「put」の過去形・過去分詞・ing系もput?読み方や例文・発音(カタカナも)は【現在完了の使い方等も】
英語の動詞putは、中学校から高校、英検やTOEICまで幅広く登場する基本動詞です。
置くという意味で覚えている人は多い一方、過去形や過去分詞、ing形がどう変化するのか迷う場面もあるでしょう。
実はputは変化が少ない不規則動詞であり、形を正しく整理すれば使い分けはぐっと楽になります。
この記事ではputの活用、発音、カタカナ読み、例文、現在完了を含む文法上のポイントまで、順番にわかりやすく紹介します。
putの活用と基本的な意味

それではまずputの活用と基本的な意味について解説していきます。
原形・過去形・過去分詞の一覧
putは、現在形の原形、過去形、過去分詞がすべてputになる動詞です。
putの過去形も過去分詞もputであり、語尾にedを付けたり、形を大きく変えたりする必要はありません。
| 文法上の形 | スペル | 主な使い方 |
|---|---|---|
| 原形 | put | 現在形、to不定詞、助動詞の後 |
| 三人称単数現在形 | puts | He putsなど |
| 過去形 | put | 昨日置いた、入れたなど |
| 過去分詞 | put | have put、be putなど |
| 現在分詞・ing形 | putting | 進行形、動名詞 |
見た目が同じputでも、文の前後を見ると現在形なのか過去形なのか判断できます。
I put my bag here.なら私はここにかばんを置くという現在の習慣や行為です。
I put my bag here yesterday.ならyesterdayがあるため、私は昨日ここにかばんを置いたという過去の内容になります。
putは不規則動詞ですが、過去形と過去分詞を新しく暗記する負担が少ない動詞です。
ただし現在分詞だけはputtingとなり、tを重ねる点に注意しましょう。
置く以外に広がるputの意味
putの中心イメージは、あるものをある場所や状態に移すことです。
日本語では置くが代表的ですが、入れる、載せる、身に着ける、表現する、費やすなど、文脈によって自然な訳が変わります。
Please put the book on the table.は、その本をテーブルの上に置いてくださいという意味です。
She put some sugar in her coffee.は、彼女はコーヒーに砂糖を入れたとなります。
We put a lot of time into this project.では、私たちはこの計画に多くの時間を費やしたという意味です。
putは日本語の一語に固定して訳さないことが、長文読解や英作文で自然に使うコツです。
目的語を伴う他動詞としての特徴
putは基本的に目的語を必要とする他動詞です。
何を置くのか、何を入れるのかという対象を後ろに置き、その後で場所や状態を表す語句が続きます。
put + 物 + 場所
put + 物 + inやonやintoなどの前置詞句
put + 人や物 + 状態を表す語句
Put your phone in your bag.ではyour phoneが目的語で、in your bagが入れる場所です。
They put the child to bed early.は、その子を早く寝かせたという慣用的な表現になります。
目的語なしでPut here.のように言うと不自然になりやすいため、何をputするのかを意識するとよいでしょう。
putの発音とカタカナ表記
続いてはputの発音とカタカナ表記を確認していきます。
putの発音記号と読み方
putの発音記号は米語でも英語でもおおむね /pʊt/ です。
カタカナではプットと書かれることが多いものの、日本語のプットより短く、軽く発音する感覚が大切です。
特に母音はウーと長く伸ばす音ではなく、口を少し丸めて短く出すウに近い音です。
語末のtは、強くトと母音を足さず、舌先で息を止めるように終えると英語らしく聞こえます。
put・pet・pot・partの聞き分け
putは似た音の単語と混同しやすいため、母音の違いをまとめて覚えると効果的です。
| 単語 | 発音の目安 | カタカナの近い表現 | 意味 |
|---|---|---|---|
| put | 短いʊ | プット | 置く、入れる |
| pet | e | ペット | ペット、かわいがる |
| pot | ɑまたはɒ | パットに近い音 | 鍋、鉢 |
| part | ɑː | パート | 部分、別れる |
putとpetでは、口の開き方と母音の位置が異なります。
聞き取り練習では、単語だけでなくPut it on the desk.のような短い文を声に出すと定着しやすいでしょう。
put・putt・putの音の注意点
英語にはputと同じつづりであっても、文中の強弱や次に続く音によって聞こえ方が変わる場合があります。
また、ゴルフのputtはスペルが異なり、発音は /pʌt/ です。
puttはパットに近い母音で、putのプットとは区別されます。
putをプートと長く読まないこと、puttと同じ音だと思い込まないことが重要です。
putのカタカナはプットが目安ですが、カタカナだけで完全な発音を再現するのは難しいものです。
音声教材で /pʊt/ を確認し、短い母音と語尾のtを意識して練習すると伝わりやすくなります。
putの過去形と過去分詞の使い分け
続いてはputの過去形と過去分詞の使い分けを確認していきます。
過去形putを使う場面
過去形putは、過去のある時点で完了した行為を述べるときに使います。
形は原形と同じですが、yesterday、last night、two days agoなどの過去を示す語句が判断材料になります。
I put the keys on the shelf yesterday.
私は昨日、その鍵を棚の上に置きました。
She put on her coat before leaving home.は、彼女は家を出る前にコートを着たという意味です。
put onは身に着けるという句動詞であり、putの後にonが続く形も頻繁に使われます。
過去形のputは発音も基本的に /pʊt/です。
過去分詞putを使う場面
過去分詞putは、haveやhas、hadと組み合わせる完了形、be動詞と組み合わせる受動態などで使います。
単独で過去分詞として置かれることは少なく、前にある助動的な語とセットで見分ける方法が実用的です。
I have put the documents in the drawer.
私はその書類を引き出しに入れました。
この文ではhave putが現在完了になっており、今までに入れた結果が現在と関係していることを示します。
The books were put on the floor.は、その本は床に置かれたという受動態です。
現在形との見分け方
putは現在形と過去形の形が同じなので、主語や時を表す語句を確認する必要があります。
I put milk in my tea every morning.は毎朝の習慣なので現在形です。
I put milk in my tea this morning.は今朝行った一度の行為なので過去形になります。
| 文 | putの役割 | 判断のポイント |
|---|---|---|
| I put it here every day. | 現在形 | every dayが習慣を示す |
| I put it here yesterday. | 過去形 | yesterdayが過去を示す |
| I have put it here before. | 過去分詞 | haveの後にある |
| It was put here. | 過去分詞 | wasと受動態を作る |
スペルではなく文全体の時制を見る習慣を付けると、putの問題で迷いにくくなります。
puttingのつづりと進行形
続いてはputtingのつづりと進行形を確認していきます。
puttingでtを重ねる理由
putのing形はputingではなくputtingです。
短母音の後に子音字が一つある短い動詞にingを付ける際、最後の子音を重ねるというつづりの規則が適用されます。
put + ingはputtingと覚え、tが二つになる点を確実に押さえましょう。
put → putting
run → running
sit → sitting
一方でlookはlooking、readはreadingとなり、常に子音を重ねるわけではありません。
アクセントや語の長さも関係するため、基本単語では個別に書いて覚えるのが近道です。
現在進行形でのputting
be動詞とputtingを組み合わせると、今まさに置いている、入れているという進行中の行為を表せます。
She is putting the dishes in the cupboard.は、彼女は食器を食器棚に入れているところですという意味です。
Are you putting sugar in the soup?は、スープに砂糖を入れているのですかという質問になります。
進行形ではbe動詞の形が主語や時制により変わるため、puttingだけで文を完成させないよう注意が必要です。
動名詞としてのputting
puttingは、動名詞として置くこと、入れることという名詞の働きもします。
Putting labels on boxes makes sorting easier.は、箱にラベルを貼ることは仕分けをしやすくするという内容です。
この場合のputtingは進行中の動作ではなく、行為そのものを指しています。
be動詞があれば進行形、文の主語や目的語になれば動名詞と考えると区別しやすいでしょう。
puttingの誤りは、tを一つしか書かないputingが代表例です。
英作文ではputtingを一つのまとまりとして視覚的に覚えておくと、つづりのミスを減らせます。
現在完了とputの例文
続いては現在完了とputの例文を確認していきます。
完了・結果を表すhave put
現在完了のhave putは、過去に行ったことが今に関係している場面で使います。
I have put your name on the list.は、あなたの名前をリストに入れておきましたという意味です。
今、名前がリストに載っているという結果が残っているため、単純過去より現在完了が自然な場面があります。
have putは現在完了の完了や結果を表す代表的な形です。
経験を表すhave put
have putは、これまでに何かを置いた、加えた、投入した経験を表すこともあります。
I have never put salt in coffee.は、私はコーヒーに塩を入れたことが一度もありませんという意味です。
Have you ever put money into stocks?は、これまでに株へお金を投資したことがありますかと尋ねる文です。
ever、never、beforeといった語があると、経験の現在完了である可能性が高まります。
継続表現との相性
put自体は瞬間的な動作を表しやすいため、have putをそのまま長期間の継続として使うことは多くありません。
ただしput asideやput up withなどの句動詞になると、現在完了進行形を含めて幅広い表現が可能です。
We have been putting aside money for our trip.は、私たちは旅行のためにお金を貯め続けているという意味になります。
この文ではhave been puttingが現在完了進行形で、過去から現在まで続く動作を強調しています。
have putとhave been puttingの違いは、結果に注目するか、継続中の過程に注目するかにあります。
putを含む句動詞と頻出表現
続いてはputを含む句動詞と頻出表現を確認していきます。
put onとput offの表現
put onは服や帽子などを身に着ける、電気製品のスイッチを入れる、体重を増やすなど複数の意味を持ちます。
He put on his shoes quickly.は、彼は素早く靴を履きましたという意味です。
一方のput offは、予定や行動を延期するという意味でよく使われます。
Do not put off your homework.は、宿題を先延ばしにしないでくださいという表現です。
onとoffは反対の意味を持つことが多いため、句動詞でも対にして覚えると記憶に残りやすいでしょう。
put away・put out・put upの表現
put awayは片付ける、しまうという意味です。
Please put away your toys.は、おもちゃを片付けてくださいとなります。
put outは火や明かりを消す、外に出す、迷惑をかけるなど、文脈で意味が変わります。
put upは掲示する、建てる、宿泊させる、値段を上げるなどに使われる便利な表現です。
| 句動詞 | 主な意味 | 例文の意味 |
|---|---|---|
| put away | 片付ける、しまう | 道具をしまう |
| put out | 消す、出す | 火を消す |
| put up | 掲示する、建てる | ポスターを貼る |
| put down | 置く、書き留める | 電話番号を書き留める |
put intoとput togetherの表現
put intoは、中へ入れるという物理的な意味のほか、時間や努力を注ぐという抽象的な意味でも使われます。
She put all her energy into the event.は、彼女はその行事に全力を注いだという意味です。
put togetherは、組み立てる、まとめる、組み合わせるという意味になります。
We put together a presentation for the meeting.は、私たちは会議用の発表資料をまとめたという内容です。
put+前置詞や副詞は意味が大きく広がるため、単語単位ではなく短い例文と一緒に覚えることが効果的です。
putの活用と使い方のまとめ
putは原形、過去形、過去分詞がすべてputになる不規則動詞です。
ただしing形はputtingであり、tを重ねるつづりを忘れないようにしましょう。
発音はカタカナではプットが近いものの、短い母音 /ʊ/ と語末のtを意識することが大切です。
過去形は過去の出来事に、過去分詞はhave putの現在完了やbe putの受動態に使われます。
現在完了では、完了、結果、経験を表せるため、単純過去との違いも文脈から確認してください。
put on、put off、put awayなどの句動詞まで広げれば、日常会話や英作文で使える表現が増えていくでしょう。