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ワットとアンぺアの変換・計算・求め方や違い(電力と電流:WとAの関係式:ボルトとの違いや100V・200Vなども)

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この記事では、ワットとアンぺアの変換・計算・求め方(WとA:ボルトとの違いや100V・200Vなども)について解説していきます。

ポイントは、

・ワットとアンペアは直接的には変換できないもののボルトを介して変換可能

・W = A × Vの関係を覚えておくといい

ですね。

それでは詳しく見ていきましょう!

 

ワットとアンぺアの公式・関係式やボルトとの違い

ワットとアンペア(WとA)の変換を行うためには、その関係式を理解しておく必要があります。

なお上述のよう直接的にワットとアンぺアを変換することはできません。これはワットは電力(仕事)の単位でアンペアは電流の単位であり、各々表すものが違うためですね。

ワットとアンペアを変換するには、間に電圧の単位である「ボルト」が必要です。

定義として以下のよう決まっているためですね。

1W = 1A × 1V

例えば、抵抗に2Aの電流、3Vの電圧がかかっていたとすると、 ジュール熱(発熱量:電力)= 2 × 3 =6Wを発熱するといったイメージですね!

 

ワットとアンぺアの変換・計算・求め方(WとAの関係式:ボルトとの違いや100V・200Vなども)

それでは系統の電圧として代表的な100V・200Vな場合のワットとアンペアの変換を行ってみましょう!

100Vの場合のワットとアンペアの変換

100Vの電圧がかかっている回路でのワットとアンペアの変換を見てみましょう。

この時W = A × V の公式を使用すると、100Vの場合では、

W = A × 100

で計算できますね。

 

例1:100Vで10Aの電流が流れている場合

電力(W)= 10A × 100V = 1000W = 1kW

例2:100Vで1500Wの電力を消費する機器の場合

電流(A)= 1500W ÷ 100V = 15A

 

といった具合に計算できます。

 

 

200Vの場合のワットとアンペアの変換

200Vの電圧がかかっている回路でのワットとアンペアの変換も同様に計算できます。

200Vの場合:W = A × 200

となります。

 

例1:200Vで10Aの電流が流れている場合

 

電力(W)= 10A × 200V = 2000W = 2kW

 

例3:200Vで1000Wの電力を消費する機器の場合

電流(A)= 1000W ÷ 200V = 5A

 

まとめ ワットとアンぺアの計算・求め方(ボルトとの違いや100V・200Vなども)

ワットとアンペアの変換においては、以下のポイントを押さえておきましょう:

・W = A × V の関係式を覚える
・電圧(V)がわからないと変換できない
・同じ電力でも電圧が高いほど電流は小さくなる
・家庭用電源は100Vと200Vが一般的

この関係を理解しておくことで、電気工事や家電選びの際にも役立ちます。

技術的な用語を理解しさらに快適に過ごしていきましょう!