「think」の過去形・過去分詞・ing系はthought?読み方や例文・発音(カタカナも)は【現在完了の使い方等も】
英語のthinkは会話でも試験でも頻出する基本動詞ですが、過去形や過去分詞になるとスペルと発音が大きく変わります。
thoughtを見て一瞬迷う方も少なくありませんが、活用の仕組みと文の時制をセットで押さえれば、読み書きでも自然に使えるようになるでしょう。
この記事ではthinkの現在形、過去形、過去分詞、ing形、発音、例文、現在完了での使い方まで順番に解説します。
thinkの活用形と基本的な意味

それではまずthinkの活用形と、文中での基本的な意味について解説していきます。
thinkの過去形と過去分詞はthought
thinkの過去形と過去分詞は、どちらもthoughtです。
規則動詞のようにthinkedとはならず、語尾が大きく変化する不規則動詞として覚える必要があります。
| 形 | 英単語 | 読み方 | 主な役割 |
|---|---|---|---|
| 原形 | think | シンク | 考える |
| 三人称単数現在形 | thinks | シンクス | 彼や彼女が考える |
| 過去形 | thought | ソート | 考えた |
| 過去分詞 | thought | ソート | 考えたことがある、考えられた |
| 現在分詞 | thinking | シンキング | 考えている |
過去形と過去分詞が同じ形である点は便利ですが、文中の助動詞やbe動詞、haveによって働きが変わります。
単語だけを暗記するのではなく、どの形の動詞と一緒に現れるかを見る習慣が重要です。
thinkの活用はthink、thought、thought、thinkingです。
とくにthoughtは過去形と過去分詞の両方になるため、前後の語から時制を見分けましょう。
thinkが表す考える以外のニュアンス
thinkは「考える」という訳が中心ですが、文脈によって思う、判断する、意見を持つのような意味にもなります。
I think so. は「私はそう考えます」よりも、「そう思います」に近い柔らかい表現です。
また、think aboutはある事柄について考えること、think ofは思いつくことや思い出すことを表す場合があります。
前置詞まで含めて意味を確認すると、英文の印象がより正確につかめるでしょう。
I think this idea is useful.
私はこのアイデアは役に立つと思います。
thoughtを使う過去の出来事の表現
過去のある時点で考えたことを伝えるときは、thoughtをそのまま使います。
I thought about your suggestion yesterday. は、昨日あなたの提案について考えた、という意味です。
ただしI thought you were busy. のような文では、単なる思考だけでなく「忙しいと思っていました」という認識を表します。
日本語では同じ「思う」でも、英語では出来事の時点を意識して過去形を選ぶことが大切です。
thoughtの発音とカタカナ表記
続いてはthoughtの発音とカタカナ表記を確認していきます。
thoughtの発音記号と音の特徴
thoughtの発音記号は一般的にθɔːtです。
カタカナでは「ソート」と表されることが多いものの、日本語のソートをそのまま強く発音すると英語らしさが弱くなる場合があります。
最初のthは舌先を前歯の間に軽く出し、息を抜くように出す音です。
最後のtは強く「ト」と言い切るより、舌先を上の歯ぐき付近に当てて止めるイメージが合います。
thinkとthoughtで異なる母音
thinkは「シンク」に近く、短いイの音を含みます。
一方のthoughtは「ソート」に近い長めの母音で、thinkと同じ母音ではありません。
スペル上はどちらもthで始まりますが、母音の違いを意識すると聞き分けやすくなります。
| 単語 | カタカナの目安 | 覚えるポイント |
|---|---|---|
| think | シンク | 短いイの音 |
| thought | ソート | 伸ばすオに近い音 |
| thinking | シンキング | thinkにingが付く |
| thoughtful | ソートフル | 思いやりのある |
発音練習で意識したい口の動き
発音を練習するなら、最初にthの音だけをゆっくり練習する方法がおすすめです。
日本語のサ行ではなく、空気が歯の間を通る感覚を作るとよいでしょう。
thoughtを何度か発音した後、I thought so. のように短い文で口になじませます。
聞こえた音を真似するだけでなく、発音記号と口の形を結び付けることが上達への近道です。
I thought it was a good plan.
アイ ソート イット ワズ ア グッド プラン。
私はそれは良い計画だと思いました。
thinkingの作り方と進行形の使い方
続いてはthinkingの作り方と、進行形での使い方を確認していきます。
thinkにingを付ける基本ルール
thinkのing形はthinkingです。
語末がeで終わる動詞ではないため、特別なeの削除は必要ありません。
thinkの後ろにそのままingを付ければよく、thinkkingのようにkを重ねない点にも注意しましょう。
現在分詞は現在進行形だけでなく、動名詞や分詞としても使われます。
be thinkingの意味と会話での使い分け
I am thinking about it. は「それについて考えているところです」という意味になります。
現在進行形にすると、今まさに検討している途中であることが伝わります。
I thinkよりも結論を保留したニュアンスを出しやすいため、会話では便利な表現です。
ただし、常に進行形にすればよいわけではありません。
普段から持っている意見ならI think、今の検討中の内容ならI am thinkingを選ぶと自然でしょう。
I think は意見や判断を伝える表現です。
I am thinking は検討中の動きや、現在進行している思考を示します。
thinkingを用いる自然な例文
We are thinking of moving next year. は、私たちは来年引っ越すことを考えています、という意味です。
thinking ofの後ろには名詞や動名詞が置かれ、計画や案を思い浮かべる場面で使われます。
Are you thinking about changing jobs? と質問すれば、転職を考えているのですか、と丁寧に尋ねられます。
think aboutとthink ofは似ていますが、頻出の組み合わせとして例文ごと覚えると安心です。
現在完了におけるthoughtの使い方
続いては現在完了におけるthoughtの使い方を確認していきます。
have thoughtが示す過去から現在までの思考
現在完了ではhaveまたはhasの後ろに過去分詞thoughtを置きます。
I have thought about this problem for a long time. は、この問題について長い間考えてきました、という意味です。
過去の一点だけで終わったのではなく、現在まで続く思考や経験に焦点が当たります。
そのためyesterdayのように明確な過去時点を示す語とは、原則として一緒に使いません。
I have thought about your question carefully.
私はあなたの質問について注意深く考えてきました。
過去形thoughtと現在完了have thoughtの違い
I thought about the plan yesterday. は、昨日その計画について考えた、という完結した出来事です。
I have thought about the plan. は、その計画を考えたことがある、または考えてきた、という現在とのつながりを含みます。
| 英文 | 時制 | 伝わる内容 |
|---|---|---|
| I thought about it. | 過去形 | 過去のある時点で考えた |
| I have thought about it. | 現在完了 | 今に関係する形で考えてきた |
| I have been thinking about it. | 現在完了進行形 | 継続して考え続けている |
時制選びでは、日本語訳だけでなく、話し手が現在との関係を伝えたいかどうかを考えることがポイントです。
現在完了進行形との比較
have been thinkingは、過去から現在まで考え続けている動作を強調します。
I have been thinking about starting a business. は、起業することをずっと考えている、という継続的なニュアンスです。
have thoughtよりも、思考が今も進行中である印象が強くなります。
thoughtは結果や経験、been thinkingは継続中の過程に注目すると整理しやすいでしょう。
thinkを使う例文とよくある間違い
続いてはthinkを使う例文と、よくある間違いを確認していきます。
日常会話で使いやすい基本例文
I think you are right. は、あなたは正しいと思います、という定番表現です。
Do you think it will rain tomorrow? なら、明日は雨が降ると思いますか、と予想を尋ねられます。
否定ではI do not think so. がよく使われます。
I think not. も文法上は使えますが、日常会話では前者のほうが一般的です。
thoughtのスペルに関する注意点
thoughtのつづりはt h o u g h tです。
発音しない文字が含まれるため、聞いた印象だけで書くとスペルミスが起こりやすいでしょう。
thinkの過去形をthinkedとする誤りや、thoughtをthoughと混同する誤りにも注意が必要です。
thoughは「けれども」などを表す別の単語であり、活用形ではありません。
thinkの過去形はthoughtです。
though、through、thoroughなどは見た目が似ていても意味も発音も異なるため、例文で区別して覚えましょう。
否定文と疑問文における動詞の形
過去の否定文ではI did not thinkとし、didの後ろは原形thinkに戻ります。
I did not thoughtとは言わないため、特に注意しましょう。
疑問文でもDid you think about it? のように、didの後ろはthinkです。
一方、現在完了ではHave you thought about it? となり、haveの後ろに過去分詞thoughtを置きます。
助動詞の直後は原形、haveの直後は過去分詞という基本ルールが判断材料になります。
thinkの活用と時制のまとめ
最後にthinkの活用と時制についてまとめます。
thinkの過去形と過去分詞はthoughtであり、読み方は「ソート」が目安です。
ing形はthinkingとなり、現在進行形では今考えている途中の内容を表せます。
過去形thoughtは過去の出来事に使い、have thoughtは現在につながる思考や経験を伝えるときに適しています。
まずはthink、thought、thought、thinkingを声に出して覚え、短い例文に当てはめて練習してみてください。