英語のchooseは、学校英語から日常会話、ビジネスメールまで幅広く使われる基本動詞です。
ところが、過去形がchose、過去分詞がchosenとなるため、スペルや発音、現在完了での使い分けに迷う方も少なくありません。
この記事では、chooseの活用形、カタカナによる読み方、自然な例文、現在完了や受動態での使い方を順番に解説します。
chooseの活用形と基本的な意味

それではまず、chooseの意味と活用形について解説していきます。
chooseが持つ選ぶという意味
chooseは、複数の候補の中から自分の意思で一つを選ぶ、選択するという意味の動詞です。
単に物を取るだけではなく、考えたうえで決めるというニュアンスを含む点が特徴でしょう。
たとえば服、飲み物、進路、仕事、旅行先、方法など、選択肢がある場面でよく使われます。
chooseは意思を持って選ぶ場面に向く動詞であり、偶然決まったことには通常使いません。
I choose tea instead of coffee.
私はコーヒーではなく紅茶を選びます。
chooseの目的語には名詞を置けますが、to不定詞や疑問詞を含む節を続けることも可能です。
何をするべきか選ぶならchoose what to do、参加するか決めるならchoose whether to joinのように表現します。
choseとchosenを含む活用一覧
chooseは規則動詞ではないため、過去形にedを付けてchoosedとはしません。
現在形、過去形、過去分詞、ing形をセットで覚えると、文法問題でも会話でも迷いにくくなります。
| 形 | スペル | 主な用法 | カタカナの目安 |
|---|---|---|---|
| 原形 | choose | 現在形やtoの後 | チューズ |
| 三人称単数現在 | chooses | heやsheが主語の現在形 | チューズィズ |
| 過去形 | chose | 過去の出来事 | チョウズ |
| 過去分詞 | chosen | 現在完了や受動態 | チョウズン |
| ing形 | choosing | 進行形や動名詞 | チューズィング |
過去形はchose、過去分詞はchosenという違いが、最も重要なポイントです。
choseの最後にはnがなく、chosenにはnが入ると意識すると、書き分けの助けになります。
似た活用を持つ動詞との比較
chooseは、現在形と過去形で母音の音が変化する不規則動詞の一つです。
たとえばspeakとspoke、breakとbroke、freezeとfrozeにも、似た変化が見られます。
ただし過去分詞まで同じ形になるとは限らないため、個別に確認する姿勢が大切です。
chooseはchoose、chose、chosenの三つを一まとまりで暗記しましょう。
特にhaveの後にはchoseではなくchosenを置くことが基本です。
活用表を眺めるだけでなく、自分の身近な選択を題材に短文を作ると、記憶に残りやすくなります。
choseとchosenの使い分け
続いては、choseとchosenの使い分けを確認していきます。
過去形choseを使う場面
choseはchooseの過去形で、過去のある時点に選んだ行為を述べるときに使います。
昨日、先週、学生時代など、過去を示す語と相性がよい形です。
She chose a blue dress yesterday.
彼女は昨日、青いドレスを選びました。
この文では、昨日という完了した時点で選ぶ行為が起きています。
そのため、has choseのようにhaveやhasと組み合わせるのではなく、choseだけで過去を表します。
yesterdayやlast weekがある文では、choseが自然になることが多いでしょう。
過去分詞chosenを使う場面
chosenは過去分詞であり、単独で通常の過去文を作ることはできません。
have、has、hadの後に置く現在完了や過去完了、be動詞と組み合わせる受動態で使われます。
We have chosen the best plan.
私たちは最善の計画を選びました。
have chosenは、選択がすでに終わり、その結果が今に関係していることを表します。
選ばれたという状態を言うなら、The winner was chosen by the judges.のように受動態にします。
have chosenとbe chosenは、どちらもchosenを使う代表例です。
よくある誤りと直し方
日本人学習者に多い誤りは、過去形のchoosed、現在完了のhave chose、受動態のwas choseです。
chooseは不規則動詞なので、過去形と過去分詞を規則的に作ろうとすると誤りになります。
| 誤った表現 | 正しい表現 | 理由 |
|---|---|---|
| I choosed it. | I chose it. | 過去形はchose |
| I have chose it. | I have chosen it. | haveの後は過去分詞 |
| It was chose. | It was chosen. | 受動態は過去分詞 |
| I am choose it. | I am choosing it. | 進行形はing形 |
過去の一点を言うならchose、完了形や受動態ならchosenと覚えると判断しやすくなります。
chooseとchoseとchosenの発音
続いては、choose、chose、chosenの発音と読み方を確認していきます。
chooseの発音とカタカナ表記
chooseの発音記号はおおむねtʃuːzで、カタカナではチューズと表せます。
最初のchはチャ行に近い音ですが、後ろに長いウーの音が続くため、チュを短く切りすぎないことが大切です。
最後のsはスではなく、zに近い濁ったズの音になります。
chooseはチューズと長く伸ばして発音すると、聞き取りやすくなるでしょう。
choseの発音と語尾の響き
choseの発音記号はおおむねtʃoʊzで、カタカナならチョウズが目安です。
chooseのウーが、choseではオウに変化します。
スペルは短くなりますが、音が短くなるわけではありません。
日本語のチョズではなく、チョウズと口を丸めて発音すると英語らしい響きに近づきます。
choseはroseやnoseと同じように、語尾を濁らせる発音です。
chosenの発音と聞き分け
chosenの発音記号はおおむねtʃoʊzənで、カタカナではチョウズンと表せます。
最初の部分はchoseと同じですが、後ろに弱いンのような音が加わります。
chosenをチョーセンと発音すると、選ばれたという意味が伝わりにくくなる可能性があります。
chooseはチューズ、choseはチョウズ、chosenはチョウズンという音の違いを意識しましょう。
スペルだけでなく、声に出して三つを並べる練習が効果的です。
chooseの現在完了と受動態
続いては、chooseを使う現在完了と受動態の形を確認していきます。
現在完了のhave chosen
現在完了ではhaveまたはhasの後ろに過去分詞chosenを置きます。
I have chosen my major.は、私は専攻を選んだという意味で、選択が現在までに済んでいることを伝えます。
現在完了は、経験、完了、継続、結果という視点で学ぶことが多い文法事項です。
chooseの場合は特に、選択を済ませたという完了や、その選択が今も有効である結果を表す用法が中心になります。
have chosenは今に関係する選択の完了を示す表現です。
has chosenとhad chosenの違い
主語がhe、she、itなどの三人称単数ならhas chosenを使います。
She has chosen a new job.なら、彼女は新しい仕事を選んだという現在完了の文になります。
had chosenは過去完了で、別の過去の出来事より前に選択が終わっていたことを表します。
By the time I arrived, they had chosen a restaurant.は、私が到着した時には、彼らはすでにレストランを選んでいたという意味です。
時系列を整理すると、had chosenは過去の中でもさらに前の選択だと理解できます。
受動態be chosenの表現
受動態ではbe動詞とchosenを組み合わせ、誰かや何かが選ばれることを表します。
選考、投票、採用、代表決めなど、選ばれる側を主語にしたい場面で便利な形です。
He was chosen as the team leader.
彼はチームリーダーに選ばれました。
be chosen asは、役割や立場に選ばれるときによく使われます。
人を主語にして選出を伝えるならbe chosenが自然でしょう。
chooseを使った例文と関連表現
続いては、chooseを使った例文と関連表現を確認していきます。
日常会話で使うchooseの例文
日常会話では、何を食べるか、どこへ行くか、どの商品を買うかを話す際にchooseが役立ちます。
You can choose anything you like.は、好きなものを何でも選べますという意味です。
Which one did you choose.は、どちらを選びましたかという自然な質問になります。
I cannot choose between these two bags.なら、この二つのバッグの間で決められないという状況を表せます。
choose between A and Bは、AとBのどちらかを選ぶという頻出表現です。
choose to doとchoose not to do
chooseの後にto不定詞を置くと、何かをすることを選ぶ、自らそうすることに決めるという意味になります。
She chose to study abroad.は、彼女は留学することを選びましたという表現です。
一方、choose not to doは、あえてしないことを選ぶという意味になります。
They chose not to comment on the issue.なら、彼らはその問題についてコメントしないことを選びましたとなります。
choose to doは意思決定を丁寧に伝えられる表現として、英作文でも使いやすい形です。
selectやpickとのニュアンスの違い
selectも選ぶという意味ですが、chooseよりもやや正式で、候補を慎重に選定する印象があります。
求人、設定画面、申込書、機械の操作などではselectを見かけることが多いでしょう。
pickは口語的で、気軽に選ぶ、手に取るという雰囲気があります。
| 単語 | 主なニュアンス | 使いやすい場面 |
|---|---|---|
| choose | 意思を持って選ぶ | 日常会話、決断、選択 |
| select | 慎重に選定する | 公式文書、操作画面、選考 |
| pick | 気軽に選ぶ | 会話、商品、順番決め |
迷ったときは、最も幅広く使えるchooseを基準に考えるとよいでしょう。
chooseの活用と現在完了のまとめ
最後に、chooseの活用と使い方をまとめます。
chooseの原形はchoose、過去形はchose、過去分詞はchosen、ing形はchoosingです。
過去の選択を述べる場合はchoseを使い、現在完了、過去完了、受動態ではchosenを使います。
I choseは過去の出来事、I have chosenは現在につながる完了という違いを押さえましょう。
発音はchooseがチューズ、choseがチョウズ、chosenがチョウズンとなり、母音の変化にも注意が必要です。
choose to do、choose between、be chosen asなどの表現も一緒に覚えると、英会話や英作文で使える幅が広がります。
短い例文を何度も作り、自分が選んだ物や決めたことに当てはめて練習することが、自然な定着への近道でしょう。