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透磁率の英語表記は?発音と例文も!(permeability・magnetic permeability・読み方・技術文書での使用例など)

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透磁率を英語で表す場合は、permeabilityまたはmagnetic permeabilityという言葉を使用します。

物理学や電気工学の文脈が明らかな場合はpermeabilityだけでも通じますが、流体の透過性などと区別するにはmagnetic permeabilityと書くと明確です。

海外メーカーのデータシート、学術論文、技術規格、電子部品の仕様書では、relative permeability、initial permeability、complex permeabilityなどの表現も登場します。

英語表記を理解しておけば、フェライトコアや磁性材料の海外資料を調べる際に役立つでしょう。

この記事では、透磁率の英語表記、発音、読み方、関連用語、技術文書で使える例文をわかりやすく解説します。

透磁率の英語表記はpermeabilityまたはmagnetic permeability

それではまず、透磁率の基本的な英語表記について解説していきます。

透磁率は英語でpermeabilityと表します。

磁気に関する透磁率であることを明確にしたい場合は、magnetic permeabilityを使用します。

透磁率の標準的な英語表記はmagnetic permeabilityです。

文脈上、磁気の話であることが明らかな場合はpermeabilityだけでも使われます。

permeabilityの意味

permeabilityは、あるものが物質や空間を通り抜けやすい性質を表す言葉です。

磁気分野では磁束の通りやすさを意味します。

一方、地質学や流体工学では、岩石や多孔質材料の中を液体や気体が通過しやすい性質を指す場合があります。

そのため、単独のpermeabilityだけでは、透磁率なのか浸透率なのかが文脈によって変わります。

磁性材料について書く技術文書では、最初にmagnetic permeabilityと明記すると誤解を防げます。

magnetic permeabilityの使い方

magnetic permeabilityは、磁束密度Bと磁場の強さHの関係を表す物理量として使用されます。

The magnetic permeability is defined by the relationship B equals μH.

磁気透磁率は、B=μHの関係によって定義されます。

英文ではmagneticを付けることで、磁気に関する透過性であることが明確になります。

論文の題名、技術資料の見出し、用語の定義部分では、magnetic permeabilityが適しています。

同じ段落内で何度も繰り返す場合は、2回目以降をpermeabilityと省略することもあります。

記号μの英語での読み方

透磁率の記号μは、ギリシャ文字のmuです。

英語ではミューに近い発音となります。

数式を英語で読む場合、μをmuと発音します。

μ equals B divided by H.

ミュー イコールズ ビー ディバイデッド バイ エイチと読みます。

真空の透磁率μ0は、mu zeroまたはmu naughtと読まれることがあります。

比透磁率μrは、mu rまたはrelative permeabilityと表現します。

permeabilityの発音と読み方

続いては、permeabilityの発音と読み方を確認していきます。

つづりが長いため難しく見えますが、音節に分けると発音しやすくなります。

技術会議や英語のプレゼンテーションで使う場合は、アクセントの位置も意識しましょう。

permeabilityのカタカナ読み

permeabilityは、カタカナではパーミアビリティに近い音です。

日本の技術現場では、パーミアビリティと呼ばれることがあります。

ただし、カタカナ表記は英語の発音を完全に再現するものではありません。

英語では、meの部分に比較的強いアクセントが置かれる発音が一般的です。

語をpermeableとabilityに関連付けて覚えると、意味も理解しやすくなります。

magnetic permeabilityの読み方

magnetic permeabilityは、マグネティック パーミアビリティに近い読み方です。

magneticのアクセントは、一般にnetの部分に置かれます。

会話では次のように区切ると発音しやすいでしょう。

magneticです。

permeabilityです。

magnetic permeabilityです。

最初はゆっくり発音し、慣れてから単語同士を自然につなげる方法がおすすめです。

関連する英単語の読み方

透磁率と一緒に使われる英単語も覚えておくと、英文資料を理解しやすくなります。

英語 日本語 カタカナ読みの目安
permeability 透磁率、浸透率 パーミアビリティ
magnetic permeability 透磁率 マグネティック パーミアビリティ
relative permeability 比透磁率 レラティブ パーミアビリティ
initial permeability 初透磁率 イニシャル パーミアビリティ
complex permeability 複素透磁率 コンプレックス パーミアビリティ
incremental permeability 増分透磁率 インクリメンタル パーミアビリティ
magnetic flux density 磁束密度 マグネティック フラックス デンシティ
magnetic field strength 磁場の強さ マグネティック フィールド ストレングス
magnetization 磁化 マグネタイゼーション
magnetic core 磁心、磁性コア マグネティック コア

透磁率に関する英語の専門用語

続いては、透磁率に関する英語の専門用語を確認していきます。

磁性材料のデータシートには複数種類のpermeabilityが掲載される場合があります。

意味を区別しないまま数値を使うと、設計条件と合わない可能性があるでしょう。

absolute permeabilityとrelative permeability

absolute permeabilityは絶対透磁率を意味します。

記号にはμを使い、単位はhenry per meterです。

relative permeabilityは比透磁率を意味し、記号にはμrを使います。

比透磁率は真空の透磁率に対する倍率であるため、単位を持ちません。

The absolute permeability is the product of the permeability of free space and the relative permeability.

絶対透磁率は、真空の透磁率と比透磁率の積です。

permeability of free spaceは真空の透磁率を意味します。

vacuum permeabilityという表現も使われます。

initial permeabilityとmaximum permeability

initial permeabilityは初透磁率です。

磁化されていない状態に近い材料へ、ごく小さな磁場を加えたときの透磁率を表します。

微弱信号を扱うトランスやセンサーでは重要な指標です。

maximum permeabilityは最大透磁率となります。

B−H曲線上で得られる透磁率の最大値を意味します。

初透磁率と最大透磁率は測定条件が異なるため、数値を直接置き換えることはできません。

complex permeabilityとincremental permeability

complex permeabilityは複素透磁率です。

交流磁界に対する応答を、実数成分と虚数成分に分けて表します。

実数成分は磁束を生じさせる働き、虚数成分は磁気損失に関係します。

高周波フェライトやノイズ抑制部品の評価で重要となる指標です。

incremental permeabilityは増分透磁率です。

直流磁場が加わった状態で、小さな交流磁場を重ねたときの変化量に対する透磁率を意味します。

直流重畳があるチョークコイルや電源用インダクタでは、初透磁率より増分透磁率のほうが実際の動作を表しやすい場合があります。

英語のデータシートでは、permeabilityの前に付くinitial、relative、complex、incrementalなどの語を必ず確認しましょう。

技術文書で使える透磁率の英語例文

続いては、技術文書で使える透磁率の英語例文を確認していきます。

仕様書、報告書、メール、プレゼンテーションなどで使いやすい表現を、日本語訳とともに紹介します。

透磁率の定義を説明する例文

Magnetic permeability indicates how easily a material supports the formation of a magnetic field.

透磁率は、材料内に磁界がどの程度生じやすいかを示します。

The magnetic flux density is proportional to the magnetic field strength in a linear material.

線形材料では、磁束密度は磁場の強さに比例します。

The permeability is calculated by dividing the magnetic flux density by the magnetic field strength.

透磁率は、磁束密度を磁場の強さで割ることで計算されます。

定義を説明するときは、indicate、represent、define、calculateなどの動詞が使いやすいでしょう。

数式と文章を組み合わせることで、読み手に伝わりやすい技術説明になります。

材料の透磁率を比較する例文

This ferrite material has a higher initial permeability than the previous material.

このフェライト材料は、従来材料より高い初透磁率を持ちます。

Iron generally has a much higher relative permeability than air.

一般に鉄の比透磁率は空気より大幅に高くなります。

The relative permeability of air is approximately equal to one.

空気の比透磁率は約1です。

Nickel zinc ferrite is suitable for high frequency applications because of its high electrical resistivity.

ニッケル亜鉛フェライトは電気抵抗率が高いため、高周波用途に適しています。

比較ではhigher than、lower than、approximately equal toなどの表現が便利です。

数値を比較する場合は、測定周波数や温度も併記すると技術文書として正確になります。

測定条件や注意点を示す例文

The permeability was measured at a frequency of one hundred kilohertz.

透磁率は100kHzの周波数で測定されました。

The measured permeability depends on the magnetic field strength and temperature.

測定された透磁率は、磁場の強さと温度に依存します。

Please note that the permeability decreases under a strong direct current bias.

強い直流バイアス下では透磁率が低下する点に注意してください。

The test conditions are listed in the table below.

試験条件を下表に示します。

The value shown in the data sheet should be used only as a reference.

データシートに記載された値は、参考値としてのみ使用してください。

測定条件を表す際は、at a frequency of、at room temperature、under direct current biasなどの表現を使用します。

技術的な注意を促す場合は、please note thatやit should be noted thatが便利です。

海外データシートで透磁率を確認する方法

続いては、海外データシートで透磁率を確認する方法を見ていきます。

単にpermeabilityという単語を探すだけでなく、記号、条件、グラフ、注記まで読むことが重要です。

特にフェライトコアでは、材料名が同じでも形状や測定条件によって実効値が異なる場合があります。

記号と測定条件を確認する

データシートでは、μi、μa、μe、μΔなどの記号が使われることがあります。

μiはinitial permeability、μaはamplitude permeability、μeはeffective permeability、μΔはincremental permeabilityを示す例があります。

ただし、メーカーによって記号の定義が異なる可能性があります。

必ず用語の定義欄や脚注を確認してください。

測定周波数、磁場振幅、温度、試料形状が記載されているかも重要です。

typicalとminimumを区別する

海外仕様書では、typical valueとminimum valueが分けて記載されます。

typicalは代表値または標準的な値です。

minimumは保証される下限値を意味する場合があります。

設計で確実に必要な性能を満たしたい場合、代表値だけを使うと量産ばらつきによって不足する可能性があります。

保証条件や公差を確認し、必要に応じて最小値や最大値を使って設計しましょう。

グラフの縦軸と横軸を読む

透磁率は周波数、温度、直流磁場によって変化するため、グラフで示されることが多くあります。

frequency dependence of permeabilityは、透磁率の周波数依存性です。

temperature dependenceは温度依存性、DC bias characteristicsは直流重畳特性を意味します。

縦軸がrelative permeabilityなのかcomplex permeabilityの実部や虚部なのかを確認してください。

横軸が対数目盛になっている場合も多いため、読み違いに注意しましょう。

英語表現 日本語の意味 確認するポイント
typical value 代表値 保証値とは限らない
minimum value 最小値 保証条件を確認する
test frequency 試験周波数 使用周波数と一致するか
test field strength 試験磁場強度 微小信号か大信号か
temperature dependence 温度依存性 使用温度範囲を満たすか
DC bias characteristics 直流重畳特性 動作電流で低下しないか
complex permeability 複素透磁率 実部と虚部を区別する

まとめ

透磁率の英語表記はpermeabilityであり、磁気に関する量であることを明確にする場合はmagnetic permeabilityを使用します。

permeabilityのカタカナ読みはパーミアビリティに近く、記号μは英語でmuと読みます。

比透磁率はrelative permeability、初透磁率はinitial permeability、複素透磁率はcomplex permeabilityです。

真空の透磁率はpermeability of free spaceまたはvacuum permeabilityと表現できます。

技術文書では、透磁率の値だけでなく、測定周波数、磁場の強さ、温度、直流バイアスを英語で併記することが大切です。

海外データシートを読む際は、permeabilityの前後にある専門用語と測定条件を必ず確認しましょう。

基本的な英語表現を覚えておけば、磁性材料や電子部品の情報を海外資料から効率よく収集できます。