雑学

効果は「高い」か「大きい」か「強い」のどれを使うべき?【低い、小さい、弱いも】

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正しい日本語の表現って意外とあいまいですよね。

ここでは特に言い回しで悩んでしまいやすい「効果」に続く言葉として「高い」「大きい」「強い」のどれがふさわしいのか、またその使い分けなどについて解説していきます。

「効果」が高い、大きい、強い、どの言い回しにするべきか【低い、小さい、弱い】

それでは「効果」が「高い」「大きい」「強い」(低い、小さい、弱い)のどの言い回しが適しているのか確認していきましょう。

・「効果が高い」一般的に広く使用される表現です。

・「効果が大きい」影響の範囲や規模を強調したい場合に適しています。

・「効果が強い」効果の程度や強さを強調したい場合に使用されます。特に薬や化学物質について言及する際によく用いられています。

また、これらの対義語である低い、小さい、弱いも同様に使用できます。

・「効果が低い」は最も一般的で、様々な状況で使用できます。

・「効果が小さい」は「低い」とほぼ同じ意味ですが、やや文学的な表現です。

・「効果が弱い」は特に薬や化学物質の効力について言及する際によく使われます。

ただ、普段の会話においてはそこまで厳密に言葉を選んでいる印象はありませんよね。

聞き手や話し手の年齢や理解度、会話の専門性やレベルなどに合わせて、柔軟に選ぶことが一番大切でしょう。

効果が高い、大きい、強い(低い、小さい、弱い)の例文

例文を用いて「効果が高い、大きい、強い」の使い方を確認していきましょう。

・この新薬は効果が高いことが臨床試験で示されました。

・この広告キャンペーンは費用対効果が高いと判断されました。

・この政策変更は経済全体に効果が大きいと予想されます。

・この鎮痛剤は効果が強いので、使用には注意が必要です。

・この古い薬は新しい病原体に対して効果が低いことが判明しました。

・この程度の節電では、電気代削減の効果が小さいでしょう。

・この日焼け止めは紫外線カット効果が弱いです。

まとめ 効果・リスクに続くのは「高い」「大きい」「強い」のどれ?

ここまで「効果」に続く形容詞として「高い」「大きい」「強い」のどれが適しているのかについて解説しました。

これからもあいまいな日本語について、適切な表現を学んでいきましょう(^^♪