「seek」の過去形・過去分詞・ing系はsought?読み方や例文・発音(カタカナも)は【現在完了の使い方等も】
英語のseekは「探す」と覚えていても、過去形や過去分詞になるとsoughtへ大きく形が変わるため、つづりと発音に戸惑いやすい動詞です。
とくに現在完了、受動態、進行形で使うときは、seek、sought、seekingを適切に選ぶ必要があります。
この記事では、seekの基本的な意味から活用、読み方、例文、現在完了での使い方までを順に整理します。
seekの活用と基本的な意味

それではまずseekの活用と基本的な意味について解説していきます。
seekが持つ探すと求めるの意味
seekは主に「探す」「求める」「得ようとする」という意味を持つ動詞です。
なくした鍵のように目で探す場合にも使えますが、仕事、助言、許可、解決策など、形のないものを求める場面でも幅広く使われます。
findが「見つける」という結果を表すのに対し、seekは見つけようとする行為や努力に焦点がある点が重要です。
日常会話ではlook forがよく使われますが、seekはややフォーマルで、求人、法律、研究、ニュース記事などで見かけることが多いでしょう。
seekは「探す」だけでなく、「助けを求める」「機会を求める」「解決を図る」といった抽象的な目的にも使える動詞です。
seekの現在形と三人称単数形
原形はseekで、発音はカタカナで「スィーク」または「シーク」に近い音です。
主語がhe、she、itなどの三人称単数で現在の習慣や事実を表す場合はseeksとなります。
たとえば、He seeks advice from his teacher.は「彼は先生に助言を求めます」という意味です。
seeksは「スィークス」と発音し、語末のsも落とさずに発音します。
| 形 | つづり | 発音の目安 | 主な使い方 |
|---|---|---|---|
| 原形 | seek | スィーク | toの後、助動詞の後 |
| 三人称単数現在 | seeks | スィークス | He seeksなど |
| 過去形 | sought | ソート | 過去の行動 |
| 過去分詞 | sought | ソート | 完了形、受動態 |
| 現在分詞 | seeking | スィーキング | 進行形、分詞 |
seekとlook forの使い分け
seekとlook forはどちらも「探す」と訳せますが、文章の雰囲気と対象に違いがあります。
look forは会話で使いやすく、I am looking for my phone.のように身近な物を探す表現に向いています。
一方でseekは、The company is seeking new employees.のように、企業が人材を求めている場面によく合います。
具体的な持ち物を探すならlook for、目的や解決策を求めるならseekと考えると判断しやすくなります。
I am looking for my glasses.
私は眼鏡を探しています。
The researchers seek a better solution.
研究者たちは、より良い解決策を求めています。
soughtのつづりと読み方
続いてはsoughtのつづりと読み方を確認していきます。
過去形と過去分詞がsoughtになる理由
seekの過去形と過去分詞は、どちらもsoughtです。
規則動詞のようにseekedとはならないため、seekは不規則動詞としてセットで暗記する必要があります。
英語にはthinkの過去形thought、buyの過去形boughtのように、語尾がoughtになる活用があります。
seekとsoughtも音の変化が大きいため、現在形だけを見て過去形を推測することは難しいかもしれません。
過去の出来事を述べるときはsought、haveやhasの後では過去分詞のsoughtを使います。
soughtの発音とカタカナ表記
soughtの発音記号は一般にソートに近い音で示されます。
カタカナでは「ソート」と書くのが分かりやすいものの、日本語の「ソート」よりも母音を少し長めに意識すると自然です。
つづりにはghがありますが、soughtではghをそのままガ行として発音しません。
seekの「スィーク」とsoughtの「ソート」は印象がかなり異なるので、声に出して並べて覚えると記憶に残りやすくなります。
seek、sought、sought、seekingを一続きで音読すると、活用と発音を同時に定着させやすくなります。
soughtを使う過去形の例文
過去形のsoughtは、過去のある時点で「求めた」「探した」という行動があったことを示します。
She sought help after the accident.は「彼女は事故の後で助けを求めた」です。
We sought a quiet place to talk.は「私たちは話すための静かな場所を探した」と訳せます。
They sought permission from the manager.では、managerから許可を求めたことを表します。
He sought advice before making a decision.
彼は決断する前に助言を求めました。
The team sought a way to reduce costs.
そのチームはコストを減らす方法を探しました。
seekingの作り方と進行形
続いてはseekingの作り方と進行形を確認していきます。
ing形がseekingになるルール
seekのing形はseekingです。
語尾がeで終わる動詞では、通常はeを取ってingを付けます。
そのためseekにingを付けるときはseekingとなり、seekeingとは書きません。
seekingは現在分詞であり、進行形だけでなく名詞を修飾する表現にも使えます。
つづりを確認すると、seekのeeは残り、最後のeだけが外れる形です。
現在進行形での使い方
be動詞とseekingを組み合わせると、「今まさに求めている」「現在募集している」という進行中の状態を表せます。
We are seeking more information.は「私たちはさらに情報を求めています」という意味です。
会社の採用ページでは、We are seeking experienced engineers.という表現がよく見られます。
この場合は、単に探している最中というより、現在も募集や探索を継続している状態を表しています。
seekingを使う名詞修飾
seekingは分詞として名詞の後ろに置かれることがあります。
People seeking employment means「仕事を探している人々」です。
Students seeking support should contact the office.は「支援を求めている学生は事務局に連絡してください」となります。
求人、案内、学術文書ではseekingを含む表現が多いため、かたまりで意味を取る練習が役立ちます。
We are seeking a new apartment.
私たちは新しいアパートを探しています。
Applicants seeking financial aid must submit the form.
経済的支援を求める応募者は、その書類を提出しなければなりません。
現在完了でのsoughtの使い方
続いては現在完了でのsoughtの使い方を確認していきます。
have soughtとhas soughtの基本
現在完了ではhaveまたはhasの後に過去分詞を置くため、seekはhave sought、has soughtとなります。
I have sought advice from several people.は「私は何人かの人に助言を求めてきました」という意味です。
She has sought treatment for her condition.では、彼女が治療を求めてきた経験や現在までの経過を表せます。
現在完了のsoughtは、過去に一度行った行為だけでなく、過去から現在につながる探索や努力を伝える際に便利です。
have soughtは「探した」の単純な過去ではなく、「これまで求めてきた」「すでに探してきた」という現在とのつながりを含みます。
経験と継続を表す現在完了
現在完了には経験、継続、完了や結果などの用法があります。
We have sought advice before.なら、「私たちは以前にも助言を求めたことがあります」と経験を表します。
They have sought a solution for years.なら、「彼らは何年も解決策を求め続けています」と継続の意味になります。
for yearsやsince last yearなどの期間を表す語句があれば、継続の解釈が自然になるでしょう。
| 英文 | 現在完了の用法 | 意味 |
|---|---|---|
| I have sought help before. | 経験 | 以前に助けを求めたことがあります。 |
| We have sought answers for months. | 継続 | 数か月間答えを求めています。 |
| She has sought legal advice. | 完了や結果 | 彼女は法律上の助言を求めました。 |
過去形soughtとの見分け方
I sought help yesterday.は、昨日という終わった時点の行動を述べる過去形です。
I have sought help since yesterday.は、昨日から現在まで助けを求めているという現在完了になります。
yesterday、last week、in 2020のような明確に終わった過去を表す語句は、通常have soughtと一緒には使いません。
過去の一点ならsought、現在までのつながりを示すならhave soughtという違いを押さえましょう。
seekを使う定番表現と例文
続いてはseekを使う定番表現と例文を確認していきます。
seek helpとseek adviceの表現
seek helpは「助けを求める」、seek adviceは「助言を求める」という非常に重要な組み合わせです。
困ったときに誰かへ相談する文脈ではask for helpも使えますが、seek helpは少し改まった響きがあります。
If you need support, seek help immediately.は「支援が必要なら、すぐに助けを求めてください」となります。
医療、学校、職場の案内では、seek professional adviceやseek medical helpという表現も頻繁に使われます。
seek opportunitiesとseek employmentの表現
seek opportunitiesは「機会を求める」、seek employmentは「仕事を探す」という意味です。
企業が求人を出すときはbe seeking staff、人が求職するときはbe seeking employmentのように表現できます。
Many graduates seek opportunities abroad.は「多くの卒業生が海外での機会を求めています」です。
seekの目的語には仕事、情報、許可、保護、理解、支援など多様な名詞を置けます。
seek to doの使い方
seek to doは「〜しようと努める」「〜することを目指す」という意味です。
seekの後に名詞ではなく動詞を続けたい場合は、to不定詞を使う形を覚えると便利です。
The project seeks to improve local services.は「その事業は地域サービスの改善を目指しています」と訳せます。
この表現は計画、方針、研究目的などを説明するフォーマルな文章に適しています。
The company seeks to create a safer workplace.
その会社は、より安全な職場を作ることを目指しています。
We sought to understand the cause of the problem.
私たちは問題の原因を理解しようと努めました。
seekの活用を覚えるためのまとめ
最後にseekの活用を覚えるための要点をまとめます。
seekの原形はseek、過去形と過去分詞はsought、ing形はseekingです。
とくにsoughtは現在形から予想しにくい不規則活用なので、seek、sought、soughtと声に出して覚えるとよいでしょう。
seekは「探す」だけでなく、助け、情報、仕事、機会、解決策などを求めるときに使える表現です。
現在完了ではhave soughtやhas soughtとなり、過去から現在につながる経験や継続を表せます。
過去の一点を示す場合はsought、現在も関係する内容ならhave soughtを選ぶことが基本です。
発音はseekが「スィーク」、soughtが「ソート」、seekingが「スィーキング」に近いこともあわせて確認しておくと、読む力と聞く力の両方につながります。