【Excel】VBAマクロで折り返して全体を表示するの解除方法（列、行、シートやブック全体）【UnwrapColumn, UnwrapRow, UnwrapAllSheets】

この記事では、VBAマクロで折り返して全体を表示するの解除方法（列、行、シートやブック全体）【UnwrapColumn, UnwrapRow, UnwrapAllSheets】について解説していきます。

ポイントとしては

という関数を使用します。

初心者でも理解しやすいように、変数名は独特な日本語ローマ字表記を採用しています。実際に使用する際には、英語表記に変更してください。

それでは、詳しく見ていきましょう！

VBAマクロで折り返して全体を表示するの解除（シート1で特定の列を指定する方法）

それではまず、シート1で特定の列の折り返し表示を解除する方法について解説していきます。

Alt + F11にてVBE画面を開いて、以下コードをコピペしましょう。

Sub UnwrapColumn()
    Dim sheet1 As Worksheet
    Set sheet1 = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1")
    Dim retsu As Integer
    retsu = 3 ' 3列目を指定
    sheet1.Columns(retsu).WrapText = False
End Sub

コードのAlt+F8を押し、マクロ選択画面でUnwrapColumn関数を実行します。

このコードでは、Sheet1の3列目の折り返し表示を解除しています。

列番号は任意のものにご変更くださいませ。

VBAマクロで折り返して全体を表示するの解除（シート1で特定の行を指定する方法）

続いては、シート1で特定の行の折り返し表示を解除する方法について解説していきます。

Alt + F11にてVBE画面を開いて、以下コードをコピペしましょう。

Sub UnwrapRow()
    Dim sheet1 As Worksheet
    Set sheet1 = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1")
    Dim gyou As Integer
    gyou = 5 ' 5行目を指定
    sheet1.Rows(gyou).WrapText = False
End Sub

コードのAlt+F8を押し、マクロ選択画面でUnwrapRow関数を実行します。

このコードは、Sheet1の5行目の折り返し表示を解除します。行番号は任意のものにご変更くださいませ。

VBAマクロで折り返して全体を表示するの解除（ブック内のすべてのシート全体に適用）

最後に、ブック内のすべてのシートに対して折り返し表示を解除する方法について解説します。

Alt + F11にてVBE画面を開いて、以下コードをコピペしましょう。

Sub UnwrapAllSheets()
    Dim ws As Worksheet
    For Each ws In ThisWorkbook.Sheets
        ws.Cells.WrapText = False
    Next ws
End Sub

コードのAlt+F8を押し、マクロ選択画面でUnwrapAllSheets関数を実行します。

このコードは、作業中のExcelブック内の全シートのすべてのセルの折り返し表示を解除します。

まとめ　VBAマクロで折り返して全体を表示するの解除方法（シートやブック全体、列、行、）【UnwrapColumn, UnwrapRow, UnwrapAllSheets】

この記事では、VBAマクロで折り返して全体を表示するの解除方法（シートやブック全体、列、行、）【UnwrapColumn, UnwrapRow, UnwrapAllSheets】について確認しました。

マクロをマスターして、もっと快適な生活を送っていきましょう！！(^^)/