「reason」の意味・例文・ビジネスでの使い方・読み方(カタカナの発音も)・スラング・言い換えは?【reasoningやreasonableやreasonably等】
reasonは英会話からメール、会議、報告書まで幅広く登場する英単語です。
理由という基本的な意味だけでなく、理性や判断力を表す場合もあるため、文脈に応じた理解が欠かせません。
reasoning、reasonable、reasonablyといった関連語まで押さえると、ビジネス英語での表現力も大きく広がるでしょう。
reasonの基本的な意味と使い分け

それではまずreasonの意味と使い方について解説していきます。
理由を表すreason
reasonのもっとも代表的な意味は、ある出来事や判断が生じた理由です。
日本語の理由、原因、わけに近い言葉ですが、英語では具体的な事情から考え方の根拠まで広く含められます。
たとえば、欠席の理由、方針変更の理由、顧客が購入を決めた理由などに使えます。
The reason for the delay was a system error.
遅延の理由はシステムエラーでした。
reason forの形では、何に対する理由なのかを後ろに置きます。
一方でreason whyの形は、なぜそうなったのかという理由を説明するときに便利です。
The reason why we changed the schedule is clear.は、私たちが予定を変更した理由は明確です、という意味になります。
日常会話ではwhyを省略して、the reason we changed the scheduleとすることも少なくありません。
理性や判断力を表すreason
reasonには、感情に流されずに考える理性や判断力という意味もあります。
この意味では、名詞としてのreasonが抽象的な能力や態度を指します。
use reasonは理性を働かせる、listen to reasonは筋の通った説明を受け入れるというニュアンスです。
感情的な議論になりそうな場面では、reasonの持つ冷静さや論理性が重要になります。
reasonが理由を意味するのか、理性を意味するのかは、周囲にfor、why、withなどがあるか、または感情との対比になっているかで見分けやすくなります。
For some reasonは何らかの理由で、なぜかという意味です。
理由が判明していない場合にも使えるため、会話で非常によく登場します。
For some reason, the file could not be opened.なら、なぜかそのファイルを開けませんでした、という自然な表現になります。
発音とカタカナ表記
reasonの発音記号はリーヅンに近く、カタカナではリーズンと表記されることが多い単語です。
ただし、英語のzの音は日本語のズよりも軽く、舌先を歯に強く付けずに発音すると自然に聞こえます。
アクセントは最初のリーに置かれます。
リーを少し長めに伸ばし、後半のズンは短く添えるようにすると、聞き取りやすい発音になるでしょう。
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単語 |
発音の目安 |
意味 |
|---|---|---|
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reason |
リーズン |
理由、理性 |
|
reasoning |
リーズニング |
推論、論理的思考 |
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reasonable |
リーズナブル |
妥当な、手頃な |
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reasonably |
リーズナブリー |
かなり、合理的に |
reasonを使った例文と定番表現
続いてはreasonを使った例文と定番表現を確認していきます。
日常会話で役立つ例文
reasonは、理由を尋ねる場面と説明する場面のどちらでも使いやすい単語です。
What is the reason for your decision?は、あなたの決定の理由は何ですか、という質問になります。
やや丁寧な印象があるため、職場や初対面の相手との会話にも向いています。
There is no reason to worry.
心配する理由はありません。
Do you have any reason to doubt the result?
その結果を疑う理由はありますか。
There is no reason toの形は、何かをする必要はない、何かを心配する根拠はないと伝える定番表現です。
no need toよりも、理由や根拠に焦点を当てたいときに適しています。
逆にThere is every reason to believe it.とすると、それを信じる十分な理由がある、という前向きな意味になります。
reasonとbecauseの違い
reasonとbecauseはどちらも理由に関係しますが、文法上の役割が異なります。
reasonは名詞であり、becauseは接続詞です。
そのため、reasonの後にはforやwhyなどを伴う形が多く、becauseの後には理由を示す文が続きます。
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表現 |
品詞 |
自然な使い方 |
|---|---|---|
|
reason |
名詞 |
The reason for the change is cost. |
|
because |
接続詞 |
We changed it because costs increased. |
|
because of |
前置詞句 |
We changed it because of higher costs. |
The reason is becauseという形は会話で見かけますが、文章ではThe reason is thatのほうがすっきりします。
特にビジネスメールでは、理由を冗長に繰り返さない表現を選ぶと読みやすさが高まります。
for a reasonとwithout reasonのニュアンス
for a reasonは、何かには意味や事情があるという含みを持つ表現です。
Everything happens for a reason.は、すべての出来事には理由がある、という意味で使われます。
励ましの言葉として使われる一方で、状況によっては軽く聞こえることもあるため、相手の気持ちには配慮したいところです。
without reasonは理由なく、不当にという意味になります。
He was criticized without reason.なら、彼は理由もなく批判された、という内容です。
for a reasonは単なる原因説明よりも、背景に意味があるという感情的なニュアンスを伴います。
客観的な報告書では、具体的なreasonを示すほうが誤解を防げるでしょう。
ビジネスで使うreasonの表現
続いてはビジネスで使うreasonの表現を確認していきます。
メールで理由を伝える表現
ビジネスメールでは、依頼、延期、辞退、変更などの理由を明確に伝える場面があります。
reasonを使うと、感情的にならず、客観的な根拠として説明しやすくなります。
The main reason for this change is to improve customer response time.
今回の変更の主な理由は、顧客対応時間を改善するためです。
Please let us know the reason for the cancellation.
キャンセルの理由をお知らせください。
main reasonは主な理由、primary reasonは主要な理由という意味です。
複数の要因がある場合は、one of the reasons isを使うと、一つの要因として穏やかに説明できます。
断定を避けたいときには、this may be one reason whyのような表現も有効です。
会議と提案での使い方
会議では結論だけでなく、その結論に至った理由を求められることがあります。
その際はreasonを用いて、判断材料を順序立てて示すと説得力が増します。
The reason I recommend this option is its lower maintenance cost.は、この案を勧める理由は維持費が低いことです、という意味です。
相手に説明を促すなら、Could you explain the reasoning behind this proposal?が自然でしょう。
reasoningは個別の理由ではなく、結論に至るまでの考え方や論理の流れに焦点を当てます。
数字、顧客の声、市場調査などを根拠として提示する場面と相性が良い表現です。
失礼になりにくい尋ね方
相手の決定理由を直接尋ねると、場合によっては詮索しているように受け取られることがあります。
特に上司、取引先、顧客に対しては、言い方をやわらげる工夫が必要です。
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表現 |
日本語の目安 |
使う場面 |
|---|---|---|
|
Could you share the reason for this decision? |
決定理由をご共有いただけますか |
会議、確認メール |
|
May I ask what led to this change? |
変更に至った背景を伺えますか |
丁寧な聞き取り |
|
Could you clarify the rationale? |
根拠を明確にしていただけますか |
資料や方針の確認 |
|
We would appreciate your feedback on the reasons. |
理由についてご意見をいただけますと幸いです |
顧客アンケート |
reasonよりもrationaleを使うと、より公式な根拠や方針上の理由を尋ねる印象になります。
相手との関係性や会話の目的に合わせて選ぶとよいでしょう。
reasoningとreasonableの関連語
続いてはreasoningとreasonableの関連語を確認していきます。
reasoningの意味と使い方
reasoningは推論、論理的思考、論理的な説明を意味する名詞です。
reasonが個別の理由を指すことが多いのに対し、reasoningは結論にたどり着くまでの思考過程を表します。
His reasoning was clear and well organized.は、彼の論理展開は明確でよく整理されていた、という意味です。
ビジネスでは、分析結果や提案の妥当性を話す際に使えます。
critical reasoningは批判的思考、logical reasoningは論理的推論として、研修や採用の文脈でも目にする表現です。
reasonとreasoningを使い分けるポイントは、一つの理由を述べるのか、それとも理由を組み立てた思考の道筋を述べるのかにあります。
reasonableの意味と注意点
reasonableは、妥当な、合理的な、分別のあるという意味を持つ形容詞です。
価格について使う場合は、手頃な価格という意味でもよく使われます。
a reasonable priceは、品質や市場相場を考えると納得できる価格というニュアンスです。
cheapのように単に安いと言うわけではないため、サービスや提案を前向きに評価したいときにも向いています。
It is reasonable to expect a response within two days.は、二日以内の返答を期待することは妥当です、という意味になります。
ただし、相手にYou should be reasonable.と言うと、もっと分別を持ってくださいという強めの響きになる場合があります。
意見が対立している場面では、Let us find a reasonable solution.のように、解決策へ意識を向ける表現のほうが穏やかでしょう。
reasonablyの意味と程度の表現
reasonablyは合理的にという意味のほか、かなり、まずまずという程度を表す副詞でもあります。
The project is reasonably well managed.は、そのプロジェクトはかなり適切に管理されている、という意味です。
veryほど強く断言せず、控えめに良い評価を伝えたいときに役立ちます。
We are reasonably confident that the plan will work.は、その計画がうまくいくとかなり確信している、という表現です。
日本語では十分に、比較的、概ねなどが近く、文脈によって訳し分ける必要があります。
reasonably pricedは価格が手頃なという定番表現です。
商品紹介や宿泊施設の説明でも使われ、安価すぎる印象を与えずにコスト面の魅力を伝えられます。
reasonの言い換えとスラング表現
続いてはreasonの言い換えとスラング表現を確認していきます。
フォーマルな言い換え
reasonは便利な単語ですが、同じ語を繰り返すと文章が単調になりがちです。
ビジネス文書では、理由の種類に応じて言い換えると、内容がより正確に伝わります。
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言い換え |
意味 |
使い分けの目安 |
|---|---|---|
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cause |
原因 |
問題や現象を生んだ直接的な要因 |
|
factor |
要因 |
複数ある影響の一つ |
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rationale |
理論的根拠 |
方針、施策、意思決定の説明 |
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ground |
根拠 |
主張や判断を支える土台 |
|
motive |
動機 |
人が行動した内面的な理由 |
|
purpose |
目的 |
これから達成したい狙い |
causeは悪い結果の原因に使われやすく、reasonよりも因果関係が強く感じられます。
purposeは理由ではなく目的を示す語なので、過去の出来事を説明する際には置き換えられないケースもあります。
会話で使われるスラングとくだけた表現
reasonそのものはスラングではなく、標準的で幅広く使える英単語です。
ただしSNSやくだけた会話では、for real、no cap、becauseなどを使い、reasonを省く話し方が見られます。
また、That is the reason.を短くして、That is why.と答える形は非常に一般的です。
Reasonは音楽や文化の文脈で固有名詞として使われることもありますが、通常の英会話では理由という意味に戻して解釈するのが基本でしょう。
Do it for the right reasons.は、正しい動機で行いなさいという意味です。
このright reasonsは慣用的な言い回しで、行為そのものよりも動機の健全さを重視する響きがあります。
間違えやすい表現と改善方法
日本語話者が注意したいのは、reasonを動詞のように扱ってしまう誤りです。
reasonは名詞として使われることが多く、理由を説明したい場合はgive a reasonやexplain the reasonなどの形を選びます。
不自然な例
I reason why I was late.
自然な例
I explained why I was late.
I gave the reason why I was late.
reasonは動詞として、論理的に考える、推論するという意味でも使えます。
ただし日常会話では頻度が高くないため、最初は名詞用法を中心に覚えると混乱しません。
また、reasonableをリーズナブルなと訳すとき、必ずしも安いという意味ではない点にも注意が必要です。
妥当で納得できるという評価が中心にあると理解すると、英語本来のニュアンスをつかみやすくなります。
reasonを使いこなすためのまとめ
reasonについてのまとめを確認していきます。
reasonは理由、原因、理性という複数の意味を持つ基本英単語です。
理由として使う場合はreason for、reason why、the reason is thatなどの形を押さえると、文章でも会話でも安定して使えます。
ビジネスでは、変更や判断の根拠を明確にする言葉として活躍します。
相手に理由を尋ねる際は、Could you share the reasonやMay I ask what led toのようなやわらかい表現を選ぶと安心です。
reasoningは論理的な思考過程、reasonableは妥当なまたは手頃な、reasonablyは合理的にまたはかなりという意味で使われます。
関連語をまとめて覚えることで、単に理由を伝えるだけではなく、提案の説得力や評価の細かさも高められるでしょう。
reasonを見かけたら、理由、理性、根拠、思考過程のどれを表しているかを文脈から判断することが大切です。
まずはreason forとthe reason whyを使った短い例文から練習すると、自然な英語表現につながります。