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イランの漢字表記(1文字や2文字等)や略称や国コードは?由来も解説

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「イラン」という国名を漢字で書くとどうなるのか、気になったことはないでしょうか。

日本では外国の国名を漢字で当て字表記することが古くから行われており、イランにも複数の漢字表記が存在します。

この記事では、イランの漢字表記・略称・国名コードを中心に、それぞれの由来までわかりやすく解説していきます。

イランの漢字表記とその由来

それではまず、イランの漢字表記とその由来について解説していきます。

イランの漢字表記には「伊朗」「伊蘭」などが当てられてきました。

いずれも「イラン」という読みに漢字を音で当てはめた、いわゆる音写(当て字)です。

意味よりも読み方を優先して漢字を選んでいる点が特徴といえるでしょう。

国名の漢字表記に正式なものはありません。古い文書や書物に使われていた表記が徐々に定着したもので、どれが「正しい」というわけではなく、複数の表記が並存しています。

「伊蘭(いらん)」という表記

「伊蘭」は最もシンプルな当て字表記です。

「伊(い)」+「蘭(らん)」で、そのまま「イラン」と読めます。

特に「伊蘭」は読み方がそのままなので、イランと理解できる人が多いでしょう。

漢字の意味には特別な含意はなく、あくまで発音に合わせて選ばれた文字です。

「伊朗(いらん)」という表記

「伊朗」は中国語でも使われてきた漢字表記です。

中国語での発音は「Yīlǎng(イーラン)」となり、Iranの音に近い読み方になっています。

日本語では「いろう」とも読めますが、これはイランを指す当て字として定着してきた表記です。

中国語由来の漢字表記が日本でも使われるようになったパターンといえるでしょう。

漢字1文字での表記はある?

漢字1文字でイランを表記する場合は、日本語では特に定着したものはありません。

ちなみに中国ではイランを「伊」の1文字で表記します。

日本では「伊」はイタリアの略称として定着しているため、同じ文字がイランを指すと混乱を招く可能性があります。

同じ漢字でも日本と中国で指す国が異なるケースがあるのは興味深い点です。

漢字表記 読み方 備考
伊蘭 いらん 最もシンプルな音写。日本での表記
伊朗 いらん 中国語由来の表記。日本でも使用
伊郎 いらん 「朗」の異体字的な表記
伊(1文字) 中国での略称。日本ではイタリアを指す

「イラン」という国名そのものの由来

続いては、「イラン」という国名の語源と由来を確認していきます。

漢字表記の前に、そもそも「イラン」という言葉がどこから来ているのかを知っておくと、より深く理解できます。

「イラン」という名前は「アーリア人の国」を意味するペルシャ語に由来します。古代から現地の人々が自国を「イラン」と呼んできた歴史ある名称です。

「アーリア人の国」という意味

イラン人自身は古くから国の名を「アーリア人の国」を意味する「イラン」と呼んできました。

「アーリア」とはインド・ヨーロッパ語族の一派を指す言葉で、古代からこの地に住む民族の自称でもあります。

つまり「イラン」は外から付けられた名前ではなく、自分たちの民族名に由来する誇りある国名といえます。

なぜ「ペルシャ」とも呼ばれるのか

西洋では古代よりファールス州の古名「パールス」にちなみ「ペルシア」として知られていました。

「ペルシャ(Persia)」は外国から付けられた呼び名であり、現地の人々が使ってきた「イラン」とは出自が異なります。

1935年3月21日、レザー・シャーは諸外国に対して公式文書に本来の「イラン」という語を用いるよう要請し、正式に「イラン」に改められました。

「ペルシャ絨毯」「ペルシャ猫」などの言葉が今も残るのは、この改称以前の名称の名残です。

「ペルシャ」と「イラン」は今も両方使われる

現在でも文化・芸術の文脈では「ペルシャ」、政治・外交の文脈では「イラン」と使い分けることが多い傾向にあります。

たとえば「ペルシャ語」「ペルシャ湾」という表現は現在も広く使われています。

「ペルシャ」と「イラン」は同じ国を指す言葉であることを覚えておくと、歴史や地理の理解が深まるでしょう。

イランの英語略称・国名コード

続いては、イランの英語での略称や国名コードを確認していきます。

国際的な場面では国名をアルファベットのコードで表すことが多く、イランにもいくつかの略称が存在します。

ISOコード(国際標準化機構)

国名コードは国際標準化機構(ISO)が定めており、2文字・3文字・数字の3種類があります。

イランのISOコード(ISO 3166-1)・2文字コード:IR
・3文字コード:IRN
・数字コード:364

IRはIranの最初の2文字、IRNはIranの最初の3文字をそのまま取ったものです。

非常にシンプルで覚えやすい略称といえるでしょう。

イラクとの混同に注意

イランとよく混同される国にイラク(Iraq)があります。

ISOコードではイラクは「IQ(2文字)」「IRQ(3文字)」となっており、IRとIQで区別されています。

IRはイラン、IQはイラクと覚えておくと、国際ニュースや書類を読む際に混乱しなくて済みます。

国名 2文字コード 3文字コード 数字コード
イラン IR IRN 364
イラク IQ IRQ 368

オリンピック・サッカーでの略称

オリンピック(IOC)やサッカー(FIFA)では、ISOコードとは別の3文字コードが使われることがあります。

イランのFIFAコードは「IRN」で、ISOの3文字コードと同じです。

スポーツ中継やW杯の対戦表などで「IRN」と表示されているのを見かけたら、それがイランを意味しています。

まとめ

イランの漢字表記は「伊蘭」「伊朗」「伊郎」などが代表的で、いずれも「イラン」という読みに漢字を音で当てはめた当て字です。

漢字1文字での略称は日本語では定着しておらず、中国では「伊」1文字が使われますが、日本ではそれはイタリアを指します。

国名の「イラン」そのものは「アーリア人の国」を意味するペルシャ語が由来で、1935年に正式な国際呼称となりました。

英語の略称はIR(2文字)・IRN(3文字)・364(数字)で、イラクのIQ・IRQと混同しないよう注意が必要です。

「ペルシャ」と「イラン」は同じ国を指す言葉です。文化的な文脈では「ペルシャ」、政治・外交の文脈では「イラン」が使われる傾向にあります。漢字表記・略称・国名の由来をセットで覚えると、理解がより深まります。