中学受験対策は6年生からは遅い？まだ間に合う？口コミを徹底調査！

子どもが中学受験を真剣に考え始めたのは6年生の時でした。

それまでの気持ちは、「なんとなく合格できたらいいな」という程度でしたね。

子ども自身、小学校の成績はトップクラスだったので、少し楽観視していた面もあったようです。

塾には通わず通信教材を使って受験勉強を進めていましたが、残念ながら不合格でした。

もしかしたら、もっと早い段階で情報を集めたり、本気で取り組んでいる子たちと一緒に勉強したりしていれば、焦りを感じてもう少し頑張ることができたかもしれません。

今は本人もそのことを後悔しているようです。

しかし、失敗は決してマイナスだけではなく、貴重な経験になったと思っています。

まだ高校受験のチャンスがあるので同じ失敗を繰り返さないと信じています。

中学受験を本気で目指すなら、早めの対策が損にはならないと思います。

子どもがモチベーションを保てるかは分かりませんが、受験する理由について子どもとしっかり話し合うことが大切だと感じています。

結論からお話しすると「遅い」と言わざるを得ません。

多くの中学受験塾では5年生の夏から最も重要な単元の学習が始まります。

6年生の夏以降は、それをさらに深めるためのブラッシュアップ期間となります。

中学受験の主要な学習内容は5年生の夏から6年生の前半にかけてなので、6年生からスタートするというのは、既に半分の学習期間を失っているということになります。

私は中学受験塾の講師を20年務めていますが、5年生の夏にスタートしないと難しいというのが私の結論です。

ただし、私立中学の中には生徒募集に苦労しているところもあり、生徒のレベルをあまり問わない学校もあります。

ですから、レベルを問わないというのであれば、6年生からのスタートでも問題ありません。

受験する学校のレベルを下げることも一つの対策になります。

また、偏差値が低い学校の中には、「レゴブロック」を用いたユニークな入試を行っているところもありますので、そういった独自の入試を利用して、特技を活かすことができれば、6年生からのスタートでも合格の可能性はあるでしょう。

妹が中学受験をしましたが、きっかけは小学5年生の時に父が提案したからでした。

中高一貫校に通っていた経験のある父は、妹にも中学受験を勧めたかったようです。

ですが、妹が中学受験に本腰を入れて取り組もうと決心したのは小学6年生になってからでした。

一般的には、6年生からの受験準備は遅いとされています。

父と母も時間が足りないかもしれないと心配しつつ、やる気を出した妹を全力で支えることにして、さまざまな塾を探しました。

結局、家の近くにある個別指導塾を選びました。

この塾なら通うのも楽で、妹の理解度に応じた指導をしてもらえる上、多くの授業を受けられる点が魅力的でした。

結果として、妹は第一志望の中学校に合格し、今は楽しい中学生活を送っています。