広島

広島弁「ぶち」の意味と使い方をご紹介

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私は広島出身、関東在住の30代主婦です☆

ここでは私の愛する広島弁について皆さんにご紹介しています(*^^*)

私の趣味で書いているので、主観も多大に含まれていますが…

良ければ読んでいってください!

今回は広島弁の「ぶち」という表現を取り上げていきましょう。

広島弁講座(7)「ぶち」

さてこの「ぶち」ですが、

広島出身者でなくても、任侠映画が好きな方なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

どういう意味かなんとなく分かりますか?

広島弁「ぶち」ってどういう意味?

「ぶち」とは「すごく」という意味です!

「広島城のお堀にぶちでかい鯉がおったんよ!」

といったら

「広島城のお堀にすごく大きな鯉がいたんだよ!」

という意味になります。

なんだか粗暴で田舎っぽい表現にも聞こえるかもしれませんが、

私は好きな広島弁の一つです♪

人情味を感じられる温かいフレーズですよね。

広島弁「ぶち」の使用例

上で紹介した以外にも使用例をいくつかご紹介します。

「今日はぶちたいぎいのぉ」
(今日はすごくしんどいんだよなぁ)

また、「ぶち」+「まわす」で「ぶちまわす」という表現があります。

これ「めちゃくちゃまわす」という意味ではありませんよ。

主に男性が使う表現ですが、かなり荒っぽくて怖いフレーズです…。

意味としては

「めちゃくちゃしばくぞ」「蛸殴りにしてやるぞ」「引きずりまわすぞ」

みたいな感じです……。

ようするに「完膚なきまでにボコボコにする」というような意味ですね……

こんな荒っぽいことを言われた時には、反抗せずにさっさと謝って逃げましょう!(笑)

広島弁「ぶち」はもう使われていない!?

さてここまで取り上げてきた「ぶち」というフレーズですが、

実際には殆ど使われていないのでは?という疑惑があるとかないとか……

正直私は30歳代ですが、これまで「ぶち」を使ったことがありません。

同世代だと男女問わず「ぶち」と言っている人にはほぼあった記憶もないんですよね…

いやまあ、ちょっと荒っぽい人やヤンキーのお兄さんとかは現役で使っているのかも…?

私の父は70代ですが、父が「ぶちまわすぞ!」とは言ってるのを聞いたことは数回あります(笑)

ですが、日常のシーンで「ぶち」を使っているところは見たことがありません。

広島は結構広い県なので、地域差や年代差も多分にあるのでしょう。

なので一概には言えないのですが、

やはり「ぶち」って今ではそんなに使われない表現という印象は否めないです。

特に若い子は殆ど使わないんじゃないかなぁ?

「ぶち」より「ばり」、「ぶり」もいうよ

「ぶち」が使われない分、広島県民が頻繁に使うのは「ばり」です。

元々は博多弁?のようですが、広島でも一般的に使用されています。

また、若い男の子なんかが「ぶり」と言っているのを聞いたこともあります。

「ぶりおもしろい!」みたいな感じ

はたから見ると面白い表現ですが、一定層には定着しているように思います。

まとめ

今回は広島弁「ぶち」についてご紹介いたしました。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

広島弁に少しでも興味を持っていただけると幸いです!