「get」の過去形・過去分詞・ing系はgot/gotten?読み方や例文・発音(カタカナも)は【現在完了の使い方等も】
getは英語学習で早い段階から登場する基本動詞ですが、意味が多く、過去形や過去分詞の形にも注意が必要です。
とくにgotとgottenの使い分けは、アメリカ英語とイギリス英語の違いにもつながるため、現在完了を学ぶ際に混乱しやすいポイントでしょう。
この記事では、getの活用、発音、代表的な意味、例文、現在完了での使い方まで、まとめて確認します。
getの活用形と基本的な使い分け

それではまずgetの活用形と基本的な使い分けについて解説していきます。
現在形とing形の一覧
getの原形はgetで、発音記号はゲットに近い /ɡet/ です。
三人称単数現在形はgetsとなり、発音はゲッツです。
現在分詞と動名詞ではgettingを使い、カタカナではゲッティングと読みます。
gettingではtを重ねて書くことが重要です。
語尾が短母音と子音で終わるgetは、ingを付ける前に最後のtを重ねるルールに当てはまります。
get ゲット
gets ゲッツ
getting ゲッティング
過去形gotの形と発音
getの過去形はgotで、発音はアメリカ英語ではガット、イギリス英語ではゴットに近く聞こえることがあります。
学校英語ではカタカナでゴットと覚えることもありますが、実際の発音は地域や話者によって少し変わります。
gotは「手に入れた」「着いた」「理解した」「~になった」など、多くの意味で過去を表せる便利な形です。
たとえばI got a new bag.は、新しいバッグを手に入れましたという意味になります。
We got home at seven.なら、私たちは7時に帰宅しましたという内容です。
過去分詞gotとgottenの違い
getの過去分詞は、イギリス英語では主にgot、アメリカ英語ではgottenもよく使われます。
gottenは主にアメリカ英語で使われる過去分詞と押さえると、英文を読みやすくなるでしょう。
ただし、所有や入手を表すhave gotでは、アメリカ英語でもgotが一般的です。
I have got a car.は、車を持っていますという意味です。
一方でI have gotten tired.は、疲れてきましたという変化を自然に表します。
| 種類 | 英語 | カタカナの目安 | 主な役割 |
|---|---|---|---|
| 原形 | get | ゲット | 現在形や不定詞 |
| 三人称単数現在形 | gets | ゲッツ | heやsheが主語 |
| 過去形 | got | ゴット | 過去の出来事 |
| 過去分詞 | got | ゴット | 主にイギリス英語 |
| 過去分詞 | gotten | ガットン | 主にアメリカ英語 |
| ing形 | getting | ゲッティング | 進行形や動名詞 |
getが持つ代表的な意味
続いてはgetが持つ代表的な意味を確認していきます。
手に入れる意味
getの中心的な意味は、何かを手に入れることです。
I got a ticket for the concert.は、そのコンサートのチケットを手に入れましたという意味になります。
買う、受け取る、獲得するという場面でもgetを使えるため、buyやreceiveより会話的な印象になります。
getは幅広い場面で使える日常的な動詞です。
ただし、正式な文書ではreceiveやobtainが適する場合もあります。
到着する意味
get to 場所で、ある場所に着くという意味になります。
We got to the station early.は、私たちは早く駅に着きましたという文です。
home、here、thereの前ではtoを付けず、get homeやget thereの形にします。
She got home late.なら、彼女は遅く帰宅しましたという意味です。
arriveと比べると、getは会話で使いやすい自然な表現でしょう。
状態の変化を表す意味
getの後ろに形容詞を置くと、ある状態になるという変化を表せます。
get tiredは疲れる、get busyは忙しくなる、get coldは寒くなるという意味です。
get plus 形容詞は状態変化を表す基本パターンなので、まとめて覚えると便利です。
The weather got warmer.は、天気が暖かくなりましたという内容になります。
Be動詞と異なり、getには変化の過程が感じられる点が特徴です。
getは手に入れるだけを意味する動詞ではありません。
到着、理解、状態変化、連絡、準備など、前後の語によって意味が大きく変わります。
gotとgottenの使い分け
続いてはgotとgottenの使い分けを確認していきます。
イギリス英語におけるgot
イギリス英語では、getの過去分詞としてgotを使うのが一般的です。
I have got much better.は、私はずっと良くなりましたという意味で使えます。
Have you got any questions?は、質問はありますかという定番表現です。
このhave gotは所有を表す言い方として広く定着しています。
現在形のhaveと近い意味を持つため、会話では非常によく登場します。
アメリカ英語におけるgotten
アメリカ英語では、変化や到達を表す現在完了にgottenがよく使われます。
He has gotten taller.は、彼は背が高くなったという意味です。
They have gotten used to the new system.は、彼らは新しい仕組みに慣れてきたという内容になります。
gottenには以前と違う状態に至った感覚が出やすいでしょう。
英語試験や海外ドラマで見かけた際は、過去分詞としてのgottenだと判断できます。
所有表現における注意点
アメリカ英語でもI have got a new phone.のように、所有や入手の意味ではgotを使うことがあります。
このため、アメリカ英語なら必ずgottenになるわけではありません。
I have gotten a new phone.は、新しいスマートフォンを手に入れたという出来事に焦点が当たりやすい表現です。
I have got a new phone.は、新しいスマートフォンを持っているという現状を示す場合があります。
文脈から、入手した出来事なのか、今持っている状態なのかを読み取ることが大切です。
I have got a bike.
私は自転車を持っています。
I have gotten a bike.
私は自転車を手に入れました。
getを使った現在完了の表現
続いてはgetを使った現在完了の表現を確認していきます。
経験を表す現在完了
have gotやhave gottenは、手に入れた経験や結果を表すことがあります。
I have gotten many emails today.は、今日たくさんのメールを受け取りましたという意味です。
todayがまだ終わっていない場合、現在に関係する出来事として現在完了が自然になります。
経験を強調したいときは、everやneverなどの副詞と組み合わせることもできます。
ただしgetは多義語なので、何を得たのか、どのような変化かを補う語が重要です。
継続を表すhave got
have gotは、現在も続いている所有や関係を表すことがあります。
She has got two brothers.は、彼女には兄弟が2人いますという意味です。
この表現は、現在完了の継続用法として細かく分析するより、haveとほぼ同じ意味の定型表現として覚えると実用的です。
have gotは現在の所有を表す会話表現として頻出です。
否定文ではhaven’t got、疑問文ではHave you gotを使う形も覚えておくと安心でしょう。
変化と結果を表すhave gotten
have gottenは、以前とは違う状態になったという結果を示す場面に向いています。
My English has gotten better.は、私の英語は上達しましたという意味です。
It has gotten dark.は、暗くなってきましたという自然な表現になります。
現在完了では、過去に始まった変化が現在にも関係している感覚が大切です。
単に昨日暗くなったと伝えるならIt got dark yesterday.のように過去形を使います。
gotとgottenを選ぶ際は、英米の違いだけでなく、所有か変化かも確認しましょう。
現在完了では、現在に残る結果や変化を意識すると文意がつかみやすくなります。
getの発音と例文の覚え方
続いてはgetの発音と例文の覚え方を確認していきます。
getとgotの母音の違い
getの発音は短いエの音を使うゲットに近い発音です。
gotはアメリカ英語で口を大きく開けるアの音に近く、ガットのように聞こえます。
イギリス英語ではオに近い母音になることがあり、ゴットに聞こえる場合もあります。
カタカナ表記は目安であり英語の音そのものではない点にも注意が必要です。
聞き取りでは、文全体の意味と時制を手掛かりにしてgotを判断するとよいでしょう。
gettingの発音とつながり
gettingはゲッティングと発音しますが、会話ではtの音が弱くなったり、アメリカ英語ではラ行に近く聞こえたりすることがあります。
そのためgetting readyは、ゲッティングレディよりもゲディンレディのように聞こえることもあります。
音声を聞く際は、一語ずつではなく、getの後ろに続く語まで含めてまねする方法がおすすめです。
We are getting better.を何度も音読すると、進行形のリズムも身に付きます。
発音練習では、意味を意識しながら短い英文を繰り返すと定着しやすいでしょう。
意味別に覚える例文
getを単語帳の訳語だけで覚えると、実際の文で意味を判断しにくくなります。
手に入れる、着く、理解する、~になるという4つの場面に分けて例文を覚えるのが効果的です。
I got your message.は、あなたのメッセージを受け取りましたという意味です。
I get it.は、わかりましたという会話表現です。
Get well soon.は、早くよくなってくださいという相手を気遣う言葉になります。
get a chance 機会を得る
get to school 学校に着く
get tired 疲れる
get it 理解する
getの活用と現在完了のまとめ
最後にgetの活用と現在完了についてまとめます。
getの過去形はgotで、ing形はgettingです。
過去分詞はイギリス英語ではgot、アメリカ英語ではgottenがよく使われます。
gottenは変化や到達を表す現在完了で特に重要です。
一方、have gotは所有を表す表現として覚えると、会話や英文読解で迷いにくくなります。
getは手に入れるだけでなく、到着、理解、状態変化などを表す多義語です。
例文の場面ごとに意味を整理し、got、gotten、gettingを声に出して練習すると、使い分けが自然に身に付くでしょう。
get got gotまたはgotten gettingの順で活用を確認します。
英米の違いと現在完了で表したい内容を意識することが、正確な使い分けにつながります。