「bring」の過去形・過去分詞・ing系はbrought?読み方や例文・発音(カタカナも)は【現在完了の使い方等も】
英語の基本動詞であるbringは、会話でも学校英語でも頻繁に登場します。
しかし、過去形がbringedではなくbroughtになる点や、現在完了での使い方、発音の変化で迷う方も多いでしょう。
この記事ではbringの活用形、読み方、例文、現在完了との組み合わせを順番に整理します。
bringの活用形と基本の意味

それではまずbringの活用形と基本の意味について解説していきます。
bringの意味と使われる場面
bringには、何かを持ってくる、人を連れてくる、ある結果をもたらすという意味があります。
話し手や目的地に向かって物や人が移動するイメージを持つと、使い分けがしやすくなるでしょう。
たとえば、飲み物を持参する場合、友人を会場へ連れてくる場合、変化を生む場合にもbringを使えます。
bringは単に持つという意味ではなく、目的地へ持ってくる動きを表す動詞です。
反対に、話し手のいる場所から物を持ち出す場合はtakeが選ばれることが多くなります。
Can you bring your notebook tomorrow?
キャン ユー ブリング ユア ノートブック トゥモロー?
明日、あなたのノートを持ってきてもらえますか。
過去形と過去分詞の一覧
bringは不規則動詞であり、過去形と過去分詞はどちらもbroughtです。
原形のbringにedを付けてbringedとする形は誤りなので、セットで覚えておく必要があります。
| 文法上の形 | スペル | 発音の目安 | 主な使い方 |
|---|---|---|---|
| 原形 | bring | ブリング | 現在形、命令文、不定詞 |
| 三人称単数現在形 | brings | ブリングス | 主語がhe、she、itの現在形 |
| 過去形 | brought | ブロート | 過去の出来事 |
| 過去分詞 | brought | ブロート | 現在完了、受動態 |
| 現在分詞 | bringing | ブリンギング | 進行形、動名詞 |
broughtは過去形と過去分詞で共通する形です。
活用表を見るたびに覚え直すのではなく、bring、brought、brought、bringingの順番で口に出すと定着しやすくなります。
ing形bringingの作り方
bringのing形はbringingです。
末尾が短母音と子音字の組み合わせでも、bringでは子音字を重ねずにingを加えます。
つまり、bringgingではなくbringingと書く点に注意が必要です。
She is bringing some flowers to the party.
シー イズ ブリンギング サム フラワーズ トゥ ザ パーティー。
彼女はパーティーに花をいくつか持ってきています。
現在進行形では、be動詞とbringingを組み合わせます。
物を運んでいる途中、誰かを連れてきている途中といった、進行中の動作を自然に表現できます。
broughtの読み方と発音
続いてはbroughtの読み方と発音を確認していきます。
broughtのカタカナ発音
broughtの発音記号は、主にブロートに近い音で表されます。
カタカナではブロートと覚えると伝わりやすいものの、日本語のローを強く伸ばしすぎないことがポイントです。
口をやや丸くしながら、ブロートと一息で発音してみましょう。
地域や話者によって母音の響きには差がありますが、最後のtの音を意識すると聞き取りやすくなります。
broughtのつづりにはghが含まれますが、この部分をグやフのように発音するわけではありません。
文字を一つずつ読まず、ブロートというまとまりで覚えることが重要です。
bringとbroughtの音の違い
bringはブリング、broughtはブロートと読みます。
スペルも母音の響きも大きく変わるため、見た目の規則だけで推測しようとすると混乱しがちです。
bringの最後にはngの鼻に抜ける音がありますが、broughtではその音が消えます。
原形と過去形の音が似ていない不規則動詞として、音声ごと記憶する方法が有効です。
| 単語 | カタカナの目安 | 発音の注意点 |
|---|---|---|
| bring | ブリング | 最後をグと強く切らず、ングを軽く鼻に抜く |
| brought | ブロート | ghは読まず、最後のtを軽く添える |
| bringing | ブリンギング | 最初のbringの音を保ってingへつなげる |
発音練習に役立つ短い例文
単語だけを繰り返すより、短い文章の中で発音練習をすると記憶に残りやすくなります。
まずは主語をIにして、bringとbroughtを入れ替えながら声に出してみましょう。
I bring coffee every morning.
アイ ブリング コーヒー エブリー モーニング。
私は毎朝コーヒーを持ってきます。
I brought coffee this morning.
アイ ブロート コーヒー ディス モーニング。
私は今朝コーヒーを持ってきました。
現在を示すevery morningと、過去を示すthis morningを聞き分けながら練習すると、時制の感覚も同時に身に付きます。
過去形broughtを使う基本文
続いては過去形broughtを使う基本文を確認していきます。
肯定文の語順
過去形の肯定文では、主語のあとにbroughtを置き、その後に持ってきた物や連れてきた人を続けます。
目的地を加えたい場合は、toの後に場所を置く形が一般的です。
過去形の文では動詞をbroughtにするだけで、過去の出来事を表せます。
主語+brought+物や人+to+場所
この基本語順を押さえると、学校、会社、家、イベントなど幅広い場面に応用できます。
My father brought me to the station.は、父が私を駅まで連れて行ってくれたという意味です。
bringは物だけでなく、人をある場所へ連れてくる表現にも使われます。
否定文と疑問文の形
didを使う否定文と疑問文では、動詞は原形bringに戻ります。
didはすでに過去を表しているため、did broughtとはしません。
| 文の種類 | 英文 | 意味 |
|---|---|---|
| 肯定文 | I brought my ID. | 私は身分証を持ってきました。 |
| 否定文 | I did not bring my ID. | 私は身分証を持ってきませんでした。 |
| 疑問文 | Did you bring your ID? | 身分証を持ってきましたか。 |
| 短い答え | Yes, I did. | はい、持ってきました。 |
didの後ろには必ず原形bringを置くことが重要です。
過去の内容だからといって、didの後もbroughtにすると文法上不自然になります。
よく使う過去形の例文
broughtは日常会話で非常に使いやすい動詞です。
会議、旅行、学校、贈り物など、持参した物を説明する場面で役立ちます。
I brought my laptop to the meeting.
アイ ブロート マイ ラップトップ トゥ ザ ミーティング。
私は会議にノートパソコンを持ってきました。
They brought their children to the park.
ゼイ ブロート ゼア チルドレン トゥ ザ パーク。
彼らは子どもたちを公園へ連れてきました。
The news brought us hope.
ザ ニュース ブロート アス ホープ。
その知らせは私たちに希望をもたらしました。
最後の例文では、物理的に運ぶのではなく、希望という結果をもたらす意味になっています。
過去分詞broughtと現在完了
続いては過去分詞broughtと現在完了を確認していきます。
have broughtの基本形
現在完了ではhaveまたはhasの後ろに過去分詞broughtを置きます。
have broughtは、持ってきたことが今に関係している場合に使われる表現です。
現在完了ではbroughtが過去分詞として働きます。
I have brought all the documents.
アイ ハブ ブロート オール ザ ドキュメンツ。
私は必要書類をすべて持ってきています。
この文は、過去に持ってくる動作を終え、今は書類がここにそろっているという状況を含みます。
単なる過去の報告よりも、現在へのつながりを意識したいときに便利でしょう。
完了用法と経験用法
現在完了の完了用法では、すでに持ってきた、もう連れてきたという意味を表します。
already、just、yetなどの副詞と一緒に使われることも多い表現です。
She has already brought the tickets.
シー ハズ オールレディ ブロート ザ チケッツ。
彼女はすでにチケットを持ってきています。
経験用法では、ある場所へ持って行った経験や、特定の物を持参した経験を伝えることがあります。
ただしbringは具体的な一回の持参を述べることが多いため、経験を強調する場合は文脈を加えると自然です。
Have you ever brought homemade food to a party?
ハブ ユー エバー ブロート ホームメイド フード トゥ ア パーティー?
パーティーに手作り料理を持って行ったことはありますか。
過去形との使い分け
過去形broughtは、いつ起きたかが明確な過去の出来事に使います。
一方、have broughtは今に関係する結果や完了を伝える場合に適しています。
| 表現 | 使う状況 | 例文 |
|---|---|---|
| brought | 過去の時点を示す | I brought it yesterday. |
| have brought | 現在に残る結果を示す | I have brought it with me. |
| has brought | 主語が三人称単数 | She has brought it. |
yesterdayやlast weekなど、終わった過去を示す語と現在完了は通常組み合わせません。
I have brought it yesterdayではなく、I brought it yesterdayと表すのが基本です。
bringを使った定番表現
続いてはbringを使った定番表現を確認していきます。
bring backとbring up
bring backは、持ち帰る、思い出させるという意味で使われます。
物を元の場所へ戻す意味と、記憶をよみがえらせる意味の両方があるため、文脈を見ることが大切です。
This photo brings back happy memories.
ディス フォト ブリングス バック ハッピー メモリーズ。
この写真は楽しい思い出をよみがえらせます。
bring upには、話題を出す、子どもを育てるという意味があります。
会議で問題を持ち出す場合や、家庭で子どもを育てた話をする場合に登場します。
bring outとbring in
bring outは、引き出す、発売する、外へ持ち出すといった意味を持つ表現です。
人の長所を引き出すという意味でもよく使われます。
句動詞ではbringの後ろに付く語によって意味が大きく変わります。
The teacher brought out the best in her students.
ザ ティーチャー ブロート アウト ザ ベスト イン ハー スチューデンツ。
その先生は生徒たちの最高の力を引き出しました。
bring inは、導入する、収入をもたらす、中へ運び入れるという意味です。
新しい制度や人材を取り入れる話題でも使われます。
bring alongとbring together
bring alongは、誰かや何かを一緒に連れてくる、持ってくるという意味です。
友人を同伴してよいと伝えるときには、You can bring a friend along.という形が役立ちます。
bring togetherは、人々を集める、異なる要素を結び付けるという意味になります。
Please bring along a pen and your registration form.
プリーズ ブリング アロング ア ペン アンド ユア レジストレーション フォーム。
ペンと登録用紙を持参してください。
bringに前置詞や副詞を加えた表現は、かたまりとして覚えると会話で使いやすくなります。
bringの活用と使い方のまとめ
bringの過去形と過去分詞は、ともにbroughtです。
読み方はブロートが目安であり、bringedやbringgingのような形は使いません。
現在分詞はbringing、三人称単数現在形はbringsとなります。
過去の出来事にはbrought、現在に関係する完了にはhave broughtまたはhas broughtを使います。
didを使う疑問文と否定文では、後ろの動詞を原形bringに戻す点も忘れないようにしましょう。
bring back、bring up、bring outのような句動詞まで覚えると、表現の幅がさらに広がります。
短い例文を声に出し、ブリング、ブロート、ブロート、ブリンギングと繰り返すことが、正しい活用と発音を身に付ける近道です。