「know」の過去形・過去分詞・ing系はknew/known?読み方や例文・発音(カタカナも)は【現在完了の使い方等も】
knowは英語の基本動詞ですが、過去形のknewや過去分詞のknownになると、つづりと発音の変化に迷いやすい単語です。
現在形から過去形、現在完了、進行形までを一緒に整理すると、会話でも英作文でも自然に使いやすくなります。
knowの活用形と基本の結論

それではまずknowの活用形と基本の結論について解説していきます。
原形・過去形・過去分詞・ing形の一覧
knowは規則動詞ではないため、過去形にedを付けることはありません。
活用はknow-knew-knownと覚えるのが基本です。
| 区分 | 英単語 | カタカナの目安 | 主な使い方 |
|---|---|---|---|
| 原形 | know | ノウ | 知っている、知る |
| 三人称単数現在 | knows | ノウズ | he knows など |
| 過去形 | knew | ニュー | 過去に知った、知っていた |
| 過去分詞 | known | ノウン | have known、be known |
| ing形 | knowing | ノウイング | 知っていて、意図的に |
knewは過去形のみで使い、knownは過去分詞として完了形や受動態に置かれます。
この役割の違いを押さえることが、活用を使い分ける近道でしょう。
knowの過去形はknew、過去分詞はknownです。
knewをhaveの後ろに置くことはできず、現在完了ではhave knownを使います。
knowが表す知識と認識
knowの中心的な意味は、情報や事実を知っていることです。
I know the answer.は「私はその答えを知っています」となります。
人を目的語にすると、その人と面識があるという意味にもなります。
I know her well.なら「私は彼女のことをよく知っています」という内容です。
さらに、経験を通じて理解している場面にも使えます。
He knows how difficult the job is.は、仕事の大変さを彼が理解していることを表します。
knowは一時的に情報を得る動作よりも、知識を持っている状態に焦点を当てる動詞です。
その性質が、ing形を使いにくい理由にもつながります。
knewとknownを迷わない見分け方
文中にdidやyesterdayなど、過去の一時点を示す表現がある場合はknewが候補になります。
I knew the news yesterday.は「私は昨日その知らせを知りました」です。
have、has、hadの後ろなら、過去分詞のknownを使います。
She has known him for years.は「彼女は何年も彼を知っています」という現在完了の文です。
I knew that fact.
過去の時点でその事実を知っていたという意味です。
I have known that fact for a long time.
以前から現在まで、その事実を知り続けているという意味になります。
knewとknownの読み方と発音
続いてはknewとknownの読み方と発音を確認していきます。
knowとknewの発音
knowはカタカナで「ノウ」に近い発音です。
先頭のkは発音せず、nから始める点が重要になります。
knewは「ニュー」と読みます。
newと同じ音であり、knewだけを見て「クニュー」と読まないよう注意しましょう。
knowの発音記号は通常 /noʊ/、knewは /nuː/ と示されます。
knのkは黙字であり、know、knew、knownでは共通して発音されません。
knownの発音と語尾の注意
knownは「ノウン」と読むのがカタカナの目安です。
ただし、日本語のノーウンのように母音を強く二つに分けすぎず、滑らかにつなげる感覚が大切です。
発音記号は /noʊn/ です。
最後のnまで軽く発音するため、knowとknownは音の終わり方が異なります。
| 単語 | 発音の目安 | 聞き分けるポイント |
|---|---|---|
| know | ノウ | 語尾は母音で終わる |
| knew | ニュー | 長いウーの音になる |
| known | ノウン | 最後にnの音が残る |
| knowing | ノウイング | knowの後ろにingが続く |
会話で自然に聞こえる練習法
発音練習では、単語だけを繰り返すより短い文で声に出す方法が役立ちます。
特にI know、I knew、I have knownを並べると、音と文法の両方を確認できます。
I know the place.
アイ ノウ ザ プレイス
I knew the place.
アイ ニュー ザ プレイス
I have known the place for years.
アイ ハヴ ノウン ザ プレイス フォー イヤーズ
knewはnew、knownはknownという一語のまとまりとして音読すると、発音が安定しやすくなります。
つづりを一文字ずつ日本語に置き換えないことがポイントです。
knowの過去形knewの使い方
続いてはknowの過去形knewの使い方を確認していきます。
過去の時点で知っていた場合
knewは、過去のある時点で知識や認識があったことを伝える形です。
When I was a child, I knew his name.なら、子どもの頃に彼の名前を知っていたという意味になります。
過去形なので、現在も知っているかどうかまでは文だけで断定できません。
今も知っていると伝えたい場合は、文脈を補うか現在完了を選ぶと明確です。
knewは過去の一点または過去の期間に視線を置く表現と考えると分かりやすいでしょう。
last year、then、at that timeなどと相性が良い形です。
knowとfind outの違い
「知る」を英語にするとき、knowとfind outを混同しやすいところです。
knowは知っている状態を表し、find outは調べて新しい事実を知る出来事を表します。
I knew the result.は「結果を知っていました」です。
I found out the result.は「結果を知りました、調べて分かりました」というニュアンスになります。
knowは知識を持つ状態、find outは情報を発見する動作です。
「いつ知ったのか」を強調する場合はfind outが自然なこともあります。
否定文と疑問文の作り方
knewの否定文ではdid not knowを使います。
didの後ろは原形になるため、did not knewとはしません。
疑問文もDid you know~の形です。
Did you know that she moved?は「彼女が引っ越したことを知っていましたか?」と尋ねる表現になります。
didが出たらknowに戻すというルールを覚えておくと、英作文のミスを減らせます。
過去形を二つ重ねないことが大切です。
過去分詞knownと現在完了
続いては過去分詞knownと現在完了を確認していきます。
have knownが表す継続
have knownは、過去に知り始めて現在まで知っている状態が続くことを表せます。
現在完了の継続用法では、forやsinceと一緒に使われることが多い形です。
I have known Ken for ten years.は「私は10年間ケンを知っています」です。
知り合った出来事そのものより、関係が現在まで続いていることに重点があります。
| 表現 | 意味 | 時間のイメージ |
|---|---|---|
| for three years | 3年間 | 期間の長さ |
| since 2020 | 2020年から | 始まった時点 |
| have known | 知っている状態が続く | 過去から現在 |
forは期間、sinceは起点を示すという違いも、have knownと一緒に覚えると実践的です。
現在完了の文ではknownが必ず必要になります。
has knownとhad knownの違い
主語がhe、she、itのときはhas knownを使います。
She has known the teacher since elementary school.のように、現在まで続く関係を表現できます。
had knownは過去完了で、ある過去の時点より前から知っていた状態を示します。
By then, I had known the truth for months.は、その時点までに数か月間真実を知っていたという意味です。
I have known her since 2022.
2022年から今まで彼女を知っています。
I had known her before the meeting.
その会議より前から彼女を知っていました。
be knownの受動態表現
knownはbe動詞と組み合わせて、知られている、有名であるという意味にもなります。
This town is known for its hot springs.は「この町は温泉で知られています」です。
be known asは、何々として知られているという表現です。
be known toは、誰々に知られているという意味で使われます。
have knownは自分が知っている状態、be knownは世間に知られている状態です。
同じknownでも、前に置かれる語によって文の意味が大きく変わります。
knowingと進行形の注意点
続いてはknowingと進行形の注意点を確認していきます。
knowが進行形になりにくい理由
knowは状態動詞と呼ばれ、通常は進行形で使いません。
I am knowing the answer.は一般的な英語として不自然です。
答えを知っているならI know the answer.と表現します。
状態動詞は、動作が進行している場面よりも、ある状態にあることを示すためです。
日常的な「知っている」ではI am knowingではなくI knowを使います。
knowは原則として進行形にしない状態動詞です。
knowingが使われる場面
knowingは完全に使えないわけではありません。
形容詞的に「知っていて」「承知の上で」という意味を持つ場合があります。
She made a knowing smile.は、事情を知っているような意味ありげな笑みを表します。
Knowing the risk, he accepted the offer.なら、危険を承知した上で彼が申し出を受けたという内容です。
このknowingは進行形の一部ではなく、分詞として働いています。
knowingを見たら、進行中の知識ではなく「知った上で」の意味をまず考えるとよいでしょう。
現在分詞を使った英文の読み方
文頭のKnowingは、理由や背景を補足する分詞構文として使われることがあります。
Knowing that time was limited, we started early.は、時間が限られていると分かっていたので早く始めたという意味です。
主節の主語とKnowingの意味上の主語は基本的に同じです。
そのため、誰が知っていたのかを主節から確認すると、英文を読み違えにくくなります。
会話ではbecauseを使った文の方が分かりやすい場合もあります。
一方、文章ではknowingを使うと理由をコンパクトに添えられます。
knowを使う例文とまとめ
最後にknowを使う例文とまとめを確認していきます。
knowの活用は、現在形がknow、過去形がknew、過去分詞がknown、ing形がknowingです。
knewは過去の事実、knownは完了形と受動態という役割の違いを中心に覚えましょう。
I knew the answer yesterday.は、昨日の時点で答えを知っていたことを示します。
I have known the answer for a long time.は、長い間ずっと答えを知っていることを伝える現在完了の文です。
また、knowは状態動詞なので、普通はI am knowingとは言いません。
knowingは「知っていて」「承知の上で」といった分詞の用法で見かけることがあります。
発音ではknowを「ノウ」、knewを「ニュー」、knownを「ノウン」と捉え、先頭のkを読まない点を意識すると聞き取りにも役立ちます。
例文を声に出しながら、活用形と時間の感覚を結び付けていくことが、確実な定着につながるでしょう。