「徒歩1時間（60分）の距離」って言われたとき、みなさんはどのくらいの距離や時間をイメージしますか？
実は移動手段や地域によって、同じ「1時間（60分）」でも全然違うんです！都会の混雑した歩道と田舎の道では、徒歩1時間（60分）で進める距離が変わってきます。
今回は、徒歩1時間（60分）の距離を車やバス、タクシーに換算したらどうなるのか、首都圏と田舎の場合でそれぞれ詳しく解説します。
「かなり長い距離を歩く」が実際どのくらいなのか、ぜひ参考にしてください！
徒歩1時間（60分）は車で何分？距離は？バスやタクシー（首都圏の場合：時速4km程度）
首都圏での徒歩の平均速度は時速4kmほどと言われています。
理由の一つ目としては、人通りが多く、信号待ちも頻繁にあるからです。首都圏では横断歩道が多く、待ち時間も発生します！
このペースだと、徒歩で1時間（60分間）歩くと約4kmの距離を移動できる計算になります。
計算式：4km÷60分×60分=4km
徒歩1時間（60分）は車で何分か？
では、この4kmを車で移動するとどのくらいかかるでしょうか？
首都圏の一般道では、車の平均速度は時速30km程度と言われています。
これを計算すると…
4km÷30km/時間×60分=8分
つまり、首都圏で徒歩1時間（60分）の距離は、車だとわずか約8分で移動できる計算になります！歩くのと比べると驚異的な時間短縮ですね。
バスの場合はどうでしょう？バスは車と同じ道路を走りますが、停留所での乗降時間があるため、実質的な速度は車より遅くなります。
首都圏のバスの平均速度は時速15km程度と考えると、4kmの距離を移動するのに約16分かかります。
タクシーは車と同等か、運転手さんの知識によってはさらに早く移動できることもありますが、基本的には車と同じ約8分と考えてよいでしょう。
徒歩1時間（60分）は車で何分？距離は？バスやタクシー（田舎の場合：時速5km程度）
一方、田舎では状況が少し違います！理由の一つ目としては、信号や横断歩道が少なく、人通りも少ないことが挙げられます。
そのため、徒歩の平均速度は時速5kmほどになることも珍しくありません。
このペースだと、徒歩で1時間（60分間）歩くと約5kmの距離を移動できる計算になります。
計算式：5km÷60分×60分=5km
首都圏の4kmと比べて、1kmも差がありますね！
この5kmを車で移動するとどのくらいかかるでしょうか？
田舎の一般道では車の平均速度を時速50kmとすると…
5km÷50km/時間×60分=6分
田舎の場合、徒歩1時間（60分）の距離は、車だとわずか約6分で移動できてしまいます！1時間かけて歩く距離を、車ではたった6分で移動できるのは驚きですね。
ちなみに、田舎のバスは本数が少ないことが多いですが、運行速度自体は車に近い場合もあります。
ただし、やはり停留所での停車があるため、時速40km程度と仮定すると、5kmの距離を移動するのに約7.5分、つまり約8分かかる計算になります。
タクシーは田舎だと台数自体が少ないのが難点ですが、速度は車と同等の約6分で考えてよいでしょう。
まとめ 徒歩1時間（60分）は車（バスやタクシーも）で何分？距離は？【歩行】
徒歩1時間（60分）の距離がどのくらいなのか、地域や交通手段によって変わることがわかりましたね！理由の一つ目としては、地域によって歩行環境が異なるからです。
【首都圏の場合（時速4km想定）】
・距離：約4km
・車：約8分
・バス：約16分
・タクシー：約8分
【田舎の場合（時速5km想定）】
・距離：約5km
・車：約6分
・バス：約8分
・タクシー：約6分
特に驚きなのは、「徒歩1時間（60分）」と聞くと非常に長い距離に感じますが、実際には車だとわずか6〜8分で到着してしまう点です！
この違いを意識しておくと、「徒歩1時間（60分）」という表現に惑わされずに済みますね。特に車やバスで移動する予定がある場合は、実際の所要時間を計算してから行動するとよいでしょう。
また、同じ「1時間（60分）」でも、首都圏と田舎では移動できる距離が4kmと5kmと、1kmも違うことにも注目です！
日常会話で「徒歩1時間（60分）」と言われたら、実際には車で6〜8分程度でアクセスできる可能性があることを頭に入れておくと、予定が立てやすくなりますよ！
みなさんも「徒歩で〇時間・分」という表現に出会ったら、この記事を思い出して、実際の距離や他の交通手段での所要時間を考えてみてくださいね。
特に旅行先などの不慣れな場所では、移動手段によって所要時間が大きく変わることを忘れないでください！
