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【cmd】ファイル移動のコマンド(一括・フォルダ作成や指定:ワイルドカード:上書き)で行う方法【コマンドプロンプト:Windows】

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この記事ではwindowsのcmd(コマンドプロンプト)でファイル移動のコマンド(一括・フォルダ作成や指定:ワイルドカード:上書き)で行う方法について詳しく解説していきます。

ポイントは

・フォルダ作成:mkdirコマンド

・ファイル移動:moveコマンド

の使用ですね。

cmd(コマンドプロンプト)での操作は、初〜中級者にとっては、見て覚えるのが一番ですので、ぜひ本記事を参考にしてください。

それでは詳しく見ていきましょう。

※なお、コード内のREMはコメントですので、cmdには入力しないでOKです

コマンドプロンプトで指定フォルダ内のファイルを一括で別の新規フォルダ内に移動するコマンド

それではまず、指定フォルダ内のファイルを一括で別の新規フォルダ内に移動する方法について解説していきます。」

ここでは、Cドライブ直下にある「renshu」フォルダから全ファイルを「betsu」フォルダに移動する手順を紹介します。


REM 新規フォルダ「betsu」を作成
mkdir C:\betsu

REM 「renshu」フォルダの全ファイルを「betsu」フォルダに移動
move C:\renshu\* C:\betsu\

出力結果の例

コマンドプロンプト上(cmd)での処理のスクショは以下の通りです。

以下が元のrenshuフォルダ内のファイルの状態。

betsuフォルダがC直下に作成され、元のrenshuフォルダから全てのファイルが一括移動できました。

 

続いては、指定フォルダ内のxlsxファイルのみをワイルドカードで一括で別の指定フォルダ内に移動する方法について解説していきます。

特定のファイル形式だけを選択的に移動することは、日々の業務で大量のデータを扱う際に便利です。ここでは、Cドライブ直下の「renshu」フォルダ内の.xlsxファイルのみを「betsu」フォルダに移動します。


REM .xlsxファイルのみを「betsu」フォルダに移動
move C:\renshu\*.xlsx C:\betsu\

出力結果の例

コマンドプロンプト上(cmd)での処理のスクショは以下の通りです。

最後に、xlsxファイルのみを上書きOKで一括で別の指定フォルダ内に移動する方法について解説していきます。

ファイルが既に存在する場合に新しいデータで上書きを行う方法は、データの更新が頻繁に行われる環境では必須です。この手順では、上書きを許可して.xlsxファイルのみを移動させます。


REM 上書き許可オプションを使用して.xlsxファイルを「betsu」フォルダに移動
move /Y C:\renshu\*.xlsx C:\betsu\

上のコードにおける

・/Yが上書きオプションコマンド

・*.xlsx の*がワイルドカードで.xlsxが付くファイルのみを移動の対象に

するものになっております(^^)/

 

出力結果の例

 

コマンドプロンプト上(cmd)での処理のスクショは以下の通りです。

元のrenshuフォルダの状態は以下の通り。

実行後、元のrenshuフォルダには、.xlsx以外の.xlsmファイルや.txtファイルが残りました。

bestuフォルダ内に、.xlsxファイルが移動できましたね。

 

まとめ コマンドプロンプトのファイル移動のコマンド(フォルダ:ワイルドカード:上書き)で行う方法【コマンドプロンプト:Windows】

ここでは、ファイル移動のコマンド(一括・フォルダ作成や指定:ワイルドカード:上書き)で行う方法【コマンドプロンプト:Windows】について解説しました。

cmdの扱いになれさらに快適な生活を送っていきましょう。