今回は、エクセルの折れ線グラフで0から始める・始めない方法について説明します。
図のように、0から始めない方法や軸を移動させる方法について説明していきます。
エクセルの折れ線グラフで0から始めない方法
まずは、エクセルの折れ線グラフで0から始めない方法です。
以下のようなグラフを準備しました。
このグラフはy=x2のxが0から50までをグラフにしたものです。これをxが-50から50までのグラフに変えてみます。
今回のお題は「グラフの開始点を0以外にする」ですので、まずはグラフ側を-50から始まるように準備してみます。
xは横軸に表していますので、横軸を変更します。
横軸の項目を選択し、右クリックから「軸の書式設定」をクリックします。
エクセルのウィンドウ右側に軸の書式設定が表示されますので、「軸のオプション」→「境界値」とたどっていき、最小値の欄に「-50.0」と入力します。続いて、「縦軸との交点」を「軸の値」をクリックし、右の欄に「-50.0」と入力します。
これでグラフが-50から50までになりました。
伸ばしてみる
続いて、-50までのデータを作成し、グラフを伸ばしてみます。
エクセルの右側、行番号の2から51を選択した状態で行番号を右クリックし、「挿入」をクリックします。
続いて、B52~C53を選択し、左下の「■」をドラッグしながら、B列が-50となる2行目まで移動します。
続いてグラフをクリックし、C52セル右上に表示された「■」をドラッグし、同様に2行目まで移動します。
これでグラフが-50から50までのものとなりました。
エクセルの折れ線グラフで0から始める方法
次に、エクセルの折れ線グラフで0から始める方法について説明します。
先ほど作成したグラフを使用します。
このグラフを使って、今右端にある縦軸の表示を真ん中、「0」の位置に表示するようにしてみます。
グラフの横軸を選択し、マウスの右クリックから「軸の書式設定」をクリックします。
エクセルのウィンドウ右側に軸の書式設定が表示されるので、「軸のオプション」→「縦軸との交点」から「軸の値」を選択、右の欄に「0.0」と入力します。
これで縦軸の表示が真ん中に来ました。
今回は横軸のみ-50から50となる例で説明しましたが、軸を真ん中に持ってきたい、というときは縦軸もマイナスから始まるような場合のほうが適しています。
【まとめ】エクセルの折れ線グラフで0から始める・始めない方法
今回はエクセルの折れ線グラフで0から始める・始めない方法について説明しました。
今回は横軸で説明しましたがやり方は縦軸でも同じです。
軸の表示位置はグラフをどう見せたいかによって変わると思いますので、一番見やすい位置を考え、活用してください。