「rent」の過去形・過去分詞・ing系はrented?読み方や例文・発音(カタカナも)は【borrow/lendとの違いも】
英語で「借りる」「貸す」を表したい場面では、rent、borrow、lendの使い分けに迷いやすいものです。
とくにrentは過去形や過去分詞、ing形のつづりだけでなく、家を借りるのか物を貸すのかによって意味が変わるため、文脈を意識する必要があります。
この記事ではrentの活用、発音、例文、borrowとlendとの違いを順に確認し、自然な英文を作るための基礎を整理します。
rentの活用と基本的な意味

それではまずrentの活用と基本的な意味について解説していきます。
rentの過去形と過去分詞
rentは規則動詞なので、過去形と過去分詞はどちらもrentedです。
原形はrent、現在形の三人称単数はrents、現在分詞と動名詞はrentingとなります。
| 文法上の形 | スペル | 主な使い方 |
|---|---|---|
| 原形 | rent | 借りる、貸す、賃借料 |
| 三人称単数現在形 | rents | He rents a car. |
| 過去形 | rented | She rented an apartment. |
| 過去分詞 | rented | The room was rented. |
| ing形 | renting | They are renting a house. |
過去形として使う場合は、過去に借りた、または貸したという出来事を表します。
過去分詞として使う場合は、完了形や受動態で用いられる点が重要です。
I rented a bicycle yesterday.
私は昨日、自転車を借りました。
We have rented this office for three years.
私たちはこの事務所を3年間借りています。
rentingのつづりと語尾の変化
rentにingを付けるときは、最後のtを重ねずにrentingと書きます。
rentは短い母音と子音で終わる語に見えますが、アクセントの位置や語末の規則からrentt ingとはならないため注意しましょう。
現在進行形では、今まさに借りている最中の状況を説明できます。
また、動名詞として使えば、借りること自体を話題にする表現も作れます。
We are renting a car for the weekend.
私たちは週末のために車を借りています。
Renting furniture can save money at first.
家具を借りることは、最初の費用を抑えることにつながります。
rentingの後ろには家、部屋、車、衣装、工具など、一定期間使うために契約する物が続くことが多いでしょう。
借りると貸すで変わるrentの意味
rentには借りると貸すの両方の意味があります。
どちらの意味かは、主語が誰か、目的語が何か、前置詞があるかによって判断します。
I rent an apartmentなら、主語のIがアパートを借りています。
The owner rents an apartment to studentsなら、大家が学生にアパートを貸しています。
rentは借り手が主語なら借りる、貸し手が主語なら貸すという意味になります。
日本語だけで考えると混乱しやすいため、誰が物件や物を受け取るのかを英文の中で確認する習慣が役立ちます。
rentedの発音とカタカナ表記
続いてはrentedの発音とカタカナ表記を確認していきます。
rentの発音記号と読み方
rentの発音記号は一般にréntと示されます。
カタカナでは「レント」に近い音ですが、日本語のレントをそのまま強く区切って読むより、短く滑らかに発音する感覚が大切です。
最初のrは舌を上あごに付けず、口の中で軽く後ろへ引くようにします。
母音のeは「エ」に近いものの、口を少し横に開いて短く出すと自然です。
最後のtは日本語の「ト」まで発音せず、舌先を上の歯ぐき付近に付けて止めるように意識するとよいでしょう。
rentedの発音と語尾の聞こえ方
rentedの発音記号はréntidに近く、カタカナでは「レンティド」または「レンティッド」と表されます。
語尾のedは常に「エド」と読むわけではありません。
rentのように語末がtまたはdの動詞では、edが加わるとイドに近い一音節が増えます。
| 原形の語尾 | edの主な発音 | 例 |
|---|---|---|
| tまたはd | イド | rented、needed |
| 無声音 | ト | worked、washed |
| 有声音 | ド | played、cleaned |
rentedは一拍増えることを意識すると、聞き取りでも話すときでも分かりやすくなります。
rentingとrentalの発音上の注意
rentingは「レンティング」に近い発音です。
rentalは「レンタル」と日本語でも定着していますが、英語ではréntlに近く、中央の母音は非常に弱くなります。
旅行先でrental carという表現を聞いたときも、rentと同じ語からできた名詞だと分かれば意味を推測しやすいでしょう。
rent、rented、renting、rentalは同じ語幹を持っています。
音を丸ごと暗記するより、rentを軸にして活用語尾や派生語をつなげると、語彙が記憶に残りやすくなります。
rentを使う場面別の例文
続いてはrentを使う場面別の例文を確認していきます。
家や部屋を借りる例文
住居に関するrentは、賃貸物件を借りるという意味で広く使われます。
短期滞在の部屋から長期契約のアパートまで使えるため、海外生活や留学の英語でも重要な単語です。
My sister rents a small apartment near the station.
私の姉は駅の近くの小さなアパートを借りています。
They rented a house before moving to Tokyo.
彼らは東京へ引っ越す前に家を借りました。
rent a roomは部屋を借りる、rent a houseは一軒家を借りるという意味になります。
月額の家賃を言う場合はmonthly rentを使い、The monthly rent is affordableのように表現できます。
車や道具を借りる例文
旅行、引っ越し、イベントなどでは、車や道具を一時的に借りる場面がよくあります。
このように料金を支払い、契約に基づいて一定期間使う場合にrentは自然です。
We rented a van to move our furniture.
私たちは家具を運ぶためにバンを借りました。
Can I rent a camera for two days?
2日間カメラを借りられますか。
レンタカー会社や機材の貸出店では、rental agreementという契約書類もよく見かけます。
返却日時、保険、破損時の扱いまで確認する状況では、rentという語が持つ契約性を理解しておくと便利です。
貸し手が主語になる例文
rentは、所有者や事業者が主語になると貸すの意味になります。
この用法ではrent A to Bの形がとくに分かりやすいでしょう。
The company rents office space to local businesses.
その会社は地域の事業者にオフィス空間を貸しています。
He rented his parking space to a neighbor.
彼は近所の人に駐車スペースを貸しました。
貸す意味を明確にしたいときは、相手を表すtoを添えると誤解を減らせます。
ただし、日常会話で物を気軽に貸すなら、次に解説するlendのほうが合う場面も少なくありません。
borrowとlendとの使い分け
続いてはborrowとlendとの使い分けを確認していきます。
borrowが表す借りる行為
borrowは、他人から物やお金を借りるという意味の動詞です。
通常は料金を支払う契約よりも、友人、家族、図書館などから一時的に借りる行為に使われます。
I borrowed a pen from my coworker.
私は同僚からペンを借りました。
borrowの相手はfromで示すことが基本です。
borrow a book from the libraryなら、図書館から本を借りるという意味になります。
rent a bookとは、料金を払って借りるサービスのような限定的な状況を除き、通常は言いません。
lendが表す貸す行為
lendは、主語が誰かに物やお金を貸すときの動詞です。
borrowと視点が反対になるため、セットで覚えると混乱しにくくなります。
Could you lend me your umbrella?
あなたの傘を私に貸してもらえますか。
lendの相手はlend 人 物の形、またはlend 物 to 人の形で表せます。
親しい相手へ一時的に貸す場合は、rentよりlendが自然です。
| 単語 | 主語の立場 | 主な場面 | よく使う形 |
|---|---|---|---|
| rent | 借り手または貸し手 | 料金や契約がある賃貸 | rent a car、rent a room to someone |
| borrow | 借り手 | 人や施設から借りる | borrow something from someone |
| lend | 貸し手 | 人へ一時的に貸す | lend someone something |
三語を選ぶための判断基準
単語を選ぶときは、まず主語が借りる側か貸す側かを考えましょう。
次に、お金を払い契約して使うのか、好意や通常のサービスとして一時的に使わせてもらうのかを確認します。
料金を支払って一定期間利用するならrentが基本です。
借りる人を主語にするならborrow、貸す人を主語にするならlendを選びます。
たとえば友人の自転車ならborrow a bike from a friendです。
レンタル店の自転車ならrent a bikeとなり、友人が自分に自転車を貸すならlend me a bikeと表現します。
文法で確認するrentedの使い方
続いては文法で確認するrentedの使い方を確認していきます。
過去形としてのrented
rentedを過去形として使うと、過去のある時点で借りた、または貸した事実を表せます。
yesterday、last week、in 2024など、過去を示す語と組み合わせることが多いでしょう。
We rented a cabin last summer.
私たちは昨年の夏に山小屋を借りました。
Did you rent the equipment yesterday?
あなたは昨日その機材を借りましたか。
疑問文ではDidを使うため、動詞は原形のrentに戻ります。
Did you rentedとはしない点を重要な文法ルールとして押さえてください。
現在完了形でのrented
haveやhasの後ろにrentedを置くと、現在完了形になります。
過去に始まった契約が今も続いていることや、これまでに借りた経験を伝えるときに使えます。
We have rented this apartment since April.
私たちは4月からこのアパートを借りています。
I have rented cars many times abroad.
私は海外で何度も車を借りたことがあります。
sinceやforがある文では継続、many timesやbeforeがある文では経験の意味を考えると理解しやすくなります。
受動態と形容詞的なrented
be動詞の後ろにrentedを置くと、受動態になり、何かが借りられた、または貸し出された状態を表せます。
The room was rented by a student.
その部屋は学生によって借りられました。
All the bicycles are rented today.
今日はすべての自転車が貸し出されています。
予約や在庫を案内する場面では、すでに借り手が決まっているという意味でrentedが使われることがあります。
for rentは貸出中、賃貸に出ているという意味であり、rentedとは状態の意味が少し異なります。
rentの活用と使い分けのまとめ
最後にrentの活用と使い分けをまとめます。
rentの過去形と過去分詞はrented、ing形はrentingです。
rentedは「レンティド」に近く発音され、語尾のedが一音節増えることを意識すると伝わりやすくなります。
rentは料金や契約を伴って借りる、または貸すときに使われます。
借りる側が主語で、相手から一時的に物を借りるならborrowが適切です。
貸す側が主語で、相手に物を使わせるならlendを選びましょう。
誰が主語か、料金や契約があるかという二つの視点を持てば、三語の使い分けはぐっと分かりやすくなります。
例文を声に出し、rent、rented、rentingを一緒に練習していくと、会話でも英文作成でも自然に使えるようになるでしょう。