この記事では、吐露の読み方や意味について解説していきます。
覚えやすいように吐露を用いた、読み仮名付きの例文や川柳も紹介していますので、息抜きにご活用ください。
はくろ？吐露の読み方や意味は？とろ、はくろ？
まずは、吐露の読み方について確認していきます。
吐露の読み方は
が正解です。
よく「ハクロ」や「トツユ」と間違えて読まれることがありますが、これらは誤りですので注意しましょう。
なかなか間違いやすい漢字のため、この機会に覚えておくといいです。
吐露の意味は「心の中にある気持ちや考えを包み隠さず話すこと、心情を打ち明けること」を表す言葉ですね。
「吐」は吐き出す・外に出すという意味を、「露」はあらわになる・明らかにするという意味を示しています。
吐露だけでなく、漢字は読み方と意味をセットで覚えると忘れにくいので、うまく活用してください。
なお、「はくろ」や「とつゆ」は誤りなので気を付けましょう。「とろ」と読むのが正解です。
吐露を使った例文を紹介！
さらには、吐露を使った例文も紹介していきます。
1. 彼は長年抱えていた悩みを友人に吐露（トロ）しました。
2. 日記に本音を吐露（トロ）することで、心が軽くなりました。
3. インタビューで彼女は率直に心境を吐露（トロ）していました。
例文で覚えておくと忘れにくいのでおすすめです！
吐露を使った川柳も紹介！
息抜きに、吐露を使った川柳をいくつか紹介します。
「月夜にて 友に心を 吐露す夜」
（この川柳は、静かな月夜に親しい友人に心の内を打ち明ける情緒深い場面を表現しています）
「手紙にて 想い吐露して 春風に」
（手紙に気持ちを綴って心情を吐露し、それを春風に託すような心境を詠んでいます）
「吐露する 勇気が生んだ 新たな道」
（心の内を正直に話す勇気が、新しい人生の道筋を開いたことを表現しています）
川柳で覚えると印象に残りやすいので、ぜひ参考にしてください。
まとめ とろ・はくろの漢字は？吐露の読み方や意味は？
吐露の読み方は「トロ」が正解で、「ハクロ」や「トツユ」は誤りです。意味は「心の中にある気持ちや考えを包み隠さず話すこと、心情を打ち明けること」を表す言葉です。
文学作品や心理学的な文脈、カウンセリングなどの場面でよく使われる言葉として知っておきましょう。「告白」よりも深い心情の表出を表し、より文学的で上品な表現として用いられます。
正しい読み方と意味を覚えて、適切な場面で使ってみましょう。
