この記事ではPythonを使用して、フォルダが存在しない場合に自動でフォルダを作成する方法について解説していきます。
ポイントとしては、
`os` モジュールの `os.path.exists` と `os.makedirs` 関数、
そして
`pandas` ライブラリ
を使用することです。
なお、下記の解説では完全な初心者でもわかりやすいように変数名を少々変わった名称にしています。適切な(英語表記でしっくりくるものが一般的)ものに変更してご活用ください。
それでは詳しく見ていきましょう!
pythonでフォルダが存在しなければ作成する方法【指定ディレクトリ内にインプットボックスでフォルダ名を指定】
それではまず、指定ディレクトリ内にインプットボックス(自分で名前を入力するフォーム)でフォルダ名を指定してフォルダを作成する方法について解説していきます。
jupyter notebookなどの各開発環境を開いて、以下のコードをコピペしましょう。
import os
# ユーザーにフォルダ名を入力してもらう
furu-da-me-: str = input("作成したいフォルダ名を入力してください:")
# 作成するフォルダのフルパス
path: str = os.path.join("指定ディレクトリ", furu-da-me-)
# フォルダが存在しない場合に作成
if not os.path.exists(path):
os.makedirs(path)
print(f"{path} が作成されました。")
else:
print(f"{path} は既に存在しています。")
このコードでは、まずユーザーにフォルダ名を入力してもらい、そのフォルダ名を使用して新しいフォルダのフルパスを生成します。
`os.path.exists` 関数を使用してそのパスにフォルダが存在するかを確認し、存在しない場合は `os.makedirs` 関数でフォルダを作成します。
pythonでフォルダが無ければ作成する方法【別のC://renshu.csvを読み込み、A列の2行目から最終行までのフォルダ名を作成する:一括】
続いては、別のC://renshu.csvを読み込み、A列の2行目から最終行までのデータを元にフォルダ名を作成する方法について解説していきます。
予め複数のフォルダを一括生成したい場合などにおすすめですね。
jupyter notebookなどの各開発環境を開いて、以下のコードをコピペしましょう。
import os
import pandas as pd
# CSVファイルを読み込む
kei-su: pd.DataFrame = pd.read_csv("C://renshu.csv")
# A列のデータを取得し、2行目から最終行までのフォルダ名を作成
for furu-da-me- in kei-su["A"][1:]:
path: str = os.path.join("指定ディレクトリ", furu-da-me-)
if not os.path.exists(path):
os.makedirs(path)
print(f"{path} が作成されました。")
else:
print(f"{path} は既に存在しています。
")
このコードでは、まず `pandas.read_csv` 関数を使用してCSVファイルを読み込みます。
そして、そのデータのA列を取得し、2行目から最終行までのデータを使用してフォルダを作成します。
フォルダの存在チェックと作成は先ほどと同様に `os.path.exists` と `os.makedirs` を使用します。
そして、同じフォルダ名がない場合には自動生成され、ある場合にはスルー(printのみ)されます。
まとめ 【Python】フォルダが存在しなければ作成(存在確認でなければ:チェック)する方法
この記事では、Pythonでフォルダが無ければ作成(存在チェック・確認でなければ)する方法について確認しました。
pythonをマスターして、さらに快適に過ごしていきましょう。