「歳」の旧字体を入力したいけれど、どうすればいいか迷っていませんか?
パソコンやスマートフォンで「歲」という異体字を出す方法は、実はいくつかの手段があります。
年齢を表す「さい」という漢字には、現代で一般的に使われる「歳」と、旧字体の「歲」が存在します。
どちらを使えばよいか迷う場面もあるでしょう。
この記事では、歳の旧字体「歲」の出し方をパソコン・スマホ別に詳しく解説するとともに、Unicodeコードや異体字の違い、コピペ用の拡大図まで丁寧にご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
歳の旧字体「歲」はパソコン・スマホで入力できる異体字
それではまず、歳の旧字体「歲」とは何か、そしてどのような場面で使われるのかについて解説していきます。

歳の旧字体の出し方(漢字をパソコンやスマホで・異体字・歲・さい・どっちか・コード・コピペ用拡大図も)というテーマにおいて、まず押さえておきたいのが「歳」と「歲」の関係性です。
「歳」と「歲」の違いとは
「歳」は現代の常用漢字として広く使われている字体です。
一方「歲」は、その旧字体・異体字にあたる文字で、主に戦前の書類や歴史的な文献、正式な書道作品などに見られます。
両方とも「さい」と読み、年齢や年月を意味する点は共通しています。
見た目の違いとしては、「歲」の中央部分に「止」ではなく「戌」に近い形の要素が含まれており、画数が多くなっています。
旧字体・異体字という観点から見ると、「歲」は常用漢字表には掲載されていませんが、JIS規格やUnicodeには収録されている文字のため、デジタル環境でも扱うことが可能です。
「歳」と「歲」どっちを使えばいいか
現代の日常的な文書やデジタルコンテンツでは、基本的に「歳」を使うのが一般的です。
「歲」を使う場面としては、歴史的・伝統的な文脈、書道、印刷物のデザイン、人名・地名の正確な表記などが挙げられます。
たとえば「歲末」「歲暮」などの熟語を古風に表記したいときや、旧字体を意識した文書を作成するときには「歲」を使うとよいでしょう。
公的書類や一般的なビジネス文書では「歳」が標準となっているため、迷った場合は「歳」を選ぶのが無難です。
「歳」→ 現代の常用漢字。日常・ビジネス・公式文書に使用。
「歲」→ 旧字体・異体字。歴史文書・書道・デザインなど特定の場面で使用。
「歲」のUnicodeコードと文字情報
「歲」のUnicodeコードポイントはU+6B72です。
一方、現代字「歳」のUnicodeコードポイントはU+6B73となっています。
以下の表に両者の文字情報をまとめましたので、確認してみてください。
| 項目 | 歲(旧字体) | 歳(新字体) |
|---|---|---|
| 読み | さい・セイ・とし | さい・セイ・とし |
| Unicode | U+6B72 | U+6B73 |
| JIS区点コード | 非標準(外字扱いの場合あり) | 4725 |
| 画数 | 13画 | 13画 |
| 分類 | 旧字体・異体字 | 常用漢字 |
パソコンで歳の旧字体「歲」を出す方法
続いては、パソコンで「歲」を入力する具体的な方法を確認していきます。
Windows・Macそれぞれの手順を丁寧に解説しますので、ご自身の環境に合わせてお試しください。
Windowsで「歲」を入力する方法
Windowsでは、IME(日本語入力システム)を使って「歲」を入力する方法がいくつかあります。
まず最も手軽な方法は、「さい」と入力して変換候補から選ぶ方法です。

Microsoft IMEの場合、変換候補の一覧を開くと「歲」が表示されることがあります。
ただし、候補に出てこない場合は以下の方法を試してみましょう。
方法① IMEパッドを使う
タスクバーの「あ」や「A」を右クリック →「IMEパッド」を開く → 手書きや文字コードで「歲」を検索して入力する。
方法② Unicodeコード入力(Word限定)
Wordを開き、「6B72」と入力した後、すぐに「Alt + X」キーを押すと「歲」に変換されます。
方法③ コピペを活用する
本記事のコピペ用文字「歲」をそのまま使用する。

WordのAlt+X入力は、Unicodeに対応した最もスムーズな方法の一つです。
IMEパッドの手書き機能を使えば、コードを覚えていなくても直感的に入力できるので便利でしょう。
Macで「歲」を入力する方法
Macでは、文字ビューアを活用するのが最も確実な方法です。
方法① 文字ビューアを使う
メニューバーから「編集」→「絵文字と記号」または「文字ビューア」を開く → 検索欄に「歳」または「さい」と入力 → 「歲」を見つけてダブルクリックで挿入。
方法② ことえり・変換候補から探す
「さい」と入力し、スペースキーで変換候補を展開 → 候補一覧をスクロールして「歲」を選択。
方法③ コピペを活用する
本記事に掲載している「歲」をコピーして貼り付ける。
Macの文字ビューアでは、「歳」を検索すると関連する異体字も表示されるため、「歲」を視覚的に選んで入力できる点が便利です。
手書き入力の精度も高いので、難しい旧字体を入力する際に重宝するでしょう。
パソコンでのコード入力まとめ
パソコンで「歲」を入力するためのコード情報をまとめました。
| 入力方法 | 対象OS | 手順の概要 |
|---|---|---|
| IMEパッド(手書き・コード) | Windows | 「あ」右クリック → IMEパッド → 検索 |
| Alt + X(Unicode変換) | Windows(Word) | 「6B72」入力後 Alt+X を押す |
| 文字ビューア | Mac | 「編集」→「絵文字と記号」→ 検索 |
| 変換候補から選択 | Windows / Mac | 「さい」と入力し候補を展開 |
| コピペ | すべて | 「歲」をコピーして貼り付け |
スマホで歳の旧字体「歲」を出す方法
続いては、スマートフォンでの「歲」入力方法を確認していきます。
iPhoneとAndroid、それぞれの手順を解説しますので、参考にしてみてください。
iPhoneで「歲」を入力する方法
iPhoneでは、日本語キーボードを使って「さい」と入力し、変換候補を確認する方法がまず挙げられます。
ただし、標準のiOSキーボードでは「歲」が候補に出にくい場合もあります。
方法① 変換候補から探す
「さい」と入力 → 変換候補を横にスクロールして「歲」を探す。
方法② ユーザー辞書に登録する
「設定」→「一般」→「キーボード」→「ユーザー辞書」→「+」を押す → 単語に「歲」、読みに「さい」と入力して保存。以後は「さい」と入力するだけで変換候補に「歲」が表示されます。
方法③ コピペを活用する
本記事の「歲」をタップ長押しでコピーし、貼り付けたい場所に貼り付ける。
ユーザー辞書への登録は一度やっておくだけで毎回使えるようになる
ため、頻繁に使う方には特におすすめの方法です。
Androidで「歲」を入力する方法
Androidスマートフォンでは、使用しているキーボードアプリによって操作が異なります。
Googleの「Gboard」を使っている場合は、以下の手順で入力できます。
方法① 変換候補から探す
「さい」と入力 → 変換候補の一覧をスクロールして「歲」を選択。
方法② ユーザー辞書に登録する
Gboardの設定 →「辞書」→「個人辞書」→ 言語を選択 →「+」で「歲」を単語、「さい」を読みとして追加。
方法③ コピペを活用する
本記事の「歲」を長押しでコピーして貼り付ける。
Gboard以外のキーボードアプリを使っている場合でも、ユーザー辞書登録の機能はほとんどのアプリに搭載されているため、同様の手順で登録できるでしょう。
スマホでの入力方法を比較する
| 方法 | iPhone | Android | 手軽さ |
|---|---|---|---|
| 変換候補から選択 | ○ | ○ | ★★★ |
| ユーザー辞書登録 | ○ | ○ | ★★☆(初回のみ手間) |
| コピペ | ○ | ○ | ★★★ |
スマホでの入力に困ったときは、まずコピペを試してみるのがもっとも手軽でしょう。
コピペ用「歲」拡大図と文字コード一覧
続いては、すぐに使えるコピペ用の「歲」とその関連情報を確認していきます。
コードや拡大表示も掲載していますので、必要な方はご活用ください。
コピペ用「歲」の拡大図
以下の文字をそのままコピーしてご利用いただけます。
コピペ用旧字体「歲」
歲
上の文字を長押し(スマホ)またはドラッグ(パソコン)してコピーしてください。
拡大表示することで、「歳」との字体の違いを視覚的に確認しやすくなります。
「歲」の中央部は「戌」に近い要素を含む点が「歳」との主な違いで、旧字体ならではの風格があります。
文字コード一覧と入力時の参考情報
「歲」を入力する際に使用するコードをまとめました。
| コードの種類 | 「歲」の値 | 使用場面 |
|---|---|---|
| Unicode(コードポイント) | U+6B72 | Word Alt+X入力・プログラミングなど |
| HTML文字参照(数値) | 歲 | Webページ・HTMLファイルへの埋め込み |
| HTML文字参照(16進数) | 歲 | Webページ・HTMLファイルへの埋め込み |
| UTF-8(バイト列) | E6 AD B2 | プログラミング・システム開発 |
HTMLでWebページに「歲」を表示したい場合は、「歲」または「歲」と記述するのが確実な方法です。
文字化けを防ぐためにも、コードを使った記述は非常に有効でしょう。
「歲」を使った熟語と表記例
旧字体「歲」はさまざまな熟語にも使われてきました。
代表的なものをご紹介します。
| 旧字体表記 | 現代字表記 | 意味・用途 |
|---|---|---|
| 歲末 | 歳末 | 年の終わり・年末 |
| 歲暮 | 歳暮 | 年の暮れ・お歳暮 |
| 歲月 | 歳月 | 年月・時の流れ |
| 歲入 | 歳入 | 一年間の収入(財政用語) |
| 歲出 | 歳出 | 一年間の支出(財政用語) |
このように、旧字体「歲」は年末・財政・時間の流れを表す熟語に幅広く使われてきた文字です。
書道や古典文書に親しむ方であれば、これらの表記に触れる機会も多いでしょう。
まとめ
今回は、歳の旧字体「歲」の出し方について、パソコン・スマホそれぞれの方法やUnicodeコード、コピペ用の拡大図まで詳しく解説してきました。
「歳」と「歲」はどちらも「さい」と読み、年齢や年月を意味する漢字ですが、現代の一般的な場面では「歳」を、書道や歴史的文書では「歲」を使い分けるのが基本となります。
パソコンではWordのAlt+X入力やIMEパッドが便利で、スマホではユーザー辞書への登録やコピペが手軽な方法です。
本記事でご紹介したコピペ用文字「歲」をそのままご活用いただければ、面倒な入力操作も不要になります。
旧字体・異体字の世界は奥深く、「歲」一文字にも長い歴史と文化が息づいています。
ぜひこの機会に正しい知識と入力方法を身につけて、旧字体を使いこなしてみてください。