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イランはどこにある?首都は?世界地図で解説!

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「イラン」という国名は知っていても、世界地図のどこにあるのか、首都はどこなのか、意外と答えられない方も多いのではないでしょうか。

ニュースでたびたび耳にする国でありながら、その位置や首都についてはあまり知られていません。

この記事では、イランが世界地図上のどこにあるのか、首都テヘランはどんな場所なのか、そして周辺国との位置関係まで、地図をイメージしながらわかりやすく解説していきます。

イランは世界地図のどこにある?

それではまず、イランが世界地図上のどこに位置するかについて解説していきます。

イランはアジア大陸の西端、中東と呼ばれる地域に位置する国です。

正式名称は「イラン・イスラム共和国」といいます。

ヨーロッパでもアフリカでもなく、アジアの西の端にある国といえば、地図上でのイメージが少しつかみやすくなるでしょう。

日本からは真西の方角におよそ7,000km以上離れた場所にあります。

飛行機での移動時間は乗り継ぎ込みで約12〜15時間ほどが目安です。

イランはユーラシア大陸のほぼ中心に位置しており、東西・南北をつなぐ交通の要衝として古くから重要な場所に位置づけられてきました。

中東のどのあたりにあるのか

中東と聞くとサウジアラビアやUAEをイメージする方も多いでしょう。

イランはその中東の中でも東寄りのエリアに位置しています。

西にイラクやトルコ、東にアフガニスタンやパキスタンと接しており、中東とアジアの境目にある国といえます。

世界地図上でのイランの位置のイメージ・東西方向:インドの西側、トルコの東側
・南北方向:カスピ海の南、ペルシャ湾の北
・日本との位置関係:日本から真西に約7,000km以上

地図でインドを見つけて、そこから左(西)に視線を移すと、イランはちょうど見えてくる場所にあります。

ペルシャ湾とホルムズ海峡に面する南部

イランの南部はペルシャ湾とオマーン湾に面しており、その出口にあたるホルムズ海峡は世界の石油輸送の大動脈として知られています。

タンカーが通過するこの海峡はイランとオマーンに挟まれた狭い水道で、世界のエネルギー情勢に直結する場所です。

ニュースでホルムズ海峡という地名を見かけたとき、「イランの南側の海峡だ」とイメージできると、国際ニュースの理解が格段に深まるでしょう。

カスピ海に面する北部

南がペルシャ湾に面しているのとは対照的に、イランの北部はカスピ海に接しています。

カスピ海は世界最大の湖(内海)であり、イランはその南岸に位置しています。

北部にはアルボルズ山脈がそびえており、首都テヘランはその山脈の南麓に位置しています。

南北で異なる海・山に挟まれた、地形的にも変化に富んだ国といえるでしょう。

イランの首都テヘランはどこにある?

続いては、イランの首都テヘランの位置について確認していきます。

テヘランはイランの首都であり、同国最大の都市です。

政治・経済・文化のすべてが集中する、イランの中心都市です。

では、テヘランはイランのどのあたりにあるのでしょうか。

テヘランはイランの北寄りに位置する

テヘランはイランの国土のなかでも北寄りに位置しています。

国の中心よりやや北、アルボルズ山脈の南麓に広がる高原都市です。

テヘランの基本データ・位置:イラン北部・アルボルズ山脈の南麓
・標高:約1,000〜1,800m(高原都市)
・緯度:北緯約35度(東京とほぼ同じ緯度)
・人口:市内約869万人、都市圏約1,367万人

東京都とほぼ同じ緯度に位置しており、日本でいえばほぼ東京と同じ緯度にある都市です。

テヘランの気候と地形的な特徴

首都テヘランは標高1,000〜1,800mの高地に位置し、年間を通じて乾燥し寒暖の差が大きい内陸性気候です。

夏季には気温が40℃を超える一方、冬季には市街でも降雪があります。

北に山、南に砂漠という地形に挟まれた立地で、北部は豊かな緑と涼しい気候、南部に向かうにつれて乾燥した砂漠地帯へと変化していきます。

同じ首都市内でも北と南で風景が大きく異なるのが特徴です。

テヘランが首都になった歴史的経緯

テヘランが首都になったのは比較的新しく、1778年にガージャール朝の首都となり、以来イランの枢要な都市として発展を続けてきました。

それ以前は小さな町にすぎませんでしたが、首都に選ばれてから急速に発展し、現在の大都市へと成長しました。

イランの周辺国との位置関係

続いては、イランと周辺国との位置関係を確認していきます。

イランは7つの国と国境を接する多国境国家です。

周辺国を知ることで、世界地図上のイランの位置がより立体的に理解できます。

方角 接する国・海域
北西 トルコ・アゼルバイジャン・アルメニア
カスピ海・トルクメニスタン
アフガニスタン・パキスタン
西 イラク
ペルシャ湾・ホルムズ海峡・オマーン湾

西側:イラクとトルコ

イランの西側にはイラクとトルコが位置しています。

イラクとの国境地帯はザーグロス山脈が走る険しい地形で、歴史的に両国の衝突の舞台にもなってきた場所です。

トルコとはさらに北西で国境を接しており、いずれもニュースでよく耳にする国々が並んでいます。

イランの西側には中東の主要国が集中しています。イラク・トルコ・サウジアラビア(ペルシャ湾越し)など、国際政治上の重要国に囲まれた位置にあることが、イランの地政学的な重要性を高めています。

東側:アフガニスタンとパキスタン

イランの東側にはアフガニスタンとパキスタンが接しています。

この方向は南アジアへとつながるルートで、古くはシルクロードの一部としても栄えた地域です。

東側国境の向こうにはインド亜大陸が広がっており、イランが「中東とアジアをつなぐ結節点」といわれる理由のひとつがここにあります。

北側:カスピ海とトルクメニスタン

イランの北側にはカスピ海が広がり、その先にトルクメニスタンがあります。

カスピ海はロシア・カザフスタン・アゼルバイジャン・トルクメニスタン・イランの5か国に囲まれた世界最大の内海です。

イランはその南岸を占めており、北方の旧ソ連諸国とも接する位置にあります。

まとめ

イランは中東の東寄り、アジアと中東の境目に位置する国です。

南はペルシャ湾・ホルムズ海峡、北はカスピ海・アルボルズ山脈に挟まれた地形で、7か国と国境を接する多国境国家でもあります。

首都はテヘランで、イランの北部・アルボルズ山脈の南麓に位置する高原都市です。

標高1,000〜1,800mの高地にあり、人口は都市圏で約1,367万人を誇る大都市です。

緯度は東京とほぼ同じであることも、覚えておくと地図上のイメージがつかみやすくなります。

世界地図でイランを探すときは、インドの西側・トルコの東側・カスピ海の南側という3点を手がかりにするとすぐに見つけられます。ホルムズ海峡という言葉をニュースで見かけたとき、「イランの南側の海峡だ」とすぐに思い出せるようになれば、国際情勢の理解もぐっと深まるでしょう。