「keep」の過去形・過去分詞・ing系はkept?読み方や例文・発音(カタカナも)は【現在完了の使い方等も】
英語の基本動詞であるkeepは、「保つ」「持ち続ける」「守る」など多くの意味を持つため、活用と文法の使い分けを押さえると表現の幅が大きく広がります。
とくにkeptは過去形と過去分詞形が同じであり、現在完了や受動態にも登場する重要な形です。
この記事ではkeepの現在形、過去形、過去分詞形、ing形の読み方と発音、例文、現在完了での使い方までを順番に確認します。
keepの活用と基本形

それではまずkeepの活用と、最初に覚えるべきポイントについて解説していきます。
keepの現在形と三人称単数現在形
keepの原形はkeepで、カタカナでは「キープ」と読みます。
発音記号は /kiːp/ であり、長く伸ばすイーの音を意識すると自然な発音に近づくでしょう。
主語がI、you、we、theyの場合は、現在形としてkeepをそのまま使います。
一方で主語がhe、she、itのときは、三人称単数現在形のkeepsになります。
keepsの読み方は「キープス」です。
語尾のsを付け忘れると、英文法の基本的なミスとして扱われやすいため注意が必要です。
I keep a diary every day.
私は毎日、日記をつけています。
She keeps her room clean.
彼女は部屋をきれいに保っています。
keepには何かを所有し続ける意味だけでなく、状態を維持する意味もあります。
そのため、keep a diaryは日記を保管するというより、日記を継続して書くという意味で理解するのが自然です。
また、keep the room cleanでは、部屋を清潔な状態に維持するニュアンスが含まれます。
keepの過去形と過去分詞形
keepの過去形はkeptで、過去分詞形もkeptです。
読み方はどちらも「ケプト」となります。
keepは規則動詞ではないため、原形にedを付けてkeepedとはしません。
keep、kept、keptという3つの形をセットで覚えることが大切です。
過去形のkeptは、過去のある時点で行った行動や、過去に続いていた状態を表すときに使います。
過去分詞形のkeptは、haveやhas、hadの後ろに置かれ、完了形を作る場合に使われます。
また、be動詞と組み合わせて受動的な意味を表すこともあります。
| 区分 | 形 | 読み方 | 主な使い方 |
|---|---|---|---|
| 原形 | keep | キープ | 現在形、助動詞の後 |
| 三人称単数現在形 | keeps | キープス | he、she、itが主語の現在文 |
| 過去形 | kept | ケプト | 過去の出来事 |
| 過去分詞形 | kept | ケプト | 完了形、受動態 |
| ing形 | keeping | キーピング | 進行形、動名詞 |
keepingのつづりと読み方
keepのing形はkeepingです。
読み方は「キーピング」で、発音記号では /ˈkiːpɪŋ/ と表されます。
keepの末尾にはすでにeがありますが、ingを付ける際にはeを外してkeepingと書きます。
これはmakeがmaking、takeがtakingになるのと同じ考え方です。
keepのeを残してkeepingと書くことはありません。
また、最後のpを重ねてkeeppingとする必要もないため、つづりの形をそのまま覚えておくと安心です。
keepの活用はkeep、keeps、kept、kept、keepingです。
過去形と過去分詞形はどちらもkeptであり、「ケプト」と発音します。
ing形は、be動詞と組み合わせて進行形を作るほか、動名詞として文の主語や目的語にもなります。
たとえばkeeping promisesは、約束を守ることという意味になります。
活用を暗記するときは、単語だけを並べるのではなく、短い例文と一緒に声に出す方法がおすすめです。
keptの読み方と発音
続いてはkeptの読み方と発音のコツを確認していきます。
keptのカタカナ表記と母音
keptのカタカナ表記は「ケプト」です。
ただし、日本語のケプトをゆっくり区切って発音するよりも、英語では短くまとまった一音節として発音します。
発音記号は /kept/ です。
最初のkeの母音は、keepの長いイーとは異なり、短いエに近い音になります。
この違いを知らないと、keepとkeptを同じ母音で読んでしまうかもしれません。
keepは「キープ」、keptは「ケプト」と、母音の響きが変化する点が重要です。
| 単語 | 発音記号 | カタカナの目安 | 音の特徴 |
|---|---|---|---|
| keep | /kiːp/ | キープ | イーを長く伸ばす |
| keeps | /kiːps/ | キープス | 最後にスの音が加わる |
| kept | /kept/ | ケプト | 短いエの音 |
| keeping | /ˈkiːpɪŋ/ | キーピング | 最初のイーを長く発音 |
過去形になると発音まで変わる不規則変化として、keepとkeptを一組で練習すると記憶に残りやすいでしょう。
発音の正確さを意識しすぎて会話を止める必要はありませんが、聞き取りではこの母音の差が手がかりになります。
語尾のptを発音するコツ
keptの最後にはptが並んでいます。
日本語話者にとっては、pとtが続く音が少し発音しにくく感じられるかもしれません。
ポイントは、pのあとに余分な母音を入れないことです。
「ケプト」と言うときも、「ケプ・ト」と二つに大きく分けず、唇を閉じるpの動きからすぐにtの音へ移ります。
実際の会話では、語尾のtが次の音とつながったり、弱く聞こえたりする場合もあります。
しかし、まずはkeptを一まとまりで発音できれば十分です。
keepはキープと長く発音します。
keptはケプトと短く発音します。
二つの単語を交互に読むと、音の違いをつかみやすくなります。
たとえばI kept itという文では、kept itが続くため、音がなめらかにつながって聞こえることがあります。
文字だけで確認するより、音声を聞きながら繰り返すと、発音とリスニングの両方に役立つでしょう。
アクセントと会話での聞こえ方
keepもkeptも一音節の単語なので、長い単語のようにアクセント位置で迷うことはありません。
ただし、文の中では伝えたい語に強勢が置かれます。
I kept the key.では、何をしたのかを伝えたいときはkeptが強くなり、何を保管したのかを伝えたいときはkeyが目立ちます。
単語だけの発音練習に加えて、短文として読む練習も有効です。
keepは日常会話で頻繁に使われるため、音と意味を結び付けて覚えると、実際の会話でとっさに使いやすくなります。
発音記号を完璧に再現することよりも、keepとkeptの違いを相手に伝えられることを目標にするとよいでしょう。
keepの意味と代表的な使い方
続いてはkeepが持つ主な意味と、代表的な使い方を確認していきます。
保つと維持する意味
keepの中心的な意味は、何かを保つ、維持するというイメージです。
keep calmは落ち着いた状態を保つ、keep quietは静かにしているという意味になります。
keep the door openであれば、ドアを開いたままにしておくという表現です。
このようにkeepの後ろに名詞や形容詞を置くことで、状態を継続させる意味を作れます。
Please keep the window closed.
窓を閉めたままにしてください。
They kept the food warm.
彼らは料理を温かい状態に保ちました。
keep+目的語+形容詞の形は非常に重要です。
目的語がどのような状態にあるべきかを示すため、日常英会話でもビジネス英語でも使われます。
keep yourself healthyは、自分自身を健康に保つという意味です。
keepは状態の継続を表す動詞と考えると、多くの表現を理解しやすくなります。
持ち続けると保管する意味
keepには、物を持ち続ける、保管するという意味もあります。
Keep the receipt.は、レシートを取っておいてくださいという意味です。
捨てずに手元へ残しておく場面でよく使われます。
また、keep a secretは秘密を守る、keep a recordは記録を残すという表現です。
ここでも、ただ所有するというより、必要な状態で保持し続ける感覚があります。
| 表現 | 日本語の意味 | 使われる場面 |
|---|---|---|
| keep a receipt | レシートを保管する | 返品や経費精算 |
| keep a record | 記録を残す | 仕事、学習、健康管理 |
| keep a secret | 秘密を守る | 約束、個人的な話 |
| keep money | お金を持っておく | 所有や保存 |
| keep a copy | コピーを保管する | 書類やデータ管理 |
Keep it.という短い文は、それを取っておいて、それはあなたが持っていてよいという意味で使われます。
状況によっては、返さなくてよいという親切な申し出にもなるでしょう。
約束や規則を守る意味
keepは約束、規則、時間などを守るという意味でも使われます。
keep a promiseは約束を守る、keep the rulesは規則を守るという表現です。
この用法では、守る対象を継続して大切に扱うイメージが含まれています。
break a promiseが約束を破るであるのに対し、keep a promiseは約束を果たすという対照的な表現です。
keep a promiseは約束を守るという意味です。
keep the rulesは規則を守るという意味であり、学校や職場でよく使われます。
We must keep our promise.は、私たちは約束を守らなければなりませんという文です。
mustやshouldなどの助動詞の後ろでは、動詞は原形になるためkeepを使います。
keptを使うのは、過去の出来事や完了形の中であることを意識しましょう。
keptを使う過去形の例文
続いてはkeptを過去形として使う場面を、例文とともに確認していきます。
過去に保っていた状態
過去形のkeptは、昔ある状態を維持していたことを表せます。
I kept my room clean.は、私は部屋をきれいに保っていましたという意味です。
この文は、過去のある期間に習慣として続けていた行為を伝える場合にも使えます。
She kept the baby warm.は、彼女は赤ちゃんを暖かく保ちましたという意味です。
keep+目的語+形容詞の形が、過去形になってkeptへ変化している点を確認しましょう。
He kept the door open.
彼はドアを開けたままにしていました。
We kept the lights on.
私たちは明かりをつけたままにしていました。
kept the door openでは、doorが目的語で、openがその状態を説明しています。
この語順を丸ごと覚えると、英作文で迷いにくくなります。
keptの後ろに目的語と状態を続ける形は、keepの重要な文型の一つです。
過去に持っていた物や記録
keptは、物や情報を過去に保管していたことにも使えます。
I kept all the letters.は、私はすべての手紙を保管していましたという意味です。
They kept copies of the documents.は、彼らは書類のコピーを保管していましたとなります。
仕事で記録を残していたことを伝えるなら、kept recordsという表現が便利です。
We kept records of every sale.は、私たちはすべての売上の記録を取っていましたという意味になります。
recordsの前にevery saleのような具体的な内容を加えると、何を記録したのかが明確になります。
| 英文 | 意味 | keptの役割 |
|---|---|---|
| I kept the ticket. | 私はチケットを取っておきました。 | 保管した |
| She kept a journal. | 彼女は日記を書き続けていました。 | 継続した |
| They kept the files. | 彼らはファイルを保管していました。 | 保持した |
| We kept records. | 私たちは記録を残していました。 | 記録を管理した |
keep a journalは、日記帳を単に持っていたという意味ではなく、日記を書く習慣を続けていたことを表す場合が多い表現です。
前後の文脈から、保管なのか継続なのかを判断しましょう。
約束や秘密を守った過去
keptは約束や秘密を守った過去についても使われます。
He kept his promise.は、彼は約束を守りましたという意味です。
She kept the secret for years.は、彼女は何年もの間、その秘密を守りましたとなります。
for yearsのような期間を表す語句があると、長く継続していた様子がより伝わります。
He kept his promise.は約束を守ったという意味です。
He made a promise.は約束をしたという意味であり、keepとは役割が異なります。
makeとkeepを混同しないことが大切です。
約束を作るのがmake a promiseで、約束を実際に守るのがkeep a promiseです。
英語では、行動の段階に応じて異なる動詞を選びます。
例文を通して組み合わせごと覚えると、自然な表現を身に付けられるでしょう。
現在完了におけるkeptの使い方
続いては現在完了で使うkeptの意味と、have keptの考え方を確認していきます。
have keptと継続の用法
現在完了では、haveまたはhasの後ろに過去分詞形のkeptを置きます。
have keptは、過去に始まった行為や状態が現在まで続いていることを表す場合があります。
I have kept this photo for ten years.は、私はこの写真を10年間保管していますという意味です。
過去に写真を手に入れ、それを現在も持ち続けている状況が伝わります。
for ten yearsのような期間を示す語句は、現在完了の継続用法と相性がよい表現です。
I have kept this letter since 2020.
私は2020年からこの手紙を保管しています。
She has kept a diary for many years.
彼女は長年、日記を書き続けています。
sinceは起点を表し、forは期間を表します。
since 2020は2020年から、for many yearsは何年もの間という意味です。
have keptは過去から現在へのつながりを意識すると、現在完了の意味をつかみやすくなります。
have keptと完了の用法
have keptは継続だけでなく、ある行為をしてきたという経験や完了の意味に近づく場合もあります。
たとえばI have kept the receipt.は、レシートを取ってありますという意味で使えます。
今もレシートが手元にあることを伝える場面に向いています。
単純過去のI kept the receipt.は、取っておいたという過去の事実に重点があります。
現在完了のI have kept the receipt.は、現在にも関係が残っている印象を与えます。
| 英文 | 中心となる時間 | 伝わるニュアンス |
|---|---|---|
| I kept the receipt. | 過去 | 取っておいたという過去の行動 |
| I have kept the receipt. | 過去から現在 | 現在も保管してあることを含みやすい |
| She kept a diary. | 過去 | 以前は日記を書いていた |
| She has kept a diary for years. | 過去から現在 | 今も長年続けている |
日本語では同じように訳せる場合もありますが、英語では話し手がどの時間に焦点を置いているかが異なります。
現在の状況に関係するなら、現在完了を選ぶ意識が役立つでしょう。
has keptと主語の一致
主語がhe、she、itのときは、現在完了でhas keptを使います。
She has kept the key.は、彼女はその鍵を保管していますという意味です。
It has kept the room warm.のように、itが機械や設備を指す場合もあります。
たとえば暖房器具が部屋を暖かく保ってきたという文脈で使える表現です。
haveとhasの選択は、主語によって決まります。
I、you、we、theyにはhaveを使い、he、she、itにはhasを使います。
現在完了の形はhave keptまたはhas keptです。
keptは過去分詞形であり、have keptは過去から現在へ続く状態や、現在に関係する結果を表します。
has keptのkept自体は変化しません。
変わるのはhaveとhasの部分だけです。
She has keptとShe have keptを比べると、後者は文法的に誤りとなるため、主語を確認する習慣を付けましょう。
keepを使う熟語と間違いやすい表現
続いてはkeepを使う熟語と、学習時に間違いやすい表現を確認していきます。
keep in mindとkeep an eye on
keep in mindは、心に留めておく、覚えておくという意味です。
Please keep in mind that the store closes early.は、その店は早く閉まることを覚えておいてくださいという意味になります。
keep an eye onは、注意して見る、見守るという表現です。
Can you keep an eye on my bag?は、私のバッグを見ていてもらえますかという意味で使えます。
どちらもkeepの持つ、ある状態を維持するイメージから理解できます。
mindの中に情報を保つ、目を対象に向け続けるという感覚です。
| 熟語 | 意味 | 例文のイメージ |
|---|---|---|
| keep in mind | 心に留める | 重要な情報を忘れない |
| keep an eye on | 見守る | 物や人から目を離さない |
| keep up with | 遅れずについていく | 流行や授業に追いつく |
| keep away from | 近づかない | 危険な場所を避ける |
| keep on | 続ける | 行動を継続する |
熟語は単語ごとの直訳だけでは意味をつかみにくいことがあります。
しかし、keepが継続や維持を表すことを意識すると、表現同士のつながりを感じられるでしょう。
keepとholdの違い
keepとholdはどちらも持つと訳されることがありますが、使い方には違いがあります。
holdは手で持つ、抱える、開催するなど、その場での動作や状態を表すことが多い単語です。
keepは手元に残す、保管する、状態を維持するなど、継続性を含むことが多い表現です。
たとえばHold this bag.は、このバッグを持っていてくださいという一時的な依頼です。
Keep this bag.は、このバッグを取っておいてくださいという、より長く持ち続ける意味になりやすいでしょう。
一時的に手に持つならhold、保持し続けるならkeepという違いを意識すると使い分けやすくなります。
Hold my hand.
私の手を握ってください。
Keep this document in a safe place.
この書類は安全な場所で保管してください。
もちろん、実際の英文では文脈によって選ぶ動詞が変わります。
日本語訳だけで判断せず、何をどれくらいの時間維持するのかを考えることが重要です。
keepedなどのよくある誤り
keepを使うときの代表的な誤りは、過去形をkeepedと書いてしまうことです。
正しい過去形と過去分詞形はkeptです。
また、現在完了でI have keepとする誤りも見られます。
haveの後ろには過去分詞形が必要なため、正しくはI have keptとなります。
進行形でI am keepとするのも誤りです。
be動詞の後ろで進行形を作るなら、I am keepingとします。
| 誤った形 | 正しい形 | 理由 |
|---|---|---|
| keeped | kept | keepは不規則動詞 |
| have keep | have kept | 現在完了では過去分詞を使う |
| am keep | am keeping | 進行形ではing形を使う |
| she keep | she keeps | 三人称単数現在形にはsが必要 |
誤りを避けるには、活用表を見るだけで終わらせず、自分で短文を作る練習が効果的です。
keep、kept、keepingを使った文を一つずつ書けば、形と使い方が結び付きます。
活用は文の中で覚えることが、英語学習を継続しやすくするコツです。
keepの過去形と現在完了のまとめ
ここまでの内容をまとめます。
keepの過去形と過去分詞形はkeptであり、読み方は「ケプト」です。
原形のkeepは「キープ」、ing形のkeepingは「キーピング」と発音します。
過去の出来事を述べるときはkeptを過去形として使い、現在完了ではhave keptまたはhas keptの形にします。
keepには保つ、維持する、保管する、守る、続けるなどの意味があり、文脈によって自然な訳し方が変わります。
とくにkeep+目的語+形容詞、keep a promise、keep a secret、keep in mindなどは、日常英語で役立つ重要表現です。
不規則変化であるkeep、kept、kept、keepingを例文と一緒に覚えれば、会話、英作文、英文読解のどれにも活用できるでしょう。