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これからもお役に立てる各情報を発信していきますので、今後ともよろしくお願いします(^^)/
ご存知のように銅は日常生活から工業まで幅広く使用されている金属材料です。
その熱的特性を理解することは、様々な応用分野で重要となります。
このような背景もあり、本記事では、銅の比熱や単位(kcal使用など)は?計算方法の例や温度依存性を解説!について詳しく解説していきます。
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銅の比熱と単位【kcal/kg・℃やJ/g・Kなど】
まずは銅の比熱の数値やその単位をチェックしていきます。
比熱とは、物質1gの温度を1℃上昇させるのに必要な熱量のことを指します(つまり比熱が大きいほど、温度が上がりにくくも下がりにくくもなりますね)
一般的な銅の比熱(常温常圧付近)は以下の通りです(ただ合金の詳細材質や調質によってもある程度変わりますが、おおよその目安は以下のようでOKです)
銅の比熱の値 | 単位 |
---|---|
0.385 | J/(g·K) |
0.092 | cal/(g·℃) |
92 | kcal/(kg·℃) |
ここで、1 cal = 4.184 Jであり、1 kcal = 1000 calで、1℃=1K(ケルビン)を活用して、各々の単位に応じた銅の比熱の値を計算できます。
銅の比熱の温度依存性
なお銅の比熱は温度によって変化します。
以下の表は、様々な温度での銅の比熱の値を示しています。
温度 (K) | 温度 (℃) | 比熱 (J/(g·K)) |
---|---|---|
10 | -263.15 | 0.00007 |
50 | -223.15 | 0.0075 |
100 | -173.15 | 0.0810 |
200 | -73.15 | 0.2620 |
300 | 26.85 | 0.3860 |
400 | 126.85 | 0.4010 |
500 | 226.85 | 0.4060 |
600 | 326.85 | 0.4090 |
この表から、以下のことがわかります。
- 低温では、比熱は温度の上昇とともに急激に増加します。
- 高温では、比熱の変化は緩やかになり、一定値に近づきます。
- 常温付近(300 K)では、比熱は0.385 J/(g·K)に近い値をとります。
専門的な話としては、銅の温度依存性は、デバイモデルという公式を使用しており、この結果から上のような値、法則となっております。
実際の銅では、フォノンの寄与に加えて、電子の寄与もあるため、低温での比熱は温度Tにも比例する項が現れます。
まとめ 銅の比熱の求め方や温度一覧表は?単位(kcalやgなど使用など)は?
ここでは、銅の比熱や単位(kcal使用など)は?計算方法の例や温度依存性を解説!について確認しました。
銅の比熱を理解しさらに快適な生活を送っていきましょう!
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