雑学

mmHgとmmH2Oの変換方法や読み方や違い【ミリハーゲン:水銀柱ミリメートルと水中ミリメートル】

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この記事では「mmHg(ミリハーゲン:水銀柱ミリメートル)とmmH2O(水中ミリメートル)の変換方法や読み方や違い」について博士とお手伝いさんの対話形式で解説していきます。

内容が堅いため、それが緩和されて読みやすいかと思います!

それでは博士とお手伝いさんよろしくお願いします^_^

mmHgとmmH2Oの変換方法や読み方や違い【ミリハーゲン:水銀柱ミリメートルと水中ミリメートル】

結論:1mmHg = 約13.595mmH2O、1mmH2O=約0.0735mmHg

博士:こんにちは、お手伝いさん。

今日はmmHg(ミリハーゲン:水銀柱ミリメートル)とmmH2O(水中ミリメートル)の変換方法や読み方や違いについて解説しましょう。

お手伝いさん:はい、博士。

mmHgとmmH2Oの違いや変換方法を教えてください。

博士:もちろんです。

mmHgは、圧力を測る単位で、水銀柱の高さによって示されます。

一方、mmH2Oは、水の柱の高さによって示される圧力の単位です。

つまり、それぞれ水銀と水を使って圧力を測定しているわけですね。

お手伝いさん:なるほど。

では、変換方法について教えていただけますか?

博士:もちろん。

mmHgをmmH2Oに変換するには、次の式を使います。

1 mmHg = 13.5951 mmH2O

つまり、mmHgの値を13.5951倍することでmmH2Oに変換できます。

逆にmmH2OをmmHgに変換するには、mmH2Oの値を13.5951で割ります。

お手伝いさん:わかりました。

それでは、それぞれの単位の読み方を教えてください。

博士:もちろんです。mmHgは「ミリハーゲン」や「水銀柱ミリメートル」と読みます。

水銀の圧力を測る単位であるため、ハーゲン(元素記号:Hg)という名前が付けられています。

一方、mmH2Oは「ミリ水柱」と読みます。水の圧力を測る単位なので、水柱という名前が付いています。

お手伝いさん:理解しました。

博士、ありがとうございました!今日の説明でmmHgとmmH2Oの違いや変換方法、読み方についてよく理解できました。

 

mmHgとmmH2Oの変換方法や読み方や違い【ミリハーゲン:水銀柱ミリメートルと水中ミリメートル】

博士:上述のmmHgとmmH2Oの関係式の導出方法について説明しましょう。

まず、圧力の基本式から始めます。

圧力(P) = 力(F) / 面積(A)

水銀と水の密度をそれぞれρ_Hgとρ_H2Oとし、それぞれの高さをh_Hgとh_H2Oとします。

水銀と水の圧力は重力によって生じるため、次のような式が得られます。

P_Hg = ρ_Hg * g * h_Hg P_H2O = ρ_H2O * g * h_H2O

ここで、gは重力加速度です。

次に、これらの圧力が等しいと仮定しましょう。

これは、例えば、水銀と水がそれぞれ異なる管に入っているが、両方の管の開口部が同じ高さにある場合に成り立ちます。

・P_Hg = P_H2O

・ρ_Hg * g * h_Hg = ρ_H2O * g * h_H2O

重力加速度gは両辺で打ち消し、次の式が得られます。

・h_Hg / h_H2O = ρ_H2O / ρ_Hg

最後に、水銀の密度ρ_Hgは約13,595.1 kg/m³、水の密度ρ_H2Oは約1,000 kg/m³であることを利用します。

・h_Hg / h_H2O = (1,000 kg/m³) / (13,595.1 kg/m³) = 1 / 13.5951

この式から、1 mmHgの圧力は13.5951 mmH2Oに相当することがわかります。

・1 mmHg = 13.5951 mmH2O

以上が、mmHgとmmH2Oの関係式の導出方法です。