変換することが可能です。
また、パソコン入力で「ちづる」としたい場合に、「づ」は子音を「D」で入力することで変換できます。
・Chiduru
・Tiduru
などと入力することで日本語の「ちづる」と変換できますよ。
「Tizuru」をはじめ「訓令式ローマ字」はパソコン入力・変換する為に使用するのが一般的だと覚えておきましょう。
また個人で手紙や表札などにローマ字で記入する場合などもルールに縛られません。
自分が好きな表記を使用しても大丈夫ですよ。
まとめ 「ちづる・ちずる」のローマ字表記(ヘボン式:訓令式)は?パスポート:パソコン入力も【千鶴、智津留、知弦など】
ここまで、「「ちづる・ちずる」のローマ字表記(ヘボン式:訓令式)は?パスポート:パソコン入力も【千鶴、智津留、知弦など】」についてご紹介しました。
ローマ字の表記や入力のルールはややこしいですよね。
すこしでも理解する手助けになれば嬉しいです(^^)
ローマ字表記を効率よく学び、悩まず読んだり書いたりできるようにしていきましょう♪