1歳の子どもに、どんな食事を食べさせてあげればいいのでしょう?
毎日 悩んでいるママやパパは多いですよね…
小さな手でも持ちやすく、一人でも食べやすい「おにぎり」は幼児食の定番となっています!
けれど「どれくらいの大きさ・量」がいいのか?…悩みは尽きません!
今回は1歳児の食事におすすめの「おにぎり」について解説していきます!
さらに主食の定番「パスタ」や「うどん」についても解説していきますよ♪
どうぞ最後までご覧ください!
1歳児が食べるおにぎりの大きさはどれくらい?
おにぎりは幼児期の主食の定番メニューです♪
最初に、主食とはなにか?について軽く説明しましょう!
主食=ご飯、パン、うどん、パスタ等の「穀物」や、じゃがいも、サツマイモ等の「芋類」を指します。
栄養素として主に「炭水化物」を多く含む食べ物のことですね。
炭水化物=主に『活動のエネルギー源』となる栄養素です。特に活発に行動する幼児期には毎日適量を摂取させてあげることが必要不可欠なんです!
ごはん | 約80g | 1/3杯 |
1歳頃の幼児の場合は、1食分ご飯80g程度が目安となります。成人の1/3くらいの量ですね。
子供用のご飯茶碗は大体この量を参考に作られているものが多いでしょう。
お茶碗の大きさ自体を目安にするのはいい方法ですよ。
ご飯80gのエネルギーは、だいたい134kcalくらいです。
おにぎりは一口サイズ=20~30g程度の大きさからはじめてみよう
おにぎりは離乳食後期の手づかみ食べが出来る時期には与えることができるようになります。
1歳児には柔らかめに炊いたご飯(軟米)で作ったおにぎりを与えてあげましょう。
育児書や育児サイトなどでおにぎりの大きさは「一口サイズ」と紹介されていることが多いですが、「一口サイズってどれくらい?」と悩んだ方もいるのでは?
子供ごとに好みの大きさや、食べやすいサイズは違っているので一概には言えませんが、
だいたい「20~30g程度のおにぎり3~4個くらい」を1食分にするとよいのではないでしょうか。
子供茶碗1杯が80g程度なので、その量を3~4等分するイメージです。
この量だとおにぎり1個はミニトマトや大きめのブドウ1粒程度の大きさになります。
ブドウやトマトのように表面がつるつるしているわけではないので、そこまで心配する必要はありませんが、ふざけていたり、笑っていたり、驚いたりしていると、喉に詰まらせる可能性もあります。
食べさせる時には十分に注意しましょう!
また、眠たそうにしている時には、食事より先に睡眠を取らせてあげるなど臨機応変に対応してあげてくださいね。
形を工夫して、食べやすくしてあげましょう
少しでも誤飲の心配を減らすためには、おにぎりを丸い形ではなく三角形や棒状にしてあげるのもおススメです。
口の中いっぱいに食べ物が入っている時ほど、よく噛まず飲み込んでしまうものです。
一度で口に全部を入れられない形にすることで少しずつかじりながら食べるようになり、自然と口に入れる量を調節できるようになりますよ。
「少しずつ良く噛んで食べようね」など食事中の声掛けも大切ですね。
よく噛んでいても、飲み込む時に米粒が誤って気管に入ってしまい、呼吸困難や気管支炎などに繋がる可能性もあります。気管支炎の場合は、咳込みが見られず、気づくまでに時間がかかることも…
繰り返しになりますが、食事中は必ず見守っていてあげてくださいね。
小学生くらいになるまでは油断できません。子ども同士で食事中に遊び始めたりした時には、特に気を付けてそばにいるようにしましょう。
https://twitter.com/Yoshipu012113/status/1383052229322579969
1歳児が食べるパスタの量はどれくらい?
ゆでパスタ | 約80g | パスタ1/3束 |
乾燥パスタやマカロニ | 約35g | パスタ1/3束 |
続いて1歳児が食べるパスタ一食分についてです。1歳頃の幼児は1食分80g程度が目安です。乾麺のパスタ1/3束くらいの量です。個人差もあるのでこの量を参考にして、その子にあった量に増減してあげてください。
スパゲッティのように長細いものも1歳くらいになると上手に啜れるようになります。
ちゅるちゅると麺を啜る姿はかわいらしいですよね♪
けれど、啜ることによって気管に入る可能性や誤飲の可能性も上がります。柔らかく茹でたうえで、2~3cm程度に短く切って食べさせてあげた方が良いでしょう。
小さめのマカロニなどを使用するのも良いですね!
また、パスタはソースの塩分や油分が多めになりがちな点にも注意が必要です。子供用に作る時は味つけが濃くなり過ぎないように注意しましょう。
https://twitter.com/mw_odw/status/1455842978979729409
https://twitter.com/makigai1025/status/754187198212091904
1歳児が食べるうどんの量はどれくらい?
amazon.co.jpより引用
ゆでうどん | 約120g | 1/2玉 |
続いて1歳児が食べるうどん一食分についてです。1歳頃の幼児は1食分120g程度が目安です。
1/2くらいの量です。この量を参考にしてその子自身にあった量に増減してあげてくださいね。
スパゲッティと同じく、柔らかく茹でたものを2~3cm程度に短く切って食べさせてあげましょう。
うどんは麺自体がしょっぱいので、乳幼児用に市販されているものを使用するのも良いですね。
https://twitter.com/mw_odw/status/1444149323290189824
1食あたりの目安量
ここまでは主食になる炭水化物の食事について触れてきましたが、
1番気になるのは1食あたりの「主食」「主菜」「副菜」をどのくらい食べさせてあげたら良いのか?ですよね。
それらについても具体的に見ていきましょう!
表の穀物が「主食」、たんぱく質が「主菜」、野菜が「副菜」に該当します↓↓
穀物 | 軟飯90g ご飯80g |
野菜・くだもの | 40〜50g |
【たんぱく質】 | |
魚または | 15〜20g |
肉または | 15〜20g |
豆腐または | 50〜55g |
卵または | 全卵1/2〜2/3個 |
乳製品 | 100g |
1日のエネルギー量は?
1〜2歳児の1日の必要なエネルギーの量をみてみましょう。
1~2歳児 | 男の子/女の子 |
推定エネルギー必要量 | 950kcal/900kcal |
日本人の食事摂取基準(2020 年版) – 厚生労働省 参考
まとめ
1歳は日々の成長がとても盛んな時期です。こんな時期こそ「栄養たっぷりの食事を沢山食べさせてあげたい!」というのがパパ・ママ達の願いですよね。今回、ここで紹介した量はあくまで目安です。この量よりずっと食べ過ぎてる子も、食べる量が少ない子もその子なりの成長がみられて元気に過ごしているのなら問題なしですよ♪お子さんの成長や食欲に応じて、調節しあげてくださいね。楽しい食事を摂ることが何より一番大切です。素敵な家族の時間を過ごしてくださいね♪