「fly」の過去形・過去分詞・ing系はflew/flown?読み方や例文・発音(カタカナも)は【現在完了の使い方等も】
flyは「飛ぶ」を表す基本動詞ですが、過去形と過去分詞の形が異なる不規則動詞です。
flewとflownを混同すると、英文法の問題だけでなく、会話や英作文でも不自然に聞こえることがあります。
この記事ではflyの活用、発音、読み方、例文、現在完了での使い方まで、順を追って詳しく解説します。
flyの過去形・過去分詞・ing形の基本

それではまずflyの基本的な活用について解説していきます。
flyの活用一覧
flyの原形はflyで、「飛ぶ」「飛行機で移動する」「時間が飛ぶように過ぎる」などの意味を持ちます。
過去形はflew、過去分詞はflownとなり、規則動詞のようにedを付ける形ではありません。
| 文法上の形 | スペル | 主な読み方 | 意味の目安 |
|---|---|---|---|
| 原形 | fly | フライ | 飛ぶ |
| 三人称単数現在形 | flies | フライズ | 飛ぶ |
| 過去形 | flew | フルー | 飛んだ |
| 過去分詞 | flown | フロウン | 飛んだことがある |
| 現在分詞 | flying | フライイング | 飛んでいる |
特に覚えたい並びは、fly flew flownです。
学校英語では、不規則動詞の活用を原形、過去形、過去分詞の順で覚える機会が多いでしょう。
flyの過去形はflew、過去分詞はflownです。
have、has、hadの後ろにはflewではなくflownを置く点が最重要です。
flewとflownの役割
flewは、過去に起こった出来事を述べる過去形です。
たとえば「昨日、東京へ飛行機で行った」というように、過去の時点が明確な文で使われます。
I flew to Tokyo yesterday.
私は昨日、飛行機で東京へ行きました。
一方のflownは、単独で普通の過去文を作るためには使いません。
have flownやhad flownのように、完了形や受動態を作る語と組み合わせるのが基本です。
I have flown to Tokyo many times.
私は東京へ何度も飛行機で行ったことがあります。
flewは過去の事実、flownは完了形や受動態に関わる形と考えると、使い分けが整理しやすくなります。
flyingのスペル変化
flyのing形はflyingです。
flyにそのままingを足すのではなく、語尾のyをiに変えてflyingと書きます。
ただし、fliesの場合も同様にyがiへ変化するため、fly flies flyingというセットで押さえると記憶に残りやすいでしょう。
A bird is flying over the river.
鳥が川の上を飛んでいます。
flyingは進行形だけでなく、形容詞のように使われることもあります。
a flying birdは「飛んでいる鳥」、a flying lessonは「飛行訓練」という意味になります。
flewとflownの発音とカタカナ表記
続いてはflewとflownの発音を確認していきます。
flyの発音
flyの発音記号は一般に /flaɪ/ です。
カタカナでは「フライ」と書かれますが、日本語のフライ料理を言うときよりも、最後のアイをなめらかにつなげる意識が大切です。
最初のfは、上の前歯を下唇に軽く当て、息をこすらせて出します。
日本語のハ行の音に近づきすぎると、highやwhyのように聞こえる可能性があるため注意しましょう。
flyはフライ、fliesはフライズと、語尾まで意識して練習すると聞き取りにも役立ちます。
flewの発音
flewの発音記号は /fluː/ です。
カタカナでは「フルー」が近く、blue、new、trueなどと同じような長いウーの音を含みます。
flはfとlを続けて出す子音の組み合わせです。
日本語の「フルー」と完全に同じではありませんが、舌先を上の歯茎付近へ寄せてlの響きを出すと英語らしくなります。
flewは「フルー」と長く発音します。
flowという単語の発音とは異なるため、スペルだけで判断しないことが大切です。
flewは過去形であり、意味は「飛んだ」「飛行機で行った」です。
音だけではblueと似て聞こえることもあるため、文脈から意味を判断しましょう。
flownの発音
flownの発音記号は /floʊn/ です。
カタカナでは「フロウン」と表せますが、実際には「フロウン」を一息で滑らかに発音する感覚になります。
語尾のnを強く「ン」と区切るより、舌先を歯茎へ近づけて音を閉じると自然です。
flownはknownやshownと音が似ているため、音のグループとして覚える方法も便利です。
| 単語 | 発音の目安 | 関連する意味 |
|---|---|---|
| flew | フルー | 飛んだ |
| flown | フロウン | 飛んだことがある |
| flow | フロウ | 流れる |
| known | ノウン | 知っている |
flewとflownは文字も音も異なります。
発音と文法の役割を同時に覚えることが、混同を防ぐ近道です。
過去形flewを使う例文
続いては過去形flewを使う場面を確認していきます。
鳥や虫が飛んだ場面
flyは鳥、虫、風船、紙飛行機などが空中を移動する様子を表せます。
過去の出来事ならflewを使います。
The bird flew away from the tree.
その鳥は木から飛び去りました。
flew awayは「飛び去る」、flew overは「上空を飛んだ」、flew intoは「飛び込んだ」という意味で使われます。
前置詞や副詞を組み合わせることで、飛ぶ方向や動きがより具体的になります。
A butterfly flew into the room.は、「蝶が部屋の中へ飛んできた」という自然な表現です。
飛行機で移動した場面
人が飛行機を利用して移動した場合にもflewを使えます。
この用法では、自分自身が翼で飛んだという意味ではなく、飛行機に乗って目的地へ行ったという意味です。
I flew to Osaka last weekend.は、「私は先週末に飛行機で大阪へ行きました」となります。
toの後ろには目的地を置きます。
fromを使えば出発地を示せるため、I flew from Fukuoka to Sapporo.のように言えます。
| 英文 | 日本語の意味 | 使いどころ |
|---|---|---|
| She flew to Canada. | 彼女は飛行機でカナダへ行きました。 | 目的地を伝える |
| We flew from Tokyo. | 私たちは東京から飛行機で出発しました。 | 出発地を伝える |
| They flew home. | 彼らは飛行機で帰宅しました。 | homeを副詞として使う |
比喩表現でのflew
flyは実際の飛行以外にも使われます。
時間が非常に速く過ぎることを表すTime flew.は、日常会話でもよく見かける表現です。
Time flew when I was with my friends.は、「友人と一緒にいると時間があっという間に過ぎました」という意味になります。
また、うわさや旗、感情などが広がるイメージを表すこともあります。
比喩的なflyであっても、過去の話ならflewを使う点は変わりません。
単語帳の意味だけで終わらせず、場面を思い浮かべながら例文を読むと、語感が身につきやすくなるでしょう。
過去分詞flownと現在完了の使い方
続いては過去分詞flownと現在完了の使い方を確認していきます。
経験を表すhave flown
現在完了の経験用法では、haveまたはhasの後ろに過去分詞を置きます。
flyの場合はhave flown、has flownとなります。
I have flown abroad before.は、「私は以前に海外へ飛行機で行ったことがあります」という意味です。
before、ever、never、many timesなどは、経験を表す現在完了と相性のよい語です。
経験を表す現在完了では、I have flewとは言いません。
正しい形はI have flownです。
Have you ever flown in a helicopter.のように疑問文にすれば、「ヘリコプターに乗って飛んだことはありますか」と尋ねられます。
会話では飛行機だけでなく、ヘリコプターや小型機などの経験を話す際にも使える表現です。
継続と完了を表すhave flown
現在完了は経験だけでなく、継続や完了を表すこともあります。
たとえばThe plane has flown over the ocean.は、飛行機が海の上を飛んだという完了した動きを表します。
ただし、現在完了の意味は、文脈や副詞によって変わります。
The plane has already flown away.なら、「飛行機はすでに飛び去ってしまいました」という完了のニュアンスです。
yetを使えば、Has the plane flown yet.のように「飛行機はもう飛び立ちましたか」と確認できます。
already、just、yetは、完了用法を見分ける重要なヒントになります。
had flownと受動態の表現
過去完了ではhad flownを使います。
ある過去の時点よりも前に飛行が完了していたことを表す形です。
By noon, the plane had flown over the mountains.
正午までに、その飛行機は山々の上空を飛び越えていました。
また、flownは受動態の形にも現れます。
The flag was flown at half mast.は、「旗は半旗として掲げられた」という意味です。
flyには「旗を掲げる」「航空機を操縦する」という意味もあるため、flownの意味は常に「飛んだ」だけとは限りません。
主語が人なのか飛行機なのか旗なのかを確認すると、英文の意味を正確につかめます。
flyを使った関連表現と英作文の注意点
続いてはflyを使った関連表現と英作文の注意点を確認していきます。
fly toとgo toの違い
go toは単に「行く」を表し、移動手段までは伝えません。
一方、fly toは飛行機で移動することをはっきり示します。
I went to London.ではロンドンへ行った事実を述べるだけですが、I flew to London.なら飛行機を使ったことまでわかります。
旅行、出張、留学などの話題では、fly toを使う機会が多くなります。
電車や車など別の手段で行った場合には、go、take、driveなどを選ぶほうが自然です。
fly awayとfly highの表現
fly awayは「飛び去る」のほか、比喩的に「心がどこかへ行ってしまう」といった印象を持つ場合もあります。
My worries flew away.なら、「心配事が消えていった」という詩的なニュアンスになります。
fly highは「高く飛ぶ」が基本の意味です。
そこから、勢いよく成功する、気分が高揚しているといった比喩にもつながります。
慣用的な表現は単語を一語ずつ日本語へ置き換えるより、まとまりとして覚えることがおすすめです。
よくある誤りの整理
flyの活用では、いくつかの誤りが起こりやすいポイントがあります。
| 誤りやすい形 | 正しい形 | 理由 |
|---|---|---|
| I flied to Kyoto. | I flew to Kyoto. | flyが飛ぶ意味のときは不規則変化 |
| I have flew there. | I have flown there. | haveの後ろは過去分詞 |
| The bird is fly. | The bird is flying. | 進行形にはing形が必要 |
| He fly to work. | He flies to work. | 三人称単数現在ではflies |
なお、flyにはハエを飛ばすという意味のほか、野球でフライを打つという意味などもあります。
野球のfly ballに関係するflyは、文脈によって別の使い方になるため、例文全体で確認すると安心です。
flewは過去形、flownは過去分詞、flyingはing形という骨組みを繰り返し確認しましょう。
flyの過去形・過去分詞・ing形のまとめ
flyの過去形はflew、過去分詞はflown、ing形はflyingです。
過去の出来事を表す文ではflewを使い、have、has、hadの後ろではflownを使います。
発音はflyがフライ、flewがフルー、flownがフロウンとなり、それぞれ異なる音です。
現在完了の経験用法ではI have flown to London.のように、過去分詞flownを選ぶことが重要になります。
例文を声に出しながら、fly flew flownの順番を覚えると、英文法と英会話の両方で活用しやすくなるでしょう。