「catch」の過去形・過去分詞・ing系はcaught?読み方や例文・発音(カタカナも)は【現在完了の使い方等も】
catchは中学校英語から頻繁に登場する基本動詞ですが、過去形と過去分詞がどちらもcaughtになるため、つづりや発音で迷いやすい単語です。
「捕まえる」だけでなく、「つかむ」「間に合う」「病気にかかる」「聞き取る」など幅広い意味を持つので、時制ごとの形と文脈のつながりを一緒に押さえることが大切でしょう。
この記事ではcatchの活用、caughtの読み方、ing形、現在完了の使い方、会話で使える例文まで、順番にわかりやすく解説します。
catchの活用と基本ルール

それではまずcatchの活用と、過去形・過去分詞の結論について解説していきます。
過去形と過去分詞のcaught
catchの過去形はcaughtで、過去分詞も同じくcaughtです。
原形のcatchにedを付ける規則動詞ではなく、形が変化する不規則動詞として覚える必要があります。
現在形ではcatch、三人称単数の主語ではcatches、現在分詞ではcatchingとなり、過去に関わる形だけがcaughtへ変わります。
| 文法上の形 | スペル | カタカナの目安 | 主な使い方 |
|---|---|---|---|
| 原形 | catch | キャッチ | toの後、助動詞の後、現在形 |
| 三人称単数現在形 | catches | キャッチズ | He catches a ball. |
| 過去形 | caught | コート | 過去に起きた出来事 |
| 過去分詞 | caught | コート | 完了形、受動態 |
| 現在分詞 | catching | キャッチング | 進行形、動名詞 |
catchの過去形と過去分詞は、どちらもcaughtです。
didの後はcaughtではなく、必ず原形のcatchを使います。
不規則動詞として覚える視点
caughtは見慣れないスペルに感じられますが、teachの過去形taughtやbuyの過去形boughtと並べて覚えると記憶に残りやすくなります。
ただし、語尾が同じchだからといって、すべての動詞がcaught型になるわけではありません。
watchの過去形はwatched、washの過去形はwashedであり、個別の動詞として活用を確認する姿勢が必要です。
英単語帳ではcatch、caught、caughtの三つを声に出し、原形から過去形、過去分詞へ流れるように言える状態を目指すとよいでしょう。
catch caught caught
キャッチ コート コート
この並びを一組の音として覚えると、テストや会話でも取り出しやすくなります。
didとhaveで変わる後ろの形
英語では前に置かれる語によって、catchのどの形を使うかが決まります。
didがある疑問文や否定文では、過去の内容でも動詞を原形に戻します。
一方でhave、has、hadの後では過去分詞caughtが必要です。
Did you catch the train?
電車に間に合いましたか。
I have caught three fish today.
私は今日、魚を3匹釣りました。
Did you caught the train?という形は誤りです。
did自体に過去の意味が含まれているため、その後にはcatchを置くと考えれば整理しやすいでしょう。
caughtの読み方と発音のポイント
続いてはcaughtの読み方と発音のコツを確認していきます。
caughtのカタカナ表記
caughtの発音は、カタカナではコートに近い音です。
ただし、日本語の「コート」をそのまま伸ばすより、口をやや丸くして短めに響かせる意識が役立ちます。
イギリス英語では「コート」にかなり近く聞こえ、アメリカ英語でも地域や話者によって響き方に違いがあります。
スペルにghが入っていますが、caughtではghを独立して発音しません。
catchとcaughtの音の違い
catchは「キャッチ」、caughtは「コート」と発音され、母音の音が大きく変わります。
この差を意識しないと、現在の話なのか過去の話なのかが聞き手に伝わりにくくなる場合があります。
catchでは口角を少し横に引くようにして「キャ」の音を出し、caughtでは唇を丸めるようにして「コー」の音へ移ると区別しやすくなります。
I catch the ball.
アイ キャッチ ザ ボール
私はそのボールを捕ります。
I caught the ball.
アイ コート ザ ボール
私はそのボールを捕りました。
音読で身につける練習
発音は単語だけで繰り返すより、短い文で主語や目的語とつなげて練習するほうが実践的です。
特にI caught it.は、caughtとitが続くため、滑らかに「アイ コーティット」のように聞こえることがあります。
聞こえた音をカタカナだけで固定せず、実際の英語音声を聞いてまねることも大切です。
まずはcatch、caught、have caughtの三つを繰り返し、時制の違いを音でも認識できるようにしましょう。
catchが持つ主な意味
続いてはcatchの代表的な意味と、文脈による使い分けを確認していきます。
物を捕まえる意味
catchの基本となる意味は、飛んできた物や動く物を「捕まえる」「受け止める」です。
野球やサッカーのボール、投げられた鍵、落ちそうなコップなどを手で受ける場面で使われます。
人を捕まえる意味にも使えますが、警察が容疑者を逮捕するような場面ではarrestがより具体的な表現になることもあります。
He caught the ball.は「彼はボールを捕った」、The police caught the thief.は「警察はその泥棒を捕まえた」という意味です。
目的語には、何を捕まえたのかを示す名詞や代名詞を置きます。
代名詞を使う場合はCatch it.のように、catchの直後にitを置く語順が自然でしょう。
乗り物に間に合う意味
catch a train、catch a bus、catch a flightは、乗り物に「間に合う」「乗る」という重要表現です。
単に乗車するならtake a trainも使えますが、catchには出発時刻に間に合って乗るという感覚が含まれます。
急いで駅へ向かう会話や旅行での予定確認では、非常によく登場します。
catch a trainは、電車を物理的につかむ意味ではありません。
発車前の電車に間に合って乗る、というまとまりで覚える表現です。
We caught the last train home.は「私たちは最終電車に間に合って帰宅しました」と訳せます。
We missed the last train.なら、最終電車に乗り遅れたという反対の意味になります。
病気や情報を受け取る意味
catchは風邪やインフルエンザなどに「かかる」という意味でも使われます。
I caught a cold.は、日常会話でよく使われる「風邪をひきました」です。
この場合も過去形はcaughtであり、I catched a cold.とは言いません。
さらに、catch a nameやcatch what someone saidのように、声や情報を「聞き取る」「理解する」という意味にもなります。
会話で聞き取れなかったときは、I didn’t catch that.と言えば「今のを聞き取れませんでした」と丁寧に伝えられるでしょう。
過去形caughtを使う例文
続いては過去形caughtを使う文と、過去の出来事を表す考え方を確認していきます。
過去に終わった出来事
過去形caughtは、過去のある時点で完了した出来事を伝えるときに使います。
yesterday、last night、two days agoなど、過去を示す語と一緒に使われることが多い形です。
| 英文 | カタカナの目安 | 日本語の意味 |
|---|---|---|
| I caught a fish yesterday. | アイ コート ア フィッシュ イエスタデイ | 私は昨日、魚を釣りました。 |
| She caught the bus at seven. | シー コート ザ バス アット セブン | 彼女は7時のバスに乗りました。 |
| We caught a cold last week. | ウィー コート ア コールド ラスト ウィーク | 私たちは先週、風邪をひきました。 |
| He caught my mistake. | ヒー コート マイ ミステイク | 彼は私の間違いに気づきました。 |
最後の例文では、catchが「気づく」「見つける」に近い意味を持っています。
catchは一つの日本語訳に固定せず、何かをとらえたという中心イメージから考えると理解しやすくなります。
否定文と疑問文の語順
過去形の肯定文ではI caught it.のようにcaughtを使いますが、否定文と疑問文ではdidを使います。
その場合、動詞は原形catchへ戻る点が重要です。
I did not catch the train.
私はその電車に間に合いませんでした。
Did they catch the ball?
彼らはそのボールを捕りましたか。
They did not catch what I said.
彼らは私の言ったことを聞き取れませんでした。
did notはdidn’tに短縮できます。
会話ではI didn’t catch the train.やDid you catch it?の形をそのまま使えるようにしておくと便利です。
過去進行形との組み合わせ
過去のある時点で動作が進行していたことを伝えるときは、wasまたはwereとcatchingを組み合わせます。
この場合はcaughtではなく、catchingを使う点に注意しましょう。
I was catching the ball when I fell.は「ボールを捕ろうとしていたときに転びました」という意味です。
動作の途中だったことを表すため、過去形caughtとは異なる場面で使われます。
They were catching insects in the garden.なら「彼らは庭で昆虫を捕まえていました」となります。
過去分詞caughtと現在完了
続いては過去分詞caughtを使う現在完了と、受動態の基本を確認していきます。
現在完了の経験用法
現在完了ではhaveまたはhasの後に過去分詞caughtを置きます。
経験を表す場合は、これまでに何かを捕まえた、乗り物に間に合った、病気にかかったといった経験を伝えられます。
I have caught a large fish before.は「私は以前、大きな魚を釣ったことがあります」という意味です。
before、ever、neverなどの副詞と組み合わせると、経験を表す現在完了だと判断しやすいでしょう。
現在完了はhave caughtまたはhas caughtの形です。
have catchedやhas catchは使いません。
Have you ever caught a crab?は「今までにカニを捕まえたことはありますか」という質問です。
No, I have never caught one.と答えれば、「いいえ、一度も捕まえたことがありません」と伝えられます。
現在完了の完了と結果
現在完了は経験だけでなく、完了や結果を表すこともあります。
I have caught the train.は状況によって、「私は電車に間に合いました」「もう電車には乗れています」という現在につながる意味になります。
ただし、いつ乗ったのかをyesterdayのように明確に示す場合は、通常は過去形I caught the train yesterday.を使います。
現在完了では、過去の出来事を現在と結び付けて伝える感覚が大切です。
She has caught a cold.は「彼女は風邪をひいてしまいました」という意味になり、今も体調に影響があるような文脈で使えます。
She caught a cold last Monday.なら、先週月曜日という過去の出来事に焦点を当てた表現です。
受動態でのcaught
caughtは受動態でも使われます。
be動詞の後に過去分詞caughtを置くことで、「捕まえられる」「見つかる」といった受け身の意味を表せます。
The thief was caught by the police.は「その泥棒は警察に捕まりました」です。
受動態では誰が行為を受けたのかを主語にするため、能動態とは語順が変わります。
| 種類 | 英文 | 意味 |
|---|---|---|
| 能動態 | The police caught the thief. | 警察が泥棒を捕まえました。 |
| 受動態 | The thief was caught by the police. | 泥棒は警察に捕まりました。 |
| 現在完了 | The police have caught the thief. | 警察は泥棒を捕まえました。 |
was caughtは過去の受動態、has caughtやhave caughtは現在完了です。
似た形に見えても、be動詞なのかhaveなのかを確認すると、文の仕組みを正しく判断できます。
catchingの使い方と関連表現
続いてはing形catchingの作り方と、会話で役立つ関連表現を確認していきます。
catchingのスペルと進行形
catchのing形はcatchingです。
最後のhは残したまま、ingを付けます。
cathingやcatchinngのようなスペルにはならないため、catchingを一語として正確に覚えましょう。
be動詞と組み合わせれば、今まさに捕まえている、聞き取ろうとしているといった進行中の動作を表せます。
The dog is catching a ball.は「その犬はボールを捕っています」です。
I am catching up with my work.では、catch upという句動詞が使われ、「仕事の遅れを取り戻しています」という意味になります。
catch upとcatch onの表現
catch upは「追いつく」「遅れを取り戻す」という意味で使われます。
学習、仕事、近況の会話など、活用場面が多い表現です。
Let’s catch up soon.は、久しぶりに会って近況を話そうという親しみのある誘いになります。
catch onは「理解する」「流行する」という意味を持ちます。
Do you catch on?は「わかりますか」という意味で使えますが、相手によっては少し直接的に聞こえることもあるため、Do you understand?も覚えておくと安心でしょう。
I need to catch up on my homework.
私は宿題の遅れを取り戻す必要があります。
This new idea is catching on.
この新しい考え方は広まり始めています。
catch one’s eyeとcatch a break
catch one’s eyeは「目に留まる」「注意を引く」という表現です。
That red bag caught my eye.は「あの赤いバッグが目に留まりました」と訳せます。
catch a breakは、幸運な機会を得る、少し休めるといった意味合いで使われます。
慣用表現では、catchを単独で訳そうとするより、語のまとまりで意味を覚えることが近道です。
例文を音読しながら、どの意味のcatchかを考える習慣をつくると、読解力と会話力の両方につながります。
catchの過去形と過去分詞のまとめ
ここまでのポイントをまとめます。
catchの過去形と過去分詞は、どちらもcaughtです。
読み方は「コート」に近く、原形catchの「キャッチ」と音が変わるため、スペルと発音をセットで覚えることが重要でしょう。
過去の出来事ならI caught a ball.のようにcaughtを使い、didを使う否定文や疑問文では原形catchに戻します。
現在完了ではhave caught、has caughtの形になり、経験、完了、現在に残る結果を表せます。
進行形ではcatchingを使い、catch up、catch on、catch a trainなどの表現もまとめて身につけると、実際の英語で使える幅が広がります。
catch caught caughtを何度も声に出し、短い例文で使う練習を続けてみてください。