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広島弁「あんな」「こんな」の意味と使い方をご紹介

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広島弁講座(2)「あんな」「こんな」

こんにちは!

私は広島出身、関東在住4年、いまだに方言が抜けない30代主婦です。

ここではそんな私の愛する広島弁についてご紹介しています♪

今回は「あんな、こんな」(あいつ、こいつ)
派生して「あんなら、こんなら」(あいつら、こいつら)などをとりあげていきましょう!

広島弁「あんな」「こんな」ってどういう意味?

「あんな、こんな」と言われるとどんな意味だと思いますか?

「あんなところに誰かいる」「こんなところに家が建ったよ」など

あんな、こんな=あのような、このような といった意味だと思いますよね!

もちろん広島でもあんな=あのようなという意味で使うフレーズですが

広島弁ではそれだけの意味じゃないんです!

「あんなはなにをしよるんかね?」(あいつはなにをしているんだ)

「こんなぁだれかいの?」(こいつはだれだ)

このように「あんな=あいつ」「こんな=こいつ」という意味なんですね

 

最近は使わない・聞かない言葉になっている?

元々は「あの汝(あのな)」「この汝(このな)」から派生した(訛った)言葉だと考えられます。
汝は、「あなた、そなた」という意味の漢字ですよね。
年配の方なんかに「あんな」なんて言われると少しぶっきらぼうで怖いと感じる人かもしれませんが、別に汚い表現ではないのでご安心ください(笑)

ちなみに複数形になると、「ら」が付きます。

あんな→あんなら(あいつら、あの人たち)

こんな→こんなら(こいつら、この人たち)

といった感じですね。

私自身(30代女です)は「あんな」「こんな」などは殆ど使わないですね。

10代20代の若い世代では使われなくなってきている言葉の一つだと思います。

ですが、私の親世代(50~60代)、とくに男性だと今でも普通に使っている人は多いと思います。

まとめ

ここでは広島弁のフレーズ「あんな、こんな」「あんなら、こんなら」についてご紹介しました!

広島弁と一言で言っても住んでいる地域や年代や性別によって使っているフレーズが異なってくるんですよね。

そんな違いもいつかまとめられるといいなと思います。

ここまで読んで頂いてありがとうございました!