塩化メチレンの沸点・比重・密度(g/mlやg/cm3)・引火点・融点は?【CH2Cl2・危険物・SDS】
科学的な解析(化学)を行う際には基本的に反応物質の沸点・融点・比重・密度(g/mlやg/cm3)・引火点などの理解が必要となることが多いです。
そのためさまざまな物質の沸点・融点・比重・密度(g/mlやg/cm3)・引火点を覚えておくといいです。
ここでは代表的な化学物質の「塩化メチレン(CH2Cl2)」に着目して、その沸点・融点・比重・密度(g/ml)・引火点(危険物関連情報)やSDSなどをまとめていきますので、ぜひ参考にしてください。
塩化メチレンの沸点や融点(文献値)は?【CH2Cl2】
それでは以下で塩化メチレン(CH2Cl2)の沸点や融点は?について確認していきます。
結論として、塩化メチレンの
・沸点(常温常圧下):約40度
・融点(常温常圧下):約-97度
ですね。
塩化メチレンの場合では、ハロゲン化アルキルであり、塩素原子が2つ置換しているため、分子間力(双極子-双極子相互作用)により、分子量の割に低めの沸点を示しています。
塩化メチレンの比重や密度(g/mlやg/cm3など)は?
さらに、塩化メチレンの比重や密度(単位g/mlやg/cm3)についてもチェックしていきましょう。
結論として、塩化メチレンの
・密度(常温常圧下):約1.33 g/ml(g/cm3と同じ)
・比重(常温常圧下):約1.33
ですね。
塩化メチレンの密度は水より重い1.33 g/mlとなります。単位g/cm3でも値は同じですね。
なお、液体の場合の比重は水の密度との比較(1.0g/cm3)となるので、数値は変わらないですが(1で割っているため)単位が無くなります!
塩化メチレンだけでなく密度と比重の違いは重要なので覚えておきましょう(^^)/
塩化メチレンの引火点は?【危険物など】は?
さらに、塩化メチレンの引火点についてもチェックしていきましょう。危険物取扱者の試験などを受ける人はこのあたりの情報も重要となってきます。
結論として、塩化メチレンの
ですね。
塩化メチレンは通常の条件下では引火性が極めて低いとされています。ただし、高温や高エネルギー源が存在する場合には注意が必要です。
また、揮発性が高く、蒸気を吸入すると健康被害を引き起こす可能性があるため、取り扱いには十分な換気が必要です。
塩化メチレンのSDSは?【厚生労働省の情報:文献値】
さらに、塩化メチレンのSDS情報へのリンクも整理いたしましたので、必要な場合はご活用くださいませ!
以下が厚生労働省さまの情報でございます。
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen/gmsds/75-09-2.html
まとめ 塩化メチレンの比重・密度(g/mlやg/cm3)・SDS・引火点・融点は?【CH2Cl2・危険物・SDS】
ここでは、塩化メチレンの沸点・比重・密度(g/mlやg/cm3)・引火点・融点は?【CH2Cl2・危険物・SDS】について確認しました。
各物性を理解し、業務等々に活かしていきましょう。