英語学習では、動詞の活用を正しく使い分けることが、自然な英文への近道になります。
とくにstudyは日常会話、学校英語、資格試験、ビジネス英語まで幅広く登場する基本動詞です。
過去形のstudiedや現在分詞のstudyingは見慣れていても、なぜyがiに変わるのか、現在完了ではどの形を使うのか迷う場面もあるでしょう。
この記事ではstudyの意味、過去形、過去分詞、ing形、発音、例文、現在完了での使い方までを順番に整理します。
studyの活用形と基本一覧

それではまずstudyの活用形と、使い分けの基本について解説していきます。
studyの過去形と過去分詞
studyの過去形と過去分詞は、どちらもstudiedです。
原形のstudyは語末が子音字のyで終わっているため、過去形や過去分詞を作る際にはyをiに変え、その後にedを付けます。
そのため、studyedとは書きません。
原形 study
過去形 studied
過去分詞 studied
意味 勉強した、学んだ、研究した
I studied English last night.は、私は昨夜英語を勉強しました、という意味です。
I have studied English for three years.では過去分詞のstudiedが使われ、私は3年間英語を勉強してきました、という継続の意味になります。
studyのing形
studyのing形はstudyingです。
過去形とは異なり、ingを付けるときはyをiに変えません。
studyの末尾にそのままingを加えるため、studyingとなります。
study + ing = studying
studyedや studyinng という形にはなりません。
She is studying in the library.は、彼女は図書館で勉強しています、という進行中の動作を表す英文です。
英単語のつづりでは、過去形とing形で規則が異なるため、セットで覚えると混乱を減らせます。
活用表で確認するstudy
studyの基本活用を、一覧で確認しておきましょう。
| 文法上の形 | スペル | 主な使い方 | 発音の目安 |
|---|---|---|---|
| 原形 | study | 勉強する、学ぶ、研究する | スタディ |
| 三人称単数現在形 | studies | 彼、彼女、それが勉強する | スタディーズ |
| 過去形 | studied | 勉強した | スタディード |
| 過去分詞 | studied | 完了形、受動態 | スタディード |
| 現在分詞 | studying | 進行形、動名詞 | スタディイング |
まずはstudy、studied、studyingの3種類を確実に区別できるようにすることが大切です。
三人称単数現在形のstudiesもyからiへの変化が起こるため、合わせて覚えるとよいでしょう。
studiedの読み方と発音
続いてはstudiedの読み方と発音を確認していきます。
studiedのカタカナ発音
studiedの発音記号は一般に、アメリカ英語ではスタディードに近い音として示されます。
カタカナではスタディードと表せますが、実際の会話では最後のdを強く伸ばしすぎないことがポイントです。
studyのアクセントは最初のstaに置かれます。
そのため、スタディードと平板に読むよりも、最初のスタをやや強く意識すると英語らしく聞こえやすくなります。
edの発音ルール
英語のedには、ト、ド、イドのように複数の発音パターンがあります。
studiedは語末がyの音で終わるstudyにedが続くため、最後はイドに近い発音になります。
| 語尾の音 | edの主な音 | 例 |
|---|---|---|
| 無声音 | ト | watched |
| 有声音 | ド | played |
| tまたはd | イド | wanted、needed |
| studyのような語 | ドに近い音 | studied |
日本語のスタディードは学習用の目安として便利です。
一方で、音を一つずつ切り離すより、studyとdidを滑らかにつなぐ感覚で練習すると会話でも通じやすくなります。
studyingの読み方
studyingは、カタカナではスタディイングに近い読み方です。
studyとingの境目にあるyの音を残しながら、後半のイングへ自然につなげます。
study-ingのように二つの語として強く区切る必要はありません。
studiedはスタディード、studyingはスタディイングと覚えると、スペルと発音の両方を結び付けやすくなります。
過去形ではyがiに変化し、ing形ではyが残る点も、声に出して確認すると定着しやすいでしょう。
yで終わる動詞のつづり変化
続いてはstudyに見られるつづり変化のルールを確認していきます。
子音字とyで終わる場合
studyのように、子音字とyで終わる動詞は、過去形と過去分詞でyをiに変えてedを付けます。
このルールはstudyだけに限られません。
| 原形 | 過去形 | 過去分詞 | 意味 |
|---|---|---|---|
| carry | carried | carried | 運んだ |
| try | tried | tried | 試した |
| cry | cried | cried | 泣いた |
| hurry | hurried | hurried | 急いだ |
| worry | worried | worried | 心配した |
子音字+yならi+edという形を覚えておくと、多くの規則動詞に応用できます。
母音字とyで終わる場合
一方で、playやenjoyのように、母音字とyで終わる動詞はyをiに変えません。
played、enjoyedのように、そのままedを付けます。
study studied
play played
enjoy enjoyed
違いはyの直前にある文字です。
studyではyの前がdという子音字です。
playではyの前がaという母音字なので、つづり変化が起こらないという仕組みです。
三人称単数現在形との関係
studyを現在形で使い、主語がhe、she、itなどの三人称単数になるとstudiesとなります。
ここでもyをiに変えてesを付けます。
She studies English every day.は、彼女は毎日英語を勉強します、という習慣を表す文です。
主語がI、you、we、theyならstudyのままでよく、He study Englishとはしません。
studyのつづりは、過去形と過去分詞ではstudied、三人称単数現在形ではstudies、ing形ではstudyingです。
似た形を一度に並べて覚えることで、書き間違いの予防につながります。
過去形studiedの使い方
続いては過去形studiedを使う場面と例文を確認していきます。
過去の完了した行動
studiedは、過去のある時点に行った勉強や研究を表すときに使います。
昨日、先週、昨年のように、行動が終わった時期を示す語と相性がよい形です。
I studied math yesterday.は、私は昨日数学を勉強しました、という意味になります。
We studied Japanese in high school.は、私たちは高校で日本語を学びました、という内容です。
このように過去形では、いつ行ったかが話題の中心になりやすい特徴があります。
否定文と疑問文
過去形の否定文ではdid not、短縮形ではdidn’tを使います。
このとき、動詞は過去形のstudiedではなく、原形のstudyに戻します。
I studied for the test.
I did not study for the test.
Did you study for the test?
Did you studied for the test?とは言わない点に注意が必要です。
didにすでに過去の意味が含まれているため、その後の動詞まで過去形にする必要はありません。
過去形で使える例文
She studied abroad last year.は、彼女は昨年留学しました、または海外で学びました、という意味です。
They studied the report carefully.は、彼らはその報告書を注意深く調べました、という意味になります。
studyは学校の勉強だけでなく、資料、歴史、文化、データなどを詳しく研究する、調査するという意味でも使われます。
My grandfather studied medicine at university.は、祖父は大学で医学を学びました、という文です。
文脈に合わせて、勉強する、学ぶ、研究する、調べると訳し分けると自然でしょう。
現在完了で使うstudied
続いては現在完了におけるstudiedの役割を確認していきます。
現在完了の基本形
現在完了はhaveまたはhasの後に過去分詞を置く形です。
studyの過去分詞はstudiedなので、現在完了ではhave studied、has studiedを使います。
現在完了の基本形は、haveまたはhas + studiedです。
have studyや has studying は、通常の現在完了の形としては使いません。
I have studied English.は、私は英語を勉強してきました、という意味になります。
She has studied French.なら、彼女はフランス語を学んできました、という内容です。
継続を表す現在完了
forやsinceと組み合わせると、過去から現在まで続いている学習を表せます。
I have studied English for five years.は、私は5年間英語を勉強しています、という継続の表現です。
She has studied Japanese since 2022.は、彼女は2022年から日本語を勉強しています、という意味になります。
forの後には期間を置き、sinceの後には始まった時点を置くのが基本です。
| 表現 | 後に続く内容 | 例 |
|---|---|---|
| for | 期間 | for two months |
| since | 開始時点 | since April |
| since | 過去の出来事 | since I was a child |
have studied forは、学習期間を説明するときにとても便利な形です。
経験と完了を表す現在完了
現在完了は、継続だけでなく経験や完了も表せます。
I have studied abroad before.は、私は以前に留学したことがあります、という経験の意味です。
I have already studied for tomorrow’s class.は、私は明日の授業のためにすでに勉強しました、という完了の意味になります。
経験ではbefore、ever、neverなどが使われやすく、完了ではalready、just、yetなどが目印になります。
ただし、yesterdayやlast yearのような明確に終わった過去の時点とは、通常の現在完了を組み合わせません。
I have studied yesterdayではなく、I studied yesterdayとするのが自然です。
studyの例文と学習のポイント
最後にstudyの例文と、活用を定着させるためのポイントをまとめます。
studyの過去形と過去分詞はstudiedであり、ing形はstudyingです。
過去の完了した行動にはstudiedを使い、現在までの継続、経験、完了にはhave studiedまたはhas studiedを使います。
つづりでは、過去形と過去分詞でyがiに変わる一方、ing形ではyを残す点が重要です。
発音はstudiedがスタディード、studyingがスタディイングに近い音となります。
短い例文を声に出し、study、studied、studyingを並べて書く練習をすると、文法知識が実際の英作文や会話で使いやすくなるでしょう。