科学的な解析(化学)を行う際には基本的に反応物質の沸点・融点・比重・密度(g/mlやg/cm3)・引火点などの理解が必要となることが多いです。
そのためさまざまな物質の沸点・融点・比重・密度(g/mlやg/cm3)・引火点を覚えておくといいです。
ここでは代表的な化学物質の「キシレン(C6H4(CH3)2)」に着目して、その沸点・融点・比重・密度(g/ml)・引火点(危険物関連情報)やSDSなどをまとめていきますので、ぜひ参考にしてください。
キシレンの沸点や融点(文献値)は?【C6H4(CH3)2】
それでは以下でキシレン(C6H4(CH3)2)の沸点や融点は?について確認していきます。
結論として、キシレンの
・融点(常温常圧下):約-48度(オルト体-25度、メタ体-48度、パラ体13度付近)
ですね。
キシレンの場合では、ベンゼン環にメチル基が2つ置換しているため、分子間力(π-π相互作用)が強く、沸点が高くなっています。
キシレンの比重や密度(g/mlやg/cm3など)は?
さらに、キシレンの比重や密度(単位g/mlやg/cm3)についてもチェックしていきましょう。
結論として、キシレンの
・比重(常温常圧下):約0.87
ですね。
キシレンの密度は水より軽い0.87 g/mlとなります。単位g/cm3でも値は同じですね。
なお、液体の場合の比重は水の密度との比較(1.0g/cm3)となるので、数値は変わらないですが(1で割っているため)単位が無くなります!
キシレンだけでなく密度と比重の違いは重要なので覚えておきましょう(^^)/
キシレンの引火点は?【危険物など】は?
さらに、キシレンの引火点についてもチェックしていきましょう。危険物取扱者の試験などを受ける人はこのあたりの情報も重要となってきます。
結論として、キシレンの
ですね。
比較的低い温度で引火するため、取り扱いには十分な注意と管理が必要不可欠です。
キシレンのSDSは?【厚生労働省の情報:文献値】
さらに、キシレンのSDS情報へのリンクも整理いたしましたので、必要な場合はご活用くださいませ!
以下が厚生労働省さまの情報でございます。
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen/gmsds/1330-20-7.html
まとめ キシレンの比重・密度(g/mlやg/cm3)・SDS・引火点・融点は?【C6H4(CH3)2・危険物・SDS】
ここでは、キシレンの沸点・比重・密度(g/mlやg/cm3)・引火点・融点は?【C6H4(CH3)2・危険物・SDS】について確認しました。
各物性を理解し、業務等々に活かしていきましょう。