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【Excel】VBAマクロでシートクリア（2行目以降、全て・全体、範囲指定、中身、Cells.Clear、InputBox）方法

 
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この記事では、ExcelのVBAマクロを使用してシートの内容をクリアする方法について解説していきます。

ポイントとしては、`Cells.Clear`、`Range.Clear`、`InputBox`を使用することです。

なお、下記の解説では完全な初心者でもわかりやすいようにあえて変数名（あなた自身が名付けていい場所）を少々変わった名称にしております。

そのため、あなた自身がご活用の際には、ここを適切な（英語表記でしっくりくるものが一般的）ものに変更してご活用くださいね。

それでは詳しく見ていきましょう！

VBAマクロで全てのシートの全体をクリア（初期化）する方法【Cells.Clear】

それではまず、全てのシートの全体をクリアする方法について解説していきます。

Alt + F11にてVBE画面を開いて、以下コードをコピペしましょう。


Sub SheetZensinKuriya()
    Dim shiito As Worksheet
    For Each shiito In ThisWorkbook.Worksheets
        shiito.Cells.Clear
    Next shiito
End Sub

コードのAlt+F8を押し、マクロ選択画面で`SheetZensinKuriya`関数を実行します。

このコードは、Excel内の全てのシートの全体をクリアするものです。

 

VBAマクロで全てのシートの2行目以降をクリアする方法【Range.Clear】

続いては、全てのシートの2行目以降をクリアする方法について解説していきます。

Alt + F11にてVBE画面を開いて、以下コードをコピペしましょう。


Sub SheetNigyouKuriya()
    Dim shiito As Worksheet
    For Each shiito In ThisWorkbook.Worksheets
        shiito.Range("2:" & shiito.Rows.Count).Clear
    Next shiito
End Sub

コードのAlt+F8を押し、マクロ選択画面で`SheetNigyouKuriya`関数を実行します。

このコードは、2行目から最後の行までの内容をクリアするものです。

 

VBAマクロで全てのシートを範囲指定でクリアする方法【InputBox, Range.Clear】

続いては、範囲指定でシートをクリアする方法について解説していきます。

Alt + F11にてVBE画面を開いて、以下コードをコピペしましょう。


Sub SheetHaniKuriya()
    Dim shiito As Worksheet
    Dim saishoHensuu As String
    Dim saigoHensuu As String
    saishoHensuu = InputBox("最初のセル番号を入力してください", "範囲指定")
    saigoHensuu = InputBox("最後のセル番号を入力してください", "範囲指定")

    For Each shiito In ThisWorkbook.Worksheets
        shiito.Range(saishoHensuu & ":" & saigoHensuu).Clear
    Next shiito
End Sub

コードのAlt+F8を押し、マクロ選択画面で`SheetHaniKuriya`関数を実行します。

このコードは、ダイアログボックスを使用して範囲を指定し、その範囲の内容をクリアするものです。

まとめ

この記事ではExcelのVBAマクロを使用して、シートの内容をさまざまな方法でクリアする方法を紹介しました。

初心者の方でも、これを参考にして、日常の業務に役立てていただけることを願っております。

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