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「according to」の意味・例文・ビジネスでの使い方・読み方(カタカナの発音も)・スラング・言い換えは?【due toやused toやin order to等】

according toの意味と基本用法
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「according to」の意味・例文・ビジネスでの使い方・読み方(カタカナの発音も)・スラング・言い換えは?【due toやused toやin order to等】

英語の前置詞句としてよく見かけるaccording toは、会話、ニュース、論文、メールなどで幅広く使われます。

一見すると難しそうですが、情報源や判断の基準を示す表現として捉えると、意味と使い方が整理しやすくなるでしょう。

この記事では読み方、例文、ビジネスでの注意点、似た表現との違いまで、実用的な形で詳しく紹介します。

according toの意味と基本用法

according toの意味と基本用法

それではまずaccording toの意味と基本用法について解説していきます。

情報源を示す「〜によれば」の意味

according toは、主に「〜によれば」「〜によると」という意味で使われます。

話し手自身の意見ではなく、誰かの発言、調査、文書、規則などを情報源として示すときに便利な表現です。

たとえばニュース記事では、政府機関の発表や専門家の見解を紹介する場面で頻繁に登場します。

According to the report, sales increased last year.

その報告書によれば、売上は昨年増加しました。

この文ではthe reportが情報源です。

報告書の内容をそのまま紹介しており、話し手が売上増加を独自に断定しているわけではありません。

日本語の「〜によると」に近いため、文の前後関係を確認すれば意味を取りやすいでしょう。

判断基準を示す「〜に従って」の意味

according toには、規則や手順に「従って」「基づいて」という意味もあります。

この用法では情報を伝えるよりも、ルール、指示、計画を基準にして行動することを表します。

Please complete the form according to the instructions.

指示に従って、その用紙に記入してください。

instructionsは指示書という意味であり、作業の基準を表しています。

ビジネスの手順書、契約条件、社内規定などと相性がよい使い方です。

ただし、人の意見を紹介する場合は「〜によれば」、規則への準拠を示す場合は「〜に従って」と考えると区別しやすくなります。

文中での位置と後ろに置く語句

according toの後ろには、情報源または判断の基準となる名詞を置きます。

人名、会社名、調査結果、ニュース、法律、マニュアルなどが代表例です。

後ろに置く語句 意味の傾向 例
according to Ms. Sato 佐藤さんによれば 発言や説明の引用
according to the data データによると 数値や調査結果の紹介
according to company policy 会社方針に従って 規則や運用基準
according to the schedule 予定どおりに 計画に沿った進行
according to the manual マニュアルに従って 作業方法の指示

文頭に置く形が特に一般的ですが、文末に置いて情報源を補足することもできます。

according toの直後には通常名詞を置くという点を覚えておくと、英文を組み立てやすくなります。

according toの読み方とカタカナ発音

続いてはaccording toの読み方とカタカナ発音を確認していきます。

基本となる発音の目安

according toのカタカナ表記は、一般的に「アコーディング トゥ」とされます。

実際の会話では、アクセントや音のつながりによって「アコーディン トゥ」に近く聞こえることもあります。

accordingのアクセントは後半の「コー」に置かれる感覚です。

発音をカタカナだけで完全に再現することは難しいものの、「アコーディング トゥ」と区切って練習すると伝わりやすくなります。

toは弱く発音されることが多く、強く「トゥ」と言い切りすぎないほうが自然に聞こえる場合もあります。

まずは意味を理解し、短い例文と一緒に声に出すことが大切です。

会話で聞き取りやすくするコツ

英語の会話ではaccording to全体が滑らかにつながって発音されます。

単語ごとに不自然な間を入れるより、ひとまとまりの前置詞句として読む意識を持つとよいでしょう。

According to Ken, the meeting is cancelled.のような短文を繰り返すと、音と意味の結び付きが強くなります。

聞き取りでは、accordingの後に人名や組織名が続くことを予測すると理解しやすくなります。

ニュース英語ではaccording to a recent surveyやaccording to officialsといった形もよく使われます。

スペルと品詞の確認

accordingはaccordにingが付いた形に見えますが、according toはセットで覚えるのがおすすめです。

accordには一致や合意という意味がありますが、according toを直訳して無理に分解する必要はありません。

この表現は前置詞のように働き、後ろに名詞句を伴います。

According to he is correct.のように動詞を直結させる形は基本的に使いません。

According to him, the plan is correct.のように、himなどの目的格を含む名詞句を置きます。

人を置く場合はIではなくme、heではなくhimになる点にも注意してください。

according toを使った例文と文法

続いてはaccording toを使った例文と文法を確認していきます。

人の発言を紹介する例文

人の説明、判断、伝聞内容を紹介するときは、according toの後ろに名前や代名詞を置きます。

According to our manager, the deadline will be extended.

私たちの上司によれば、締切は延長される予定です。

この例文は上司の説明を情報源として示しています。

自分が直接決定した内容ではないことも自然に伝わるため、責任の所在を明確にしたい場面でも役立つでしょう。

According to her, the client has already approved the proposal.という形なら、彼女によれば顧客はすでに提案を承認した、という意味になります。

人名の前にtheを付けない点も基本です。

資料やデータを根拠にする例文

報告書、統計、調査結果の内容を示す場面では、according toが特に自然です。

客観性を意識したい文章では、根拠となる資料を明示する表現として活用できます。

According to the latest survey, customer satisfaction has improved.

最新の調査によると、顧客満足度は改善しています。

latest surveyのように情報源を具体的にすると、読み手は内容の根拠を理解しやすくなります。

ただし、資料の信頼性まではaccording to自体が保証するわけではありません。

重要な提案書では、調査名、実施時期、対象範囲も併記すると説得力が高まります。

規則や予定に沿う例文

規定や予定を基準に行動する意味では、according toの後ろにpolicy、rule、plan、scheduleなどを置きます。

According to the scheduleは予定表によるとという情報紹介にも、予定に従えばという基準提示にもなり得ます。

前後の文脈で、どちらの意味かを判断することが重要です。

Please act according to the safety rules.は、安全規則に従って行動してください、という指示になります。

The project is progressing according to plan.は、プロジェクトが計画どおり進んでいるという意味です。

後者はaccording to planという定型的な組み合わせとして覚えると便利でしょう。

規則への従属を強く示したいときは、in accordance withを使う選択肢もあります。

ビジネスメールでのaccording toの使い方

続いてはビジネスメールでのaccording toの使い方を確認していきます。

報告内容の出典を明確にする表現

ビジネスメールでは、誰の情報か、どの資料に基づくかを明確にすることが求められます。

according toは、情報の出典を簡潔に伝えられる表現です。

According to the sales team, the customer is considering an additional order.と書けば、営業チームから得た情報であることがわかります。

伝聞情報を断定的に見せず、適切な距離感を保てる点もメリットです。

一方で、相手の発言を間接的に引用する場合は、内容の正確さを事前に確認しておく必要があります。

according toは責任を逃れるための表現ではなく、情報源を透明にする表現として使うことが大切です。

依頼や手順説明での表現

作業依頼では、社内規程や顧客の要望に従う必要があることを伝える場面があります。

その際はaccording to the guidelinesやaccording to the client’s requestなどが使えます。

Please revise the document according to the client’s request.

顧客の要望に従って、文書を修正してください。

requestは要望、guidelinesは指針、policyは方針や規程を指す語です。

相手に行動を促す文では、pleaseを付けることで丁寧な印象になります。

より改まった文面では、in accordance with the client’s requestを使うこともあります。

ビジネスで避けたい不自然な使い方

according toは便利ですが、すべての「〜によって」に当てはまるわけではありません。

たとえば「新制度によって売上が伸びた」と原因を述べる場合はaccording toではなく、due toやbecause ofが自然です。

According to the new system, sales increased.では、新制度が売上増加の原因なのか、新制度の情報によれば売上が増加したのかが曖昧になります。

情報源を述べるならaccording to、原因を述べるならdue toやbecause ofを選ぶと、ビジネス文章の意味が明確になります。

また、相手がすでに共有している情報源を何度も示すと、回りくどく感じられる場合があります。

メール全体の目的に合わせ、必要な箇所だけに使うと読みやすくなるでしょう。

due toやused toなど類似表現との違い

続いてはdue toやused toなど類似表現との違いを確認していきます。

due toとの意味の違い

due toは「〜が原因で」「〜のために」という意味です。

according toが情報源や基準を表すのに対し、due toは結果の理由を示します。

表現 中心となる意味 主な後ろの語句 使用場面
according to 〜によれば、〜に従って 人、資料、規則、予定 出典や基準の提示
due to 〜が原因で 遅延、天候、事故、変更 原因の説明
because of 〜のために 原因となる名詞句 日常的な理由説明
thanks to 〜のおかげで 人、努力、支援 良い結果の理由

Due to heavy rain, the event was postponed.

大雨のため、そのイベントは延期されました。

この文で重視されているのは、大雨という原因です。

According to the weather forecast, it will rain tomorrow.なら、天気予報という情報源を示します。

used toとの意味の違い

used toは「以前は〜していた」「かつて〜だった」という過去の習慣や状態を表します。

according toとは文法的な役割も意味も異なるため、同じtoを含んでいても混同しないようにしましょう。

I used to work in Tokyo.

私は以前、東京で働いていました。

used toの後ろには動詞の原形が続きます。

一方、according toの後ろには名詞または名詞句が続くため、語順からも見分けられます。

according to the managerとused to workは、toの後ろの形がまったく違う点が重要です。

英文を読むときは、toの直後だけでなく、表現全体のまとまりを見る習慣を付けるとよいでしょう。

in order toやaccording asとの違い

in order toは「〜するために」という目的を表す表現です。

in order to reduce costsなら、コストを削減するために、という意味になります。

toの後ろに動詞の原形を置く点で、according toとは異なります。

We reviewed the process in order to improve efficiency.

効率を改善するために、私たちは工程を見直しました。

またaccording asは非常に限定的で、現代英語の日常的な文章ではaccording toほど一般的ではありません。

学習段階では、情報源や規則を示す場合にaccording toを優先して覚えれば十分です。

目的ならin order to、過去の習慣ならused to、原因ならdue toという整理が役立ちます。

according toの言い換えとスラング表現

続いてはaccording toの言い換えとスラング表現を確認していきます。

フォーマルな言い換え表現

ビジネス文書、研究資料、契約関連の文章では、according toをよりフォーマルに言い換えることがあります。

代表的な表現はbased on、in accordance with、as stated byです。

言い換え ニュアンス 適した場面
based on 〜に基づいて 分析、判断、提案
in accordance with 〜に従って 規程、契約、正式な通知
as stated by 〜が述べたように 発言や記載内容の引用
as reported by 〜が報じたところによると 報道、ニュース、報告
under 〜の下で、〜に基づき 規則や契約条件

based onは根拠に基づく判断を示すため、according toよりも分析的な響きがあります。

in accordance withは規則への準拠を明確にしたいときに適しています。

引用なのか、根拠なのか、規則への準拠なのかによって言い換えを選ぶと、文章の精度が上がります。

日常会話で使われる近い言い方

会話では、according toの代わりにI heardやapparently、from what I heardなどを使うことがあります。

I heard the store is closing.は、その店が閉店するらしいよ、という自然な口語表現です。

Apparently, the train is delayed.は、どうやら電車が遅れているようです、という意味になります。

これらは厳密な出典を示すというより、伝聞や状況から得た情報を軽く伝える表現です。

そのため、正式なメールや報告書ではaccording toのほうが適切な場合があります。

相手との関係、情報の確実性、文章の目的を考えて使い分けましょう。

スラングに近い口語表現の注意点

according toそのものはスラングではありません。

標準的で幅広く使える英語表現なので、仕事でも学校でも安心して使えます。

ただし口語では、according to youをやや皮肉っぽく使うことがあります。

According to you, everything is my fault.

あなたに言わせれば、何でも私のせいということですね。

この言い方は声の調子や状況によって責める印象になりやすいため、職場では慎重に扱うほうがよいでしょう。

また、SNSや友人との会話で見かけるas perは、according toに近い意味で使われることがあります。

ただしas perは地域や職種によって硬く感じられたり、不自然と受け取られたりすることもあるため、迷ったらaccording toを選ぶのが無難です。

according toの使い方のまとめ

according toは、情報源を示す「〜によれば」と、規則や手順に従う「〜に従って」を表せる便利な表現です。

後ろには人名、資料名、規則、予定などの名詞句を置きます。

発音は「アコーディング トゥ」を目安にし、会話ではまとまりとして自然につなげるとよいでしょう。

ビジネスでは報告の出典や作業基準を示すのに役立ちますが、原因を示す場合にはdue toやbecause ofを選ぶ必要があります。

used toは過去の習慣、in order toは目的を表すため、意味と後ろに続く語の形が異なります。

according toは情報源、due toは原因、in order toは目的という基本の整理を覚えておけば、多くの英文で迷いにくくなるでしょう。

例文を声に出しながら、自分の仕事や日常に近い内容へ置き換えて練習してみてください。