「write」の過去形・過去分詞・ing系はwrote/written?読み方や例文・発音(カタカナも)は【現在完了の使い方等も】
英語の write は日常的によく使う動詞ですが、過去形が wrote、過去分詞が written となる不規則変化に注意が必要です。
スペルだけでなく、発音や現在完了形での使い分けまで押さえると、英作文や英会話で迷いにくくなるでしょう。
この記事では write の基本活用、読み方、例文、現在完了との関係を順に整理します。
writeの活用と基本的な意味

それではまず write の活用と基本的な意味について解説していきます。
writeが表す書くという動作
write は主に、文字を書く、文章を書く、手紙やメールを書くという意味で使われる動詞です。
日本語では一言で「書く」と訳せますが、英語では何を書くのか、誰に向けて書くのかによって後ろに続く語が変わります。
I write a diary every day. は、私は毎日日記を書く、という意味です。
She writes emails to her clients. は、彼女は顧客にメールを書く、となります。
write は文字を手で書く場面だけでなく、パソコンで文章を作る場面にも使える動詞です。
小説を書く、記事を書く、名前を書く、プログラムを書くといった幅広い表現に対応します。
なお、write の後ろには book、letter、email、report、name、message など、書かれる内容を置くことが多いでしょう。
writeの現在形と三人称単数形
原形は write で、読み方はカタカナでライトに近い発音です。
語尾の e はそのまま残り、現在形では I write、you write、we write、they write の形になります。
主語が he、she、it のときは writes となり、読み方はライツです。
I write letters in English.
私は英語で手紙を書きます。
She writes a blog every week.
彼女は毎週ブログを書きます。
writes は write に s を加えただけですが、主語との一致を確認する必要があります。
英文の基本問題では、主語が三人称単数なのに write のままにしてしまうミスが起こりやすいため注意したいところです。
writeの活用一覧
write は規則動詞ではないため、過去形と過去分詞を ed で作ることはできません。
活用をまとめて覚えることが、正確な英文を作る近道になります。
| 文法上の形 | スペル | カタカナに近い読み方 | 主な使い方 |
|---|---|---|---|
| 原形 | write | ライト | 現在形や不定詞 |
| 三人称単数現在形 | writes | ライツ | he、she、it が主語の現在形 |
| 過去形 | wrote | ロウト | 過去の出来事 |
| 過去分詞 | written | リトゥン | 完了形や受動態 |
| 現在分詞 | writing | ライティング | 進行形 |
write、wrote、written、writing の四つをセットで覚えると、時制ごとの選択がしやすくなります。
wroteとwrittenの使い分け
続いては wrote と written の使い分けを確認していきます。
wroteを使う過去形の文
wrote は write の過去形であり、過去に完了した書く行為を伝えるときに使います。
昨日、先週、昨年など、具体的な過去の時点を示す語と相性がよい形です。
I wrote a letter yesterday.
私は昨日手紙を書きました。
They wrote the report last night.
彼らは昨夜その報告書を書きました。
yesterday や last night があるため、現在完了形ではなく wrote を使うのが自然です。
Did you write the email? のように did を使って質問するときは、動詞を原形の write に戻します。
Did you wrote the email? とはしないため、過去疑問文の形もあわせて覚えましょう。
writtenを使う過去分詞の文
written は過去分詞であり、単独で過去の述語になることは通常ありません。
have、has、had、be動詞などと組み合わせて使うのが大きな特徴です。
I have written a letter. は、私は手紙を書きました、または書いたところです、という完了や経験に関わる意味になります。
The letter was written by my father. では、その手紙は父によって書かれました、という受動態です。
wrote は過去の出来事を述べる形で、written は完了形や受動態を作る材料となる形です。
この役割の違いを理解すると、二つの単語を取り違えにくくなるでしょう。
間違えやすい英文の比較
日本語訳が似ていても、英語では時制によって wrote と written を選び分けます。
| 英文 | 意味 | 注目点 |
|---|---|---|
| I wrote the article yesterday. | 私は昨日その記事を書きました。 | 過去の時点が明確 |
| I have written the article. | 私はその記事を書き終えました。 | 現在へのつながり |
| She has written three books. | 彼女は三冊の本を書いています。 | 経験や実績 |
| The book was written in Japan. | その本は日本で書かれました。 | 受動態 |
wrote の前には have や has を置きません。
現在完了形では have written、has written という組み合わせになります。
writeの発音とカタカナ表記
続いては write の発音とカタカナ表記を確認していきます。
writeの発音記号と音の注意点
write の発音記号は /raɪt/ です。
カタカナではライトと表せますが、日本語のライトよりも最初の r を意識すると英語らしく聞こえます。
舌先を上あごにつけず、口の中で少し後ろに引くようにして r の音を出すとよいでしょう。
続く ai はアイという二重母音で、最後は t で短く止めます。
write の先頭にある w は発音しないため、ワライトではなくライトです。
スペルと音が一致しない点は、英単語を覚える際の重要なポイントになります。
wroteとwrittenの読み方
wrote の発音記号は /roʊt/ で、カタカナではロウトに近い音です。
日本語のロートよりも、口をすぼめながらオウと滑らかにつなげると自然でしょう。
written の発音記号は /ˈrɪtən/ で、カタカナではリトゥンまたはリテンに近く聞こえます。
アクセントは最初の ri に置かれ、最後の ten は強く発音しません。
written をリッテンと一音ずつ強く読むより、リトゥンと軽くつなげるほうが会話では伝わりやすくなります。
writingの発音とつづりの変化
writing は /ˈraɪtɪŋ/ と発音し、カタカナではライティングです。
write に ing を付けるときは、語尾の e を取って writing にします。
write + ing で writing
make + ing で making
use + ing で using
語尾が e の動詞では e を外して ing を付ける例が多いため、まとめて確認すると覚えやすいでしょう。
writing は名詞として文章や執筆という意味でも使われます。
Her writing is easy to understand. は、彼女の文章は理解しやすい、という意味になります。
現在完了で使うhave written
続いては現在完了で使う have written を確認していきます。
完了を表すhave written
現在完了形は have または has に過去分詞を続ける形です。
write の場合は have written、has written となります。
I have written the email. は、メールを書き終えたという完了のニュアンスを持ちます。
ただ過去に書いた事実を言うだけでなく、今は送れる状態である、確認できる状態である、といった現在との関係も感じさせる表現です。
I wrote the email yesterday. は昨日書いたという過去の事実を伝えます。
I have written the email. はメール作成が完了しているという現在の状況に目を向ける表現です。
現在完了形では、過去分詞 written を使うことが最も大切なルールです。
経験を表すhave written
have written は、これまでに何かを書いた経験や実績を表すこともあります。
She has written several novels. は、彼女はこれまでに数冊の小説を書いている、という意味です。
経験を表す現在完了では、いつ書いたかを限定せず、現在までの積み重ねに焦点を当てます。
ever、never、before、many times などの語と一緒に使われることも少なくありません。
Have you ever written a poem? は、あなたは今までに詩を書いたことがありますか、という質問です。
答えるなら、Yes, I have. や No, I have not. のように現在完了の形に合わせます。
継続と受動態でのwritten
write は瞬間的な動作というより、ある期間続く執筆活動を表すこともあります。
He has written for the magazine for ten years. は、彼は十年間その雑誌のために書いてきた、という継続の意味になります。
また written は受動態にも使われます。
This manual is written in simple English. は、この説明書はやさしい英語で書かれています、という意味です。
現在形の受動態では is written、過去形の受動態では was written となります。
have written と be written は、どちらも written を使いますが、前者は完了形、後者は受動態です。
writingを使う進行形と表現
続いては writing を使う進行形と表現を確認していきます。
be writingで表す進行中の動作
be動詞に writing を続けると、今まさに書いている途中であることを表せます。
I am writing a report now. は、私は今レポートを書いています、という意味です。
She is writing a letter to her grandmother. なら、彼女は祖母に手紙を書いているところです。
進行形では am、is、are に現在分詞 writing を組み合わせます。
今この瞬間の動作を伝えたいときは write ではなく be writing の形を選びます。
現在形の I write a report は習慣的にレポートを書くことを示すため、意味が異なります。
未来の予定を表すwriting
現在進行形は、近い未来の予定を表す場合にも使われます。
I am writing an article tomorrow. は、私は明日記事を書く予定です、という意味で使えます。
ただし、その予定が具体的に決まっている状況で使うと自然でしょう。
be going to write や will write との違いも意識すると、表現の幅が広がります。
| 表現 | 主なニュアンス |
|---|---|
| I will write. | その場で決めた意思や予測 |
| I am going to write. | 以前からの予定や意図 |
| I am writing. | 進行中の動作や具体的な近い予定 |
writingを含むよく使う表現
writing は動詞の一部だけでなく、名詞や形容詞的な役割でも使われます。
creative writing は創作文章、business writing はビジネス文書作成、writing skills は文章を書く力を意味します。
英文メールでは writing to you の形もよく見かけます。
I am writing to ask about the event. は、そのイベントについて尋ねるためにご連絡しています、という丁寧な書き出しです。
I am writing to thank you for your help.
ご支援へのお礼をお伝えするためにご連絡しています。
メールの I am writing to は、連絡の目的を自然に示せる便利な定型表現です。
writeの過去形と過去分詞のまとめ
最後に write の過去形と過去分詞についてまとめていきます。
write の過去形は wrote、過去分詞は written、現在分詞は writing です。
wrote は yesterday や last week などを伴う過去の出来事に使い、written は have written の現在完了形や be written の受動態に使います。
write はライト、wrote はロウト、written はリトゥン、writing はライティングと覚えると、発音とスペルの結び付きも整理しやすいでしょう。
特に have wrote ではなく have written となる点は、英語学習で何度も確認したい重要事項です。
短い例文を自分でも作り、現在形、過去形、現在完了形、進行形を比べながら練習すると、write の活用が自然に身に付きます。