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【Word】ワードで最後の白紙(空白ページ)が削除できない時の対策法

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今回は、ワードで最後についてくる空白ページ・白紙ページを効率よく削除する方法について、詳しく解説していきます。

・「ホーム」タブ→「編集記号の表示/非表示」で編集記号を表示させることで不必要なセクション区切りや改行を削除しやすくする。

・印刷時に印刷範囲の設定で空白ページを除外することもできる。

早速見ていきましょう!

 

ワードで最後の白紙(空白ページ)を削除する方法1【編集記号を表示して原因を特定する】

要らない空白を削除したい場合、まず最初に編集記号を表示してみましょう!

「編集記号」とは、改行マークやタブなど、通常は画面に表示されないけれど文書作成には欠かせない重要な記号のことです。

Wordの「ホーム」タブを開き、「編集記号の表示/非表示」ボタンをクリックします。

ボタンがグレーの状態になれば編集記号が表示されている状態です。

もしも「編集記号の表示/非表示」ボタンが見当たらなかった場合は、「ファイル」タブをクリックして、次に表示されるメニューから「その他」を選択、「オプション」をクリックしましょう。

オプション画面が開いたら、左側のメニューから「表示」項目を選択してください。

画面右側に表示される設定項目の中から「常に画面に表示する編集記号」という箇所を探し、その中にある「段落記号」と「すべての編集記号を表示する」の両方にチェックマークを入れます。

この設定をすることで、編集記号が常に表示されるようになります。

編集記号が表示されたら、削除できない最後のページに「改ページ」や「セクション区切り(次のページから)」などがないか確認しますしょう。

セクション区切りを見つけた場合は、区切りの直前の位置にマウスカーソルを置いて、正確キーボードのDeleteやBackspaceで、削除してしまいましょう。

これで不要なページ区切りが解除され、白紙ページも削除されます。

改ページが原因の場合は、まず改ページの記号をダブルクリックして選択状態にしてください。

改ページが正しく選択されていることを確認したら、Deleteキーを押して改ページを削除しましょう。

こうすれば、勝手に作られていたページ区切りもちゃんと解除されます。

 

ワードで最後の白紙(空白ページ)を削除する方法2【余分な改行や段落記号を削除する】

余分な段落記号や改行が複数入力されているといった場合も、自動的に新しいページが作成される原因になります。

そういった場合でも、まずは「ホーム」タブの「段落」→「編集記号の表示/非表示」ボタンをクリックして、段落記号を可視化しましょう。

これで、見えていなかった改行や空白文字もすべて表示されるようになります。

次に文書の最後のページまでスクロールし、余分な段落記号や改行マークが連続していないかチェックしましょう。

だいたいの場合は、文書の最後に不要な段落記号が入力されています。

ここで見つけた余分な記号が、新しいページを強制的に作成している原因となっています。

いらない段落記号を見つけたら、マウスを使ってドラッグして選択し、削除してください。

段落記号が何個か連続していた場合には、必要な箇所まで間違って削除してしまわないよう十分注意しながら操作してくださいね。

 

ワードで最後の白紙(空白ページ)を削除する方法3【行間設定を調整する】

Wordでは文書の最後に表が配置されている場合に、自動で段落が挿入されます。

それが原因で余計な白紙ページが生まれている可能性も考えられますね。

このような場合には、はみ出している部分の行間を調整することで解決できますよ。

まずは、はみ出している段落記号の位置にマウスカーソルを置きましょう。

そして「ホーム」タブ→「段落」グループの右下にある小さなボタンをクリックします。

ボタンをクリックすると、段落に関する詳細設定メニューが表示されるので、その中から「行間のオプション」を選択してください。

次に、「段落」ダイアログボックスが開きます。

この上部にある「インデントと行間隔」タブが選択されているかを確認してください。

このタブの中にある「行間」という項目を探し、プルダウンメニューから「固定値」を選択します。

固定値を選択すると、その下に「間隔」という数値入力欄が表示されるので、ここに「1pt」と入力します。

あとは右下にある「OK」ボタンをクリックして設定を完了しましょう。

これで、カーソルがあった段落の行間を可能な限り最小限に調整できます。

余分なスペースが削減されて白紙ページも削除されましたね(^^♪

 

ワードで最後の白紙(空白ページ)を削除する方法4【印刷時に白紙ページを除く】

応急処置として、印刷のタイミングで最後の白紙ページを除く方法も見ておきましょう。

まずは「ファイル」メニューをクリックします。

次のメニューで「印刷」を選択し、印刷設定画面を開きます。

印刷設定画面が表示されたら、「ページ指定」という項目を探してください。

ここで、最後の白紙ページを除いた範囲を指定することができます。

例えば、全体が5ページで最後のページが白紙の場合は、「1-4」と入力することで、必要な4ページのみを印刷することができます。

 

まとめ ワードで最後についてくる空白(白紙ページ)を削除する方法

ここまで、ワードで最後についてくる空白(白紙ページ)を削除する方法について解説してきました。

今回紹介した方法を活用することで、より完成度の高いWord文書を作成でき、文書全体のレイアウトを美しく整えることができるようになります。

これらのテクニックをマスターして、業務効率化と見栄えの良い文書作成に役立ててください。