この記事では、「土へんに時(塒)」の漢字について、読み方、意味、由来、部首、画数、さらに「塒」の読み方について詳しく解説していきます。
なお、面白い例文も多く紹介しておりますので、楽しみながら難しい漢字の読みなどを自然と覚えられると思います(^^)/
結論として、「土へんに時(塒)」の読み方は以下の通りです。
・ 音読みは「ジ」「シ」
・ 訓読みは「ねぐら」「とや」「とぐろ」
それでは塒の他の項目についても詳しく見ていきましょう!
土へんに時(塒)の漢字の読み方は?
まず、「土へんに時(塒)」の漢字の読み方を確認していきます。
上記の通り、
・ 音読みは「ジ」「シ」
・ 訓読みは「ねぐら」「とや」「とぐろ」
と読みます。
「塒」の読み方は、基本的には「ねぐら」と読むことが多く、鳥や動物が夜を過ごす場所を表す際によく使われます。「鳥塒(とりねぐら)」という言葉も一般的です。
また、「帰塒(きじ)」など複合語では音読みの「ジ」が使われることもあります。
土へんに時(塒)の漢字の意味や由来・成り立ちは?
続いては、土へんに時の「塒」という漢字の意味や由来・成り立ちも見ていきましょう!
意味としては、訓読みからも理解できますが、
・ 鳥が夜を過ごす場所。鳥のねぐら。
・ 動物が寝泊まりする場所。
・ 日が沈み、鳥が巣に帰る時刻。
これらを表しています。
由来や成り立ち
「土へん」は土や場所に関連する意味を表す部首で、「時」は時間や時刻を意味します。
この二つの要素が組み合わさることで、「鳥が時を知って帰る場所」という意味が生まれました。
古来より、鳥が日暮れになると決まって帰ってくる場所を「塒」と呼び、特に鶏などの家禽が夜を過ごす場所や、野鳥が集団で眠る場所を指していました。
また、「塒」という漢字には、鳥が時を知るという古代の人々の自然観察が反映されており、鳥が日没時に巣に帰る習性から、時間の概念と結びついた表現となっています。
これらから転じて、現代でも使用される意味として
・ 鳥のねぐらや寝床。
・ 鳥が夕方に帰ってくる時間帯。
・ 比喩的に、人が寝る場所や安らぎを得る場所。
になったといえますね(^^)/
以下の例文を元にマスターしていきましょう。
土へんに時(塒)の漢字の読み方を理解しやすい例文紹介!
土へんに時(塒)の意味や読み方を自然と覚えられる例文を以下で紹介します。
一般的な読みのものから、面白い例文までさまざま紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください(^^)/
土へんに時(塒)の漢字を用いた例文
- 日が暮れると小鳥たちは塒(ねぐら)に帰っていく。
- 鶏は夕方になると自然と塒(とや)に戻る習性がある。
- 鳥たちの帰塒(きじ)の時間は季節によって変わる。
- カラスの塒(ねぐら)は大きな木の上にあることが多い。
- 渡り鳥は長旅の途中、一時的な塒(ねぐら)を見つけては休息する。
- 彼は野鳥の塒入り(ねぐらいり)の様子を観察するために早朝から出かけた。
- 古い倉庫が野良猫たちの塒(ねぐら)となっていた。
- 小鳥たちは枝の上で塒(とぐろ)を巻くように集まって眠りについた。
- 彼にとって、この小さな部屋が心の塒(ねぐら)だった。
土へんに時(塒)の漢字を使った熟語は?
「塒」を使った熟語には以下のようなものがあります。
帰塒(きじ)
鳥が夕方になってねぐらに帰ること。
塒入り(ねぐらいり)
鳥がねぐらに入ること。また、日没頃の時間帯を指すこともある。
これらの熟語も覚えておくと、「塒」の意味をより深く理解できますね。
土へんに時(塒)の漢字の部首と画数は?
土へんに時(塒)の漢字の部首と画数も見ていきます。
結論として
・部首:土偏(つちへん)
・画数:13画(総画)
ですね。
画数に注意して、丁寧に書きましょう(^^)/
まとめ 土へんに時(塒)の漢字の読み方や部首や画数は?塒では?
ここでは、土へん(土偏)に時(塒)の漢字の読み方は?意味・由来・部首・画数は?【塒の読み方も:土へんに時】について、面白い例文も用いつつ解説しました。
日本語の漢字は奥深く、「塒」の成り立ちを知ることで、さらに日本語の豊かな表現の幅を広げることができますね。
これからも様々な漢字に触れ、日本語の魅力を発見していきましょう♪