「wake」の過去形・過去分詞・ing系はwoke/woken?読み方や例文・発音(カタカナも)は【wake upの使い方も】
英語のwakeは「目を覚ます」「起こす」という身近な動詞ですが、過去形がwokeなのか、wakedなのか、過去分詞がwokenなのかで迷いやすい単語です。
さらにwake up、awake、get upとの違き方まで含めると、意味を知っているだけでは正確に使い分けにくいでしょう。
この記事ではwakeの活用、発音、基本例文、wake upの自然な使い方を順に整理します。
wakeの活用と基本の意味

それではまずwakeの活用と基本の意味について解説していきます。
wakeの過去形と過去分詞
wakeは不規則変化と規則変化の両方が認められている動詞です。
もっとも基本として覚えたい形は、原形wake、過去形woke、過去分詞woken、現在分詞wakingです。
とくに「眠りから目を覚ます」という意味で使う場合、wokeとwokenの組み合わせがよく使われます。
| 文法上の形 | 主な形 | 読み方の目安 | 意味 |
|---|---|---|---|
| 原形 | wake | ウェイク | 目を覚ます、起こす |
| 三人称単数現在 | wakes | ウェイクス | 目を覚ます、起こす |
| 過去形 | woke | ウォウク | 目を覚ました、起こした |
| 過去分詞 | woken | ウォウクン | 目を覚ました状態、起こされた |
| 現在分詞 | waking | ウェイキング | 目を覚ましている、起こしている |
ただし、過去形waked、過去分詞wakedも誤りではありません。
辞書でも扱われている形ですが、日常的な「寝起き」の表現ではwokeとwokenのほうが目に入りやすい傾向です。
試験、会話、英文読解でまず押さえる形はwake、woke、woken、wakingです。
迷ったときは、過去の出来事ならwoke、haveやbe動詞の後ならwokenを選ぶと整理しやすくなります。
自動詞と他動詞の使い分け
wakeには、自分が眠りから覚める意味と、誰かを眠りから起こす意味の両方があります。
前者は自動詞、後者は他動詞として考えると文の形が見えやすくなります。
自動詞では主語自身が起きます。
I woke early this morning.
私は今朝早く目を覚ましました。
他動詞では、wakeの後ろに起こされる人や動物を置きます。
Please wake me at seven.
7時に私を起こしてください。
「私は7時に起きる」はI wake at seven、「私は彼を7時に起こす」はI wake him at sevenです。
目的語があるかどうかを見るだけでも、意味の方向をかなり正確に判断できます。
wakeが表す目覚め以外の意味
wakeは睡眠に関する意味だけではありません。
注意、関心、記憶、感情などを呼び起こす意味でも使われます。
たとえばwake someone’s interestは「人の興味を呼び起こす」、wake memoriesは「記憶を呼び覚ます」という表現です。
また船が進んだ後ろにできる波をwakeと呼ぶこともあります。
この名詞のwakeは「航跡」「引き波」に近い意味であり、動詞のwakeとは文脈で区別します。
英単語は一語一義で覚えるより、どの対象が変化するかをつかむほうが実用的でしょう。
wokeとwokenの使い分け
続いてはwokeとwokenの使い分けを確認していきます。
wokeを使う過去の文
wokeはwakeの過去形です。
昨日、先ほど、昨年など、すでに終わった出来事を述べるときに使います。
She woke up before sunrise.は「彼女は日の出前に目を覚ました」という意味です。
Did you wake up early yesterday.のように、疑問文ではdidの後を原形wakeに戻す点も大切です。
そのため、Did you woke up early yesterday.とはしません。
did、didn’tの後ろは原形という基本ルールを守れば、wokeとの混同を防げます。
| 表現 | 正しい形 | 理由 |
|---|---|---|
| 肯定文 | I woke up late. | wokeが過去形 |
| 否定文 | I did not wake up late. | didの後は原形 |
| 疑問文 | Did you wake up late. | didの後は原形 |
| 助動詞あり | I might wake up late. | mightの後は原形 |
wokenを使う完了形
wokenは過去分詞です。
have、has、hadの後ろに置き、完了形を作ります。
I have woken up early every day this week.は「今週は毎日早く起きている」という意味になります。
現在完了では、過去の出来事と現在とのつながりに意識が向きます。
I have never woken up this early before.
これほど早く目を覚ましたことはこれまでありません。
Have you woken up yet.は「もう起きましたか」という意味です。
この文ではhaveの後ろに過去分詞が必要なので、wokeではなくwokenを使います。
haveの直後にはwokenと覚えると、会話でも反射的に選びやすくなります。
wokenを使う受け身と状態
wokenはbe動詞と組み合わせて、誰かに起こされた受け身の文にもなります。
I was woken by a loud noise.は「大きな物音で起こされた」という意味です。
誰が起こしたかを伝えたいならbyの後ろに人を置けます。
The baby was woken by her father.なら「赤ちゃんは父親に起こされました」です。
一方でI was awakeは「私は起きていた」、I was wokenは「私は起こされた」となります。
awakeは目覚めている状態、wokenは目覚める出来事を受けたことに焦点がある違いです。
I woke at six.は自分で6時に目を覚ましたという内容です。
I was woken at six.は、誰かや物音によって6時に起こされたという含みがあります。
wakeとwake upの使い方
続いてはwakeとwake upの使い方を確認していきます。
wake upが自然な場面
wake upは「目を覚ます」「起こす」を表すもっとも一般的な句動詞です。
日常会話では、単独のwakeよりもwake upが使われる場面が多くあります。
I wake up at six every weekday.は、平日は毎朝6時に起きるという自然な言い方です。
Wake up.だけなら「起きて」「目を覚まして」という呼びかけになります。
眠っている人への声かけではWake up, please.のように短く言えます。
ただし強い口調でWake up.と言うと、比喩的に「現実を見て」「しっかりして」という厳しい響きになる場合もあります。
目的語の位置と代名詞
wake upを他動詞として使うとき、名詞の目的語はwakeとupの間にも、upの後ろにも置けます。
Please wake your brother up.とPlease wake up your brother.は、どちらも文法上は可能です。
しかし目的語がme、him、her、us、themなどの代名詞なら、位置が決まります。
Please wake me up.
私を起こしてください。
Please wake up me.とは通常言いません。
代名詞はwakeとupの間に置くことが、句動詞を使う際の重要な語順です。
| 目的語 | 自然な語順 | 避けたい語順 |
|---|---|---|
| 名詞 | wake the child up | 意味は通じるが長い文では注意 |
| 名詞 | wake up the child | 文法上は可能 |
| 代名詞 | wake her up | wake up her |
| 代名詞 | wake them up | wake up them |
比喩表現としてのwake up
wake upは眠り以外にも、状況に気づく、意識を向けるという比喩で使われます。
People are waking up to the importance of sleep.は「人々は睡眠の重要性に気づき始めている」という意味です。
wake up toの後ろには、問題、変化、事実、重要性などが続きます。
She finally woke up to the problem.なら、彼女がようやく問題を認識したという内容です。
この意味では実際に眠っていたわけではありません。
文脈に「現実」「危険」「大切さ」が出てきたら、比喩のwake upを疑うと読み取りやすくなります。
発音とカタカナ表記
続いては発音とカタカナ表記を確認していきます。
wakeの発音記号と音の作り方
wakeの発音記号はweɪkです。
カタカナでは「ウェイク」が近いですが、日本語の「ウエイク」を一音ずつ強く分けないほうが英語らしく聞こえます。
最初のwは、唇をすぼめてから短くウの音を出し、そのままエイへつなげます。
最後のkは「ク」と母音を足さず、息を止めるように終えるのがコツです。
ウェイックではなくウェイクという感覚で、語末を軽く閉じましょう。
wokeとwokenの発音
wokeの発音記号はwoʊkで、カタカナの目安は「ウォウク」です。
会話では「ウォーク」に近く聞こえることもありますが、walkとは母音が異なります。
wokenの発音記号はˈwoʊkənで、「ウォウクン」が目安です。
アクセントは最初のwoに置かれ、後半のkenは弱く短く発音されます。
wokeとwokenは綴りが似ていますが、wokenでは最後に曖昧な「ン」が加わることを意識すると聞き分けやすいでしょう。
wakingとwake upの発音
wakingの発音記号はˈweɪkɪŋで、カタカナでは「ウェイキング」と表せます。
ただし日本語の「キング」ほど最後をはっきり発音せず、ngは鼻に音を抜く感覚です。
wake upはweɪk ʌpで、「ウェイクアップ」が目安になります。
実際の速い会話ではkとupがつながり、ウェイカップのように聞こえることもあります。
音のつながりを知っておくと、リスニングでwake upを別々の単語として聞き逃しにくくなります。
awakeとget upとの違い
続いてはawakeとget upとの違いを確認していきます。
wakeとawakeの意味の差
wakeは「眠りから覚める瞬間」や「人を起こす行為」を表す動詞です。
awakeは動詞としても使えますが、形容詞として「起きている」という状態を表す使い方が特に重要です。
I am awake.は「私は起きています」、I wake up.は「私は目を覚まします」となります。
つまりwakeは動作、awakeは状態に意識を置くと理解しやすいでしょう。
be awakeは起きている状態であり、wake upとは役割が異なります。
wake upとget upの行動の差
wake upは眠りが終わって意識が戻ることです。
get upはベッドや椅子などから体を起こし、立ち上がることを表します。
目覚ましで目を開けても、しばらく布団にいるならwake upは済んでいてもget upはまだです。
I woke up at six, but I got up at seven.は「6時に目は覚めたが、起き上がったのは7時だった」という自然な文になります。
| 表現 | 中心となる意味 | 例文の場面 |
|---|---|---|
| wake up | 眠りから覚める | 目覚ましで目を開ける |
| get up | 体を起こす、起床する | ベッドから出る |
| be awake | 起きている状態 | 夜中でも眠っていない |
| fall asleep | 眠りに落ちる | 読書中に寝てしまう |
sleepとwakeを使う定番表現
睡眠に関する英語では、wakeだけでなくsleep、asleep、awakeも一緒に覚えると表現の幅が広がります。
Are you still awake.は「まだ起きているの」です。
I could not sleep last night.は「昨夜は眠れなかった」となります。
The children are asleep.では、子どもたちが眠っている状態を表します。
sleepは動詞にも名詞にもなりますが、asleepは通常be動詞の後ろで使う形容詞です。
単語単体を暗記するより、be asleep、be awake、wake up、get upのようなまとまりで音読すると定着しやすいでしょう。
wake upは意識が戻ること、get upは体を起こすことです。
朝の会話で両方を区別できると、時間や行動を具体的に伝えられます。
wakeを使った例文と会話表現
続いてはwakeを使った例文と会話表現を確認していきます。
朝の習慣を伝える例文
毎日の生活習慣を話すときは、現在形のwake upが便利です。
I usually wake up before my alarm goes off.は「私はたいていアラームが鳴る前に目が覚めます」という意味です。
go offはアラームや警報が鳴ることを表します。
What time do you wake up on weekends.と聞けば「週末は何時に起きますか」と尋ねられます。
返答はI usually wake up around nine.のように、aroundを使っておおよその時刻を伝えられます。
人を起こすときの例文
家族や友人を起こす場面では、依頼の表現を使うとやわらかい印象になります。
Could you wake me up at seven tomorrow.は「明日7時に起こしてもらえますか」です。
Please do not wake the baby.は「赤ちゃんを起こさないでください」となります。
物音を立てないよう伝えるなら、Try not to wake anyone.も役立ちます。
wake someone upは、人を起こす場面でそのまま使える実用的な表現です。
過去と完了形を比べる例文
過去形と現在完了の違いは、同じ内容を並べると明確になります。
I woke up at five today.
私は今日5時に目を覚ましました。
I have woken up at five every day this week.
私は今週、毎日5時に目を覚ましています。
前者は今日という一回の出来事、後者は今週に続いている習慣や経験に焦点があります。
またThe noise woke me up.は物音が私を起こした過去の出来事です。
I have been woken up by that noise many times.なら、その物音で何度も起こされてきた経験を表せます。
まとめ
wakeの基本活用はwake、woke、woken、wakingです。
過去の出来事にはwoke、haveやbe動詞と組み合わせる過去分詞にはwokenを使います。
wake upは「目を覚ます」「起こす」を表す日常的な表現で、代名詞を目的語にするときはwake me upのように語の間へ置きます。
wake upは目覚め、get upは起き上がる動作という違いも、朝の会話では欠かせません。
発音はwakeがウェイク、wokeがウォウク、wokenがウォウクンを目安にしつつ、例文を声に出して練習すると記憶に残りやすくなるでしょう。
wakeの活用を単独で覚えるだけでなく、wake up、be awake、get upまで関連づけることが、自然な英語表現への近道です。