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黒の旧字体の出し方(漢字をパソコンやスマホで・異体字・黑・くろ・どっちか・コード・コピペ用拡大図も)

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漢字を書いたり入力したりするとき、「黒」の旧字体や異体字が必要になる場面は意外と多いものです。

たとえば、書道や印鑑、公式書類、デザインの現場などでは、「黒」の旧字体・異体字である「黑」を使いたいケースがあるでしょう。

しかし、パソコンやスマートフォンで「黑」を入力しようとすると、どうやって出すのか迷ってしまう方も少なくありません。

この記事では、黒の旧字体「黑」の出し方を、パソコン・スマホ別に丁寧に解説していきます。

Unicodeコードや文字コード、コピペ用の拡大図なども合わせてご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

黒の旧字体「黑」はパソコン・スマホどちらでも入力できる

それではまず、黒の旧字体「黑」について結論からお伝えしていきます。

「黑」は、現代の常用漢字「黒」に対応する旧字体・異体字であり、パソコンでもスマートフォンでも入力することが可能です。

一見すると難しそうに思えますが、変換機能・文字コード・コピペなど、複数の方法を使えばスムーズに入力できるでしょう。

「黒」と「黑」はどっちが正しいのか迷う方もいますが、現代日本では「黒」が常用漢字として定められており、公文書や一般的な文章では「黒」が標準です。

一方、「黑」は旧字体・異体字として、歴史的な文書・伝統的な書体・デザイン用途などで使われることが多い表記となっています。

「黒」→ 現代の常用漢字(標準表記)

「黑」→ 旧字体・異体字(書道・歴史文書・デザイン等で使用)

どちらも「くろ」と読みますが、用途や場面によって使い分けるとよいでしょう。

「黒」と「黑」の字形の違い

「黒」と「黑」は非常によく似ていますが、細部に違いがあります。

「黑」は上部の「里」の部分が若干異なり、画数も「黒」の11画に対して「黑」は12画となっています。

旧字体はより多くの画数を持つ複雑な字形であることが多く、「黑」もその典型的な例といえるでしょう。

書道の作品や彫刻・印章などでは、この旧字体の持つ重厚感が好まれる傾向にあります。

旧字体・異体字とはどういうものか

旧字体とは、字体の整理・簡略化が行われる以前に使われていた漢字の形のことを指します。

日本では1946年の当用漢字制定以降、多くの漢字が簡略化された新字体に切り替えられました。

異体字とは、同じ意味・読みを持ちながら字形が異なる漢字のことで、旧字体もその一種として扱われます。

「黑」は「黒」の旧字体かつ異体字として、現在もUnicodeに収録されているため、デジタル環境でも問題なく使用できるものです。

「黒」の旧字体が使われる主な場面

「黑」が実際に使われる場面としては、以下のようなケースが挙げられます。

場面 内容
書道・習字 伝統的な書体表現として使用
印鑑・落款 格調のある旧字体が好まれる
デザイン・ロゴ レトロ・和風テイストの演出
歴史文書の引用 原文を忠実に再現する場合
氏名・地名の表記 戸籍上の正字として使われることがある

このように、現代でも「黑」が必要になる場面は幅広く存在するのです。

パソコンで黒の旧字体「黑」を入力する方法

続いては、パソコンでの「黑」の入力方法を確認していきます。

パソコンでの入力には主に、IMEの変換機能・文字コード入力・IMEパッドの3つの方法があります。

それぞれ手順が異なりますので、自分に合ったやり方を選んでみてください。

Windowsでの入力方法(IME変換・文字コード)

Windowsパソコンでは、まず「くろ」と入力して変換候補を呼び出す方法が手軽です。

変換候補の一覧に「黑」が表示されない場合は、文字コードを使った入力が有効でしょう。

Windowsでの文字コード入力手順(MS-IME使用時)

①「F5」キーを押して文字コード入力モードにする(またはIME設定から)

②Unicodeコード「9ED1」と入力し、変換キーを押す

③「黑」が変換候補に表示されるので選択する

また、IMEパッド(手書き入力)を使う方法もあります。

タスクバーのIMEアイコンを右クリックし「IMEパッド」を選択、手書きで「黑」の形を入力することで候補に表示させることも可能です。

さらに、Word等のOfficeソフトを使っている場合は、「挿入」→「記号と特殊文字」→「その他の記号」からUnicodeコードで検索する方法もあるでしょう。

Macでの入力方法

Macの場合は、日本語IMEの変換候補から「黑」が出ることがあります。

候補に表示されない場合は、「文字ビューア」を活用する方法がおすすめです。

Macでの文字ビューア使用手順

①メニューバーの入力メニューから「文字ビューア」を開く

②検索欄に「黑」や「くろ」と入力して検索する

③該当文字をダブルクリックするとテキストに挿入される

Macの文字ビューアは異体字の表示にも優れており、「黒」を選択した状態で右側の「関連文字」欄に「黑」が表示されることも多いでしょう。

「黒」を入力した後にトラックパッドや右クリックで「文字情報を表示」を選ぶと、異体字一覧から「黑」を選択できる場合もあります。

文字コード・Unicodeコードの確認

「黑」のUnicodeコードを把握しておくと、さまざまな場面で役立ちます。

項目 内容
文字
Unicode(16進数) U+9ED1
UTF-8 E9 BB 91
HTML数値文字参照 黑
読み くろ・こく
画数 12画

HTMLでWebページに掲載する際は、数値文字参照「黑」を使うと確実に表示させることができます。

スマホで黒の旧字体「黑」を入力する方法

続いては、スマートフォンでの「黑」の入力方法を確認していきます。

スマホでは変換候補の表示が限られることもありますが、いくつかの方法を組み合わせることで入力が可能です。

iPhoneでの入力方法

iPhoneでは、フリック入力やローマ字入力で「くろ」と打ち、変換候補を長押しすることで異体字が表示される場合があります。

変換候補の一覧を横にスクロールすると、「黑」が見つかることもあるでしょう。

iPhoneでの異体字入力手順

①「くろ」と入力して変換候補を表示する

②候補の中から「黒」を長押しする

③異体字の一覧が表示された場合、「黑」を選択する

④候補に表示されない場合はコピペ方式を使用する

iOSのバージョンや機種によって表示される候補が異なるため、出ない場合はこの後紹介するコピペ方式を活用するのがよいでしょう。

Androidでの入力方法

Androidでも基本的な流れはiPhoneと同様で、「くろ」と入力して変換候補から探す方法が最初のステップです。

Gboardなどのキーボードアプリを使用している場合、候補バーに異体字ボタンが表示されることがあります。

「黒」を入力後、候補バーの「>」や「異体字」ボタンをタップすることで「黑」が選択できる場合もあるでしょう。

Androidは機種やキーボードアプリの種類によって仕様が大きく異なるため、候補に出ない場合はコピペや外部サービスの活用が現実的な方法となります。

スマホでコピペを使う方法(コピペ用拡大図)

スマホで最も確実な方法は、「黑」をコピーしてそのまま貼り付けるコピペ方式です。

以下にコピペ用の「黑」を大きく掲載しています。

コピペ用拡大図

上の文字「黑」を長押し→コピーしてご使用ください。

この方法であれば、iPhoneでもAndroidでも機種を問わず使うことができます。

変換候補に出ない場面や、急いで入力したい場面でも役立つ方法でしょう。

黒の旧字体に関するよくある疑問とポイント整理

続いては、「黑」に関するよくある疑問や、押さえておきたいポイントを確認していきます。

「黒」と「黑」の違いや使い分けについて、改めて整理しておきましょう。

「黒」と「黑」はどっちを使えばいいのか

一般的な文章やビジネス文書では、常用漢字である「黒」を使用するのが原則です。

「黑」を使うのは、書道・デザイン・歴史的文書・戸籍上の正字が必要な場合など、特定の目的がある場面に限られるでしょう。

使用場面 推奨される字体
一般的な文章・ビジネス文書 黒(常用漢字)
書道・書体デザイン 黑(旧字体)
歴史的文献の引用・再現 黑(旧字体)
印鑑・落款・署名 黑(旧字体・好みによる)
Webサイト・SNS 黒(常用漢字が無難)

判断に迷う場合は、相手や用途に合わせて柔軟に選ぶのが最もよいでしょう。

「黑」の読み方と意味について

「黑」の読み方は「くろ」または「こく」で、「黒」と完全に同じ意味・用法を持っています。

訓読みでは「くろ」「くろい」、音読みでは「コク」と読みます。

意味や読みは「黒」と全く同じであるため、字体の違いだけで意味が変わるわけではありません。

「黒板(こくばん)」「黒字(くろじ)」「黒幕(くろまく)」など、いずれの熟語においても「黑」を使っても同義となります。

その他の入力・検索に使えるコードまとめ

「黑」を扱う際に知っておくと便利なコードや情報を以下にまとめました。

「黑」に関する各種コード一覧

Unicode(16進数):U+9ED1

HTML数値文字参照(10進数):黑

HTML数値文字参照(16進数):黑

UTF-8バイト列:E9 BB 91

JIS X 0213:該当なし(JIS外字)

HTMLやプログラミングで使用する際は、数値文字参照を使うと文字化けのリスクを避けられるためおすすめです。

また、Windowsの「文字コード表」アプリを使えば、コードから文字を検索・コピーすることも簡単にできるでしょう。

まとめ

この記事では、黒の旧字体「黑」の出し方について、パソコン・スマホ別の入力方法からコード・コピペ方法まで幅広くご紹介しました。

「黒」と「黑」はどっちを使うべきか迷う場面もありますが、一般文書には「黒」、書道・デザイン・歴史文書には「黑」と覚えておくとスムーズです。

パソコンではIME変換やUnicodeコード「U+9ED1」を使った入力が有効で、スマホでは変換候補を活用するか、コピペ方式が最も確実な方法となります。

文字コードや数値文字参照を把握しておけば、HTMLやWordなどさまざまな場面でも活用できるでしょう。

旧字体・異体字を正しく使いこなすことで、表現の幅がぐっと広がるはずです。

ぜひこの記事を参考に、「黑」の入力をスムーズに活用してみてください。