科学的な解析(化学)を行う際には基本的に反応物質の沸点・融点・比重・密度(g/mlやg/cm3)・引火点などの理解が必要となることが多いです。
そのためさまざまな物質の沸点・融点・比重・密度(g/mlやg/cm3)・引火点を覚えておくといいです。
ここでは代表的な化学物質の「マグネシウム(Mg)」に着目して、その沸点・融点・比重・密度(g/ml)・引火点(危険物関連情報)やSDSなどをまとめていきますので、ぜひ参考にしてください。
マグネシウムの沸点や融点(文献値)は?【Mg】
それでは以下でマグネシウム(Mg)の沸点や融点は?について確認していきます。
結論として、マグネシウムの
・融点(常温常圧下):約650度
ですね。
マグネシウムの場合では、金属元素であり、金属結合により原子同士が強く結びついているため、比較的高い融点と沸点を示しています。
マグネシウムの比重や密度(g/mlやg/cm3など)は?
さらに、マグネシウムの比重や密度(単位g/mlやg/cm3)についてもチェックしていきましょう。
結論として、マグネシウムの
・比重(常温常圧下):約1.74
ですね。
マグネシウムの密度は水より重い1.74 g/mlとなります。単位g/cm3でも値は同じですね。
なお、固体の場合の比重も水の密度との比較(1.0g/cm3)となるので、数値は変わらないですが(1で割っているため)単位が無くなります!
マグネシウムだけでなく密度と比重の違いは重要なので覚えておきましょう(^^)/
マグネシウムの引火点は?【危険物など】は?
さらに、マグネシウムの引火点についてもチェックしていきましょう。危険物取扱者の試験などを受ける人はこのあたりの情報も重要となってきます。
結論として、マグネシウムの
・発火点:約473度(粉末状の場合)
ですね。
マグネシウムは固体金属であるため、通常の液体のような引火点は定義されませんが、粉末状のマグネシウムは非常に発火しやすく、危険物に分類されます。空気中の酸素や水と激しく反応して発火する可能性があるため、取り扱いには十分な注意が必要です。
マグネシウムのSDSは?【厚生労働省の情報:文献値】
さらに、マグネシウムのSDS情報へのリンクも整理いたしましたので、必要な場合はご活用くださいませ!
以下が厚生労働省さまの情報でございます。
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen/gmsds/7439-95-4.html
まとめ マグネシウムの比重・密度(g/mlやg/cm3)・SDS・引火点・融点は?【Mg・危険物・SDS】
ここでは、マグネシウムの沸点・比重・密度(g/mlやg/cm3)・引火点・融点は?【Mg・危険物・SDS】について確認しました。
各物性を理解し、業務等々に活かしていきましょう。